美肌効果はマカダミアナッツで手に入れよう！嬉しい栄養＆効果で肌トラブルを解消！おすすめマカダミアナッツ＆食べ方も

ハワイのお土産として有名なマカダミアナッツ。独特な歯触りと甘みが特徴のナッツであり、その栄養素や希少さから「King of Nuts＝ナッツの王様」と呼ばれることもあります。

そんなマカダミアナッツは、もちろん健康効果もたくさんあるのですが、特に美容効果が絶大だと注目されています。なぜなら、美肌に嬉しい栄養素がたっぷりだから！です。

（マカダミアナッツの健康効果については、以下の記事もご参考にどうぞ！↓↓）
≪マカダミアナッツには知られざる健康効果が！栄養たっぷりのナッツを食べて健康パワーをゲットしよう！≫

今回は、東京上野・アメ横で1956年から続くナッツとドライフルーツの専門店・小島屋の視点から、マカダミアナッツの美肌効果について詳しく解説していきましょう！

ハワイのイメージが強いマカダミアナッツですが、実は原産はオーストラリア東海岸。何千年もの歴史があり、昔はアボリジニの人々の貴重なごちそうだったそうです。今も価値が高いとされる高ランクのナッツの1つであり、「ナッツの王様」と呼ばれる所以となっています。

余談ですが、マカダミアナッツは　「マカデミアナッツ」「マカダミアンナッツ」「マカデミアンナッツ」と書かれていることもあります。たくさんの呼称がありますが、どれも意味は同じです♪英語で読むか、ローマ字で読むかの違いでブレがあるみたいですね。

マカダミアナッツの特徴としては、ツルっとした歯ざわりと芳醇なフレーバー、そして豊富な栄養素が挙げられます。他のナッツと比べて脂質が多いのも特徴で、なんと75％を脂質が占めているのです。そして今回のテーマである「美肌」は、この良質な脂質がカギになります。

それでは、具体的にマカダミアナッツの重要な栄養素について解説しましょう。マカダミアナッツの特徴である良質な脂質のほか、ミネラルなどもポイントです。

マカダミアナッツの75％を占める脂質は、ほとんどが不飽和脂肪酸です。これは植物や魚にに含まれる良質な脂質で、体に良い影響を与えてくれます。中でも、マカダミアナッツに豊富なのがオレイン酸。これはオリーブオイルにも含まれる脂肪酸として有名ですね。

オレイン酸は、人間の皮脂にも多く含まれる脂肪酸の1種であり、肌への馴染みがよいとされています。また抗酸化作用があり、コレステロールを下げ動脈硬化を予防するなど、健康効果があるのも特徴です。

【参考】オレイン酸　-わかさの秘密
　　　　皮脂　-　化粧品用語集　日本化粧品技術者会

パルミトレイン酸も人間の皮脂を構成する重要な脂肪酸の1種です。しかしナッツ類を含めた植物の中で、パルミトレイン酸を多く含むものはほとんどありません。パルミトレイン酸はマカダミアナッツの特徴的な栄養素と言えるでしょう。

健康効果も注目されており、インスリンへの感受性を高めて糖尿病を予防したり、高血圧・脳卒中の予防にも役立つとされています。

【参考】食べて美しく！今注目のマカダミアナッツオイルはスキンケアだけじゃないのです　-オーストラリア・マカダミア協会

マカダミアナッツには、バランスよく摂取することが重要なミネラルやビタミンも幅広く含まれています。特に美肌に重要なものとして、銅と亜鉛、そしてセレンを紹介しておきましょう。

銅や亜鉛には様々な働きがありますが、中でも注目されるのが活性酸素を除去する酵素としての抗酸化の働きです。また、セレンはそれ自体が抗酸化作用を持つことで知られています。活性酸素は老化や病気の原因となるので、抗酸化作用により生活習慣病を予防したり、シワやシミを予防する効果が期待されています。

また、特に亜鉛は新しい細胞を作る時には必須のミネラルです。そのため、お肌のターンオーバーを促すのにも重要な成分と言えるでしょう。

【参考】特集：SOD（スーパーオキシドジスムターゼ）　-コスモ・バイオ株式会社ミネラル成分の銅の働きと1日の摂取量　-健康長寿ネット　公益財団法人長寿科学振興財団
亜鉛の働きと１日の摂取量　-健康長寿ネット　公益財団法人長寿科学振興財団

それでは、マカダミアナッツの具体的な美肌効果について紹介していきましょう。

マカダミアナッツに含まれるオレイン酸・パルミトレイン酸といった良質な脂質は、皮脂を構成し、水分の蒸発を防いで皮膚を保護します。つまり、お肌の乾燥を防いでくれるのです。不要なものと避けられがちな皮脂や脂質ですが、これらは肌を守るうえで重要な働きをしているのです。

【参考】オレイン酸とは　-化粧品成分オンライン

マカダミアナッツに特徴的なパルミトレイン酸は、皮脂を構成する脂肪酸の1種ですが、実は最も多いのは赤ちゃんの頃とされています。年齢を重ねるとともにパルミトレイン酸は減ってしまうのです。そのため、外から補充することが重要。マカダミアナッツを摂取することで、赤ちゃんの肌のようなツヤのある肌を目指すことができます。

また、亜鉛にはお肌のターンオーバーを促進してくれる働きがあるので、くすみの少ないキメの整った肌にも近づくことができるでしょう。

【参考】オーストリッチオイル　-美容経済新聞

マカダミアナッツには、活性酸素を除去して体のサビつきを防いでくれるミネラルが豊富です。そのためマカデミアナッツは、抗酸化作用の高いナッツと言えるでしょう。抗酸化作用は細胞の老化を抑え、紫外線などの刺激（酸化ストレス）から肌を守ってくれます。

細胞を酸化させる原因となる活性酸素は、シワやシミの原因になるとされています。そのため、抗酸化作用はこれらの肌トラブルを抑え、美肌を維持するのに効果的なのです。

またオレイン酸には抗菌作用もあり、ニキビや皮膚炎の原因になる菌を抑制する効果が認められています。シワやシミだけでなく、ニキビや吹き出物の予防にも効果があると言えます。

肌荒れをよく起こす人は、便秘がちであることがよくあります。というのも便秘になると、腸内で悪玉菌が増えて有害物質や老廃物をため込んでしまい、それが血流にのって全身に流れ、肌荒れの原因となるからです。肌トラブルを予防するためにも、便秘を改善してデトックス効果を得るのは重要になります。

便秘予防には、食物繊維や水分・良質な油が重要です。マカダミアナッツには、食物繊維がごぼうの約1.1倍含まれており、腸をキレイにし便通を整える効果があります。またオレイン酸にも、便秘を解消する効果があります。オレイン酸は小腸で消化吸収されにくいので、大腸に届いて腸に刺激を与えることができるのです。

【参考】便秘予防の食事レシピ　-健康長寿ネット　公益財団法人長寿科学振興財団

マカダミアナッツの美肌効果がわかったところで、マカダミアナッツの食べ方のポイントを紹介しましょう。選び方や食べる量など、ちょっとしたことで効果をより引き出すことができますよ。

まずは、どんなマカダミアナッツを選ぶかが重要です。マカダミアナッツはおつまみやお菓子などに加工されている場合が多いですが、これらには塩分や余計な糖分が含まれていることも。そのため、美肌のためには無添加タイプが◎でしょう。また、無油・無塩タイプがヘルシーでおすすめです。

小島屋のマカダミアナッツは完全無添加。無塩・無油で職人さんに直火ローストしていただいています。そのため、マカダミアナッツの風味と甘みが存分に感じられますよ。無添加なので、パンに入れるなどの加工がしやすいのも人気が高いポイントです。

マカダミアナッツはナッツの中でもカロリーが高いナッツとして知られています。100gあたりのカロリーは720g。いくら良質な脂質を含んでいるとはいえ、食べ過ぎには注意が必要です。だからこそ、1日の摂取量を守り、それを毎日積み重ねるのが大切です。

1日の適正な摂取量は、7～10粒（約100～150kcalに相当）です。夜は脂肪としてため込みやすいので、おやつの時間に取り入れるのがよいでしょう。

そのままのマカダミアナッツは飽きてしまう！という方は、アレンジレシピがおすすめです。いくつか紹介しておきましょう。

～ドライフルーツとナッツの一口チョコレート～

こちらのレシピではくるみを使っていますが、ナッツはマカダミアナッツでもOK。マカダミアナッツはチョコとの相性が最高ですからね。チョコレートは、ポリフェノールが多い高カカオタイプを使うとダイエット中でも食べられます。健康・美容効果がより得られるでしょう。

～イカマリネ マカダミアナッツのせ～

おやつやスイーツのイメージが強いマカダミアナッツですが、その食感を生かしてお料理に使うのもおすすめです。こちらはさっぱりしたマリネにマカダミアナッツの食感とコクがアクセントになった一品。冷蔵庫にあると便利ですよ。

美肌効果がたっぷりのマカダミアナッツ。健康効果も注目されているので、健康的で美しい身体を手に入れるにはぴったりの食材です。脂質が多くカロリーが高い！と避けるのではなく、むしろこれを味方にすることで、美味しくナッツを食べながらキレイを目指しましょう！

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