スナック菓子のような感覚で楽しめるバナナチップス。サクサクした食感が特徴で、一度食べ始めると止まらないお菓子として、子どもにはもちろん大人にも人気がありますね。最近は原材料や味にこだわりのある本格バナナチップも増え、ますます種類が増えています。
そこで今回は、東京上野・アメ横で1956年から続くナッツとドライフルーツの専門店・小島屋おすすめの、バナナチップス人気ランキングをご紹介します。また、バナナチップを選ぶ時のポイントやあまり知られていない栄養面についても解説しますので、要チェックです!
バナナチップの基礎知識を知ろう
原料は普通のバナナ?
まずは、あまり意識されないバナナチップスの原材料について解説しておきましょう。
そもそもバナナとは、バショウ科の多年草。多年草なので厳密には樹木ではないのですが、いわゆる「バナナの木」に生る果実部分のことです。原産地は熱帯アジアやマレーシアで、紀元前からの古い歴史を持ちます。今でもフィリピンなどを中心した「バナナ・ベルト」と呼ばれる熱帯の地域で栽培されています。
実はバナナには、数百種もの種類があるとされています。バナナチップスの原材料には、普段食べるような完熟バナナが使用される場合もありますが、普通のバナナとは異なりやや甘さが控えめのバナナチップス専用バナナを使う場合もあります。
体にわるいお菓子?栄養は?
原材料がバナナとはいえ、油で揚げられているので体にわるいというイメージを持つ人も多いです。事実カロリーは高めで100gあたり500kcalを越えるものも多く、食べ過ぎには注意が必要。しかし、水分が抜けることでバナナの栄養素が凝縮されているという良い点もあります。ここで、バナナに多く含まれる栄養素を紹介しましょう。
●食物繊維 :便通改善、整腸作用に関わる。
●カリウム :余分な水分やナトリウムを排出し、むくみを解消する。高血圧の予防にも。
●マグネシウム:エネルギー産生や筋肉収縮のコントロールなど、様々な働きを持つ。
●ビタミンB2:「美容ビタミン」とも言われ皮膚や粘膜の健康を保つ。
●ビタミンB6:タンパク質の代謝に関わり、エネルギー産生に関わる。
バナナチップス選びのポイント
ランキングに入る前に、バナナチップスの選び方について、いくつかポイントを押さえておきましょう。
①食感で選ぶ
製法やバナナの切り方によって、バナナチップの食感が変わります。
まずは製法(揚げ方)について。油で揚げただけではカリッとした食感になりますが、「トースト」タイプはカリカリ食感、「ロースト」タイプはサクッと軽めに仕上がります。ローストとトーストは何が違うの?と思われる方も多いと思いますが、ローストは”少し火を遠くからあてるように焼く”、トーストは”直火に近い状態でカリっと焼く”という違いがあります。
次に切り方・厚さの点についてです。「厚切り」ならジューシーで歯ごたえのあるカリカリに、「薄切り」ではサクサクと軽い食感になります。また割れにくい「輪切り」タイプはやや固め、「縦切り」では繊維方向にカットされるのでパリっと割れやすく、バナナの風味を感じやすくなるのも特徴です。
②甘さで選ぶ
甘さについては、砂糖の使用量や原材料のバナナが関係してきます。もともとバナナは加熱によって甘味が増す食べ物です。そのため、甘すぎるのは苦手!という方は、砂糖不使用のものや、甘さが控えめのバナナチップ専用バナナを使用したものを選ぶと良いでしょう。
③健康志向なら製法や油に注目
体にわるいと思われがちなバナナチップですが、製法によって健康に配慮することは可能です。油で揚げただけのものは油っこくカロリーが高くなりがちですが、揚げたのちにローストすると余分な油を落とすことができます。また揚げた後にトーストしたものは、一般的にローストよりも少ない油で済むのが特徴です。
とはいえ油を使っているという点で「バナナチップは体にわるいからちょっと…」という方は、「ココナッツオイル」使用のものがおすすめ。ココナッツオイルは、酸化しにくいうえに吸収消化が早くエネルギーとして消費されやすいため、普通の油より太りにくく、酸化物を作らないので健康指向の方も食べていただきやすいです。
バナナチップおすすめランキング
それでは、おすすめのバナナチップをランキングで見ていきましょう。今回は、小島屋で提供しているバナナチップを売上&人気の高い順にランキングしました。
【1位】厚切りブラウンバナナチップトースト
1位は厚切りタイプのバナナチップトースト。バナナチップ専用に作られたフィリピン産の上位種バナナを使用し、より自然な甘さの上品なバナナチップとなっています。トーストしているので油っぽさがないのも特徴。使用している油はココナッツオイルです。風味と食感を良くするため、厚切り&縦切りで食べ応えがありますよ♪
【2位】伝説のブラウンローストバナナチップス
2位はサクッと食感のローストタイプ。こちらもバナナチップ専用に作られたフィリピン産の高級バナナを使用しています。砂糖は控えめで、バナナ本来の甘さを追求しました。こちらもココナッツオイルを使用し、油少なめの特殊製法で作っています。軽い食感で飽きずに食べられます♪
【3位】良質のバナナチップス
3位は定番の製法で作られたバナナチップス。しかし普通のバナナチップスではありません。ココナッツオイルの使用はもちろん、フィリピン産の良質なバナナを使用し、新鮮なうちに販売しています。やはり加工品でも時間とともに劣化してしまうので、新鮮さは重要です。ぜひサクサク食感をお試しください!
バナナチップスの食べ方
バナナチップスは手軽にエネルギーと栄養を補給できるため、ちょっとした間食やおやつにおすすめです。添加物が少ないので、スナック菓子を食べたいお年頃のお子様にも良いですね。
食べ方としては、そのままポリポリと食べるのはもちろん、朝食のヨーグルトやシリアルに加えるといつもと違う食感・風味が味わえるのでおすすめです。砕いてクッキーやパンに入れてもおいしいですよ。
お気に入りのバナナチップスを見つけよう!
バナナチップスの特徴や人気ランキングをご紹介してきました。一度食べると止まらないバナナチップ。せっかくならお気に入りのバナナチップスを見つけて朝食やおやつ時間を楽しみましょう!