マグネシウムとは、身体を構成するミネラルの1つです。しかし「よく耳にするけれどどんな働きをしているかわからない!」と思われていることも多いのではないでしょうか?実は、マグネシウムは骨などの身体の一部を構成し、とても重要な働きを持っています。
そんなマグネシウムは、不足しがちな栄養素。不足するならサプリを飲めば?と思われる方もいると思いますが、食べ物から美味しく摂取するのも良いですね。亜鉛は豆腐や納豆などに多いですが、より手軽に摂取できる食べ物としておすすめなのが、ミネラル豊富なナッツ、お手軽なミックスナッツです。
そこで今回は、お手軽な食べ物であるナッツの中でも、特にマグネシウムが多いものをランキングでご紹介!
また、東京上野・アメ横で1956年から続くナッツとドライフルーツの専門店・小島屋おすすめのナッツ商品もご紹介しますので、要チェックです♪
マグネシウム豊富なナッツ類で健康維持と回復をサポート
マグネシウムの多いナッツ類は、健康維持やスポーツ後の回復をサポートします。特にアーモンドやカシューナッツ、ピスタチオ、クルミ、マカダミアナッツが効果的で、エネルギー代謝や骨の健康にも寄与します。これらのナッツは、ミネラルやビタミン、食物繊維も豊富に含んでおり、栄養バランスを整えるのに役立ちます。ナッツを食事に取り入れることで、効率的にマグネシウムを摂取し、全体的な健康を向上させましょう。
マグネシウムとはどんなミネラル?
マグネシウムとは?
マグネシウムとは、人の身体の必要なミネラルの1種です。様々な細胞や骨の中に存在し、体内には全部で約25gものマグネシウムがあるとされています。
マグネシウムの1日推奨量は、成人男性で370mg/日、女性で290mg/日です。しかし厚労省の栄養調査報告によると、全年代的にマグネシウム摂取量は少なく、男性で133mg/日、女性で80mg/日のマグネシウムが不足しています。(値は30~40代、平成28年度報告分を参考)
(※マグネシウム不足による症状については、以下の記事で詳しく解説しています↓↓)
≪知らないと損するマグネシウム不足のはなし~身近な不調や症状もマグネシウム不足のせいかも?~≫
マグネシウムが多い食べ物には、豆腐や納豆、わかめなどがあります。ちなみに豆腐を作る時に使われる「にがり」の主成分は、マグネシウムなのですよ。
マグネシウムの効果・働き
体内に存在するマグネシウムのうち、50~60%はカルシウムとともに骨を形成しており、骨の強さに関わっています。
残りのマグネシウムは脳や筋肉・神経といった組織に存在し、栄養素の合成や神経伝達の補助、さらに筋肉の収縮をコントロールするといった効果を持ちます。またマグネシウム不足によって片頭痛がもたらされることもあり、頭痛持ちの方には特に重要な栄養素です。
頭痛といえば、台風や低気圧で頭痛がひどくなる「低気圧頭痛」にお悩みの方も多いのではないでしょうか。この症状にもマグネシウムが効果的とされます。原因やおすすめの食べ物など、詳しくは以下の記事で紹介していますので、ぜひこちらもチェックしてみてください↓↓
≪台風が接近したり低気圧で頭痛になる方におすすめの食べ物。ナッツの意外な効能?≫
マグネシウムが多いナッツベスト5
どうしても不足しがちなマグネシウムを補うのにおすすめな食べ物が、手軽に食べられるナッツです。ここからは、マグネシウム含有量の多いナッツをランキングで紹介していきましょう!
【1位】かぼちゃの種
1位は、100gあたり約530mgものマグネシウムを含むかぼちゃの種です。
(ちなみに、マグネシウムが多い食べ物として知られる木綿豆腐は100gあたり130mg、わかめ(生)は100gあたり110mgのマグネシウムを含んでいます)
かぼちゃの種は、日本では馴染みが薄いかもしれませんが、種実類であり立派なナッツの1つです。マグネシウムの他にも、鉄分や亜鉛・ビタミンEなどが豊富で、栄養価が高い食べ物として欧米では日常的に食べられています。
【2位】ひまわりの種
2位は、100gあたり約390mgものマグネシウムを含むひまわりの種です。
ひまわりの種も、日本では食用としてあまりメジャーではないですが、アメリカなどでは手軽に食べることができる食べ物です。マグネシウムの他にも亜鉛やビタミンE・リノール酸などが豊富で栄養価が高く、海外アスリートもおやつに食べているそうですよ。
【3位】ブラジルナッツ
3位は、100gあたり約370mgものマグネシウムを含むブラジルナッツです。
ブラジルナッツとは、アマゾン地域を原産とするナッツの1種。他のナッツのように広く栽培されているわけではないので、とても希少なナッツとして知られています。ミネラルの宝石と呼ばれるほど豊富なミネラルを含み、特に強い抗酸化作用のあるセレンが多いです。
※但しセレンは微量ミネラルですので、摂取しすぎると吐き気などの症状が出るおそれがあります。ブラジルナッツの摂取量目安は1日1~2粒。1日食べ過ぎた程度では問題はないと思われますが、毎日のようにたくさん食べ過ぎるのは避けましょう。
(※ブラジルナッツの栄養・効果については以下の記事もご参考にどうぞ↓↓)
≪今話題のブラジルナッツとは?1粒で栄養満点の次世代ナッツの魅力をご紹介!≫
【4位】アーモンド
4位は、100gあたり約310mgのマグネシウムを含むアーモンド。
ナッツの定番、アーモンド。アーモンドは世界三大ナッツの1つであり、世界的にもメジャーなナッツです。マグネシウムの他にも、食物繊維やビタミンE・オレイン酸といった栄養素が多いのが特徴で、その健康効果が注目されています。
(※アーモンドの栄養・効果については以下の記事もご参考にどうぞ↓↓)
≪アーモンドの効果で健康に!アンチエイジングや美容にも効能が?効果的な食べ方も紹介!≫
【5位】松の実
5位は、100gあたり約250mgのマグネシウムを含む松の実。
薬膳にも使用されるほど栄養豊富な松の実。ジェノベーゼソースを作る時にも活躍する食べ物ですね。マグネシウムの他、鉄分や亜鉛・ビタミンKなどが多いです。
(※松の実の栄養・効果については以下の記事もご参考にどうぞ↓↓)
≪松の実は美容効果たっぷり!健康や育毛にも効果が?栄養成分やおすすめの食べ方を紹介!≫
おすすめナッツ&レシピ
ここからは、マグネシウムの不足が気になる方や手軽に摂取したい方のために、おすすめのナッツやレシピをご紹介しておきます。
マグネシウム補給のおすすめは?
まず紹介するおすすめナッツは、マグネシウム含有量ベスト1のかぼちゃの種です。
小島屋のかぼちゃの種は、そのままでも美味しく食べられるよう職人さんの手仕事で丁寧にローストしています。無塩・無油・完全無添加で、ヘルシーなのも特徴。1日の適量は、20粒(=10g)程度が目安です。シリアルやヨーグルトに入れて楽しんでみてくださいね。
マグネシウムはしっかり補給したいけれど、毎日かぼちゃの種というのもちょっと…という方には、いろんなナッツから栄養を摂取できるミックスナッツがおすすめ。小島屋では、栄養学の専門家のご協力のもと、年代別ミックスナッツを考案しました!
このミックスナッツでは、年代・性別に合わせて特に必要な栄養素を補助することができます。食べる目安は1日30g程度。おやつにぴったりの量ですよ。マグネシウムはもちろん、カルシウムや鉄分など、不足しがちな他のミネラルを補うこともできます。
おすすめナッツを使ったレシピ
マグネシウム補給には、間食などにナッツをそのままポリポリと食べていただければ良いのですが、お菓子などにアレンジしたい!という方におすすめのレシピを紹介しておきます。
こちらは、マグネシウム含有量1位&4位のかぼちゃの種とアーモンドを使ったスイーツ。実はチョコレートにもマグネシウムが含まれているので、しっかりとミネラルを補助できるおやつとなっていますよ♪
手軽なナッツでマグネシウムを!
不足しがちなマグネシウム。カルシウムや鉄分ほどメジャーではないかもしれませんが、骨の健康や頭痛の緩和に重要なミネラルです。手軽に食べられるナッツからマグネシウムを補給し、健康で元気な身体を維持しましょう!
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よくある質問
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マグネシウム アーモンド 何粒?
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100gあたり約310mgのマグネシウムを含むアーモンド。マグネシウムの摂取は平均して不足しており、年齢や性別にもよりますが、1日のアーモンド適量20~25粒で不足分のマグネシウムのうち約50~100%が補えます。アーモンドは他にも、食物繊維やビタミンE・オレイン酸といった栄養素が多いのが特徴で、その健康効果が注目されています。
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マグネシウムが多く含まれる食べ物は?
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マグネシウムが多い食べ物には、豆腐や納豆、わかめなどがあります。栄養不足を補う間食としておすすめなのは、ナッツやシード類です。特にかぼちゃの種、ひまわりの種、アーモンドはマグネシウムが豊富に含まれており、マグネシウム不足を補うのにぴったりです。
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マグネシウム不足のチェック方法は?
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マグネシウムは体の多くの機能に関わっているため、不足すると、集中力の低下・イライラ、筋肉の痙攣(こむら返りなど)、頭痛などが現れることがあり、知らない間に老化、骨粗鬆症、高血圧や動脈硬化を引き起こす可能性もあります。