お手軽スイーツの定番、パウンドケーキ。最近ではコンビニでも個包装でカット単位で販売されている人気のスイーツですね。
パウンドケーキはパンの生地に近く、具材によっては朝食やおやつにもなる便利なケーキです。実はパウンドケーキは、混ぜて焼くだけで簡単に手作りできるスイーツ。しかも、好きな具材を入れることで、アレンジも無限大なんです。
「今日は何を入れる?」そんなことを考えながら、味を想像するのも楽しいですよ。今回は、東京上野・アメ横で1956年から続くナッツとドライフルーツの専門店・小島屋がおすすめする具材を一挙紹介!わくわくパウンドケーキの世界へ、一歩踏み出してみましょう♪
香り豊かなナッツとドライフルーツのパウンドケーキ: 簡単でおすすめのレシピ
簡単でおすすめなナッツとドライフルーツが入ったパウンドケーキのレシピ。材料はバター、砂糖、生地には薄力粉やベーキングパウダーなどを利用。オーブンでじっくり焼き、香り豊かなお菓子が完成。人気のベーキングパンやラムミックスもお役立ち。バリエーション豊かなフルーツやレーズン、かぼちゃやバナナを好みに応じてたっぷりと加え、基本の作り方で楽しんでみてください。
実は簡単に作れるパウンドケーキ
パウンドケーキの起源・歴史・由来
パウンドケーキの発祥は、18世紀初頭のイギリス。小麦粉・砂糖・バター・卵をそれぞれ1ポンド(=pound)ずつ使って作ったのが、名前の由来です。1ポンド=約450gなので、今のものと比べるとかなり大きいですが、当時はウェディングケーキとして使われたそうですよ。
そんなパウンドケーキは、時代とともに材料や形が変化し、種類も豊富になります。今では、パウンドケーキ型が定着し、この型を用いたケーキ全般を主にパウンドケーキと呼ぶようになりました。
用意するものはコレだけ!
パウンドケーキを手作りするために用意するものは、基本の材料(小麦粉・砂糖・バター・卵)とパウンドケーキ型のみ!さらに、ベーキングパウダーもあると良いでしょう。パウンドケーキの型は、100均などでも簡単に購入できますよ。
これさえあれば、基本のパウンドケーキは完成します。(ベーキングパウダーはなくても作れますが、入れたほうがフワフワになります)
アレンジレシピでは、あえて砂糖やバターを使わないものや、すでに小麦粉や砂糖・ベーキングパウダーが入っているホットケーキミックスを使う場合もあります。
基本のパウンドケーキの作り方
まずは、基本のパウンドケーキ(プレーン)の作り方を確認しましょう。これさえ知っておけば、生地に具材を混ぜるだけで様々なアレンジができますよ。
【一般的なパウンドケーキ型(縦17~18cm)のおすすめ分量(3~4人分)】
①バター100gをボウルに入れ、白っぽくなるまで混ぜる
②①に砂糖90gを加え、さらに混ぜる
③卵2個を溶き、2~3回に分けて入れながら混ぜる
④小麦粉100gとベーキングパウダー小さじ½を振るい入れる
⑤混ざったら型に入れ、予熱しておいた180℃のオーブンで40分焼く
具材を混ぜる際は、お好みの量を型に入れる直前に加えて、さっくり混ぜましょう。具材が沈まないようにするためには、水分が出にくいドライフルーツを使うのがおすすめです。
おすすめアレンジ~定番具材編~
では、具体的に人気のアレンジパウンドケーキを紹介していきましょう。まずは、おすすめ定番具材を使ったパウンドケーキから。使用具材もご紹介しますので、こちらも要チェックです!(具材の量はお好みですが、参考までに基本のパウンドケーキの分量におすすめの量を記載しています)
フルーツケーキ
定番中の定番、フルーツミックスを使ったパウンドケーキ。見た目もカラフルで、かわいらしいスイーツです。お好みで、ミックスナッツも加えてたっぷり具材にしても◎。
【おすすめの具材 / 量】7種類のドライフルーツミックス / 80~100g
‥南国フルーツも入った贅沢な7種類をミックス!手軽にいろんな味を楽しめます。小島屋の7種類のドライフルーツミックスは、300gと1kgで販売。定番の17~18cm型なら、300gあればたっぷり使っても約3本ものパウンドケーキを焼くことができ、かなりフルーツぎっしり感を楽しんでいただけると思います♪
くるみのパウンドケーキ
ナッツの代表・くるみはお菓子作りにぴったり。香ばしさとほのかな苦味が、優しい味に仕上げてくれます。ココアパウダーを入れてチョコ生地にすると、彩りもよくなりますよ。
【おすすめの具材 / 量】無添加・素焼きくるみ / 50~80g
‥丁寧な焙煎で香ばしさが自慢の一品!お菓子作りにはローストタイプが楽チンです。無添加の素焼きくるみも、300gと1kgの2つのタイプでご用意。17~18cm型では、300g入りでもかなりくるみ感を楽しめるパウンドケーキがたくさん作れますよ!市販のくるみ入りスイーツじゃ物足りない!というくるみ好きの方には、ぜひおすすめしたいレシピです。
レモンピールパウンド
レモンの爽やかさに加え、ほのかな苦味も加わって大人な味に仕上がります。トッピングとして、表面にレモンスライスを敷き詰めて焼くと、見た目もオシャレです。
【おすすめの具材 / 量】ノンワックス・レモンピール / 60~80g
‥レモンの爽やかさと苦味のバランスが◎!ノンワックスなので安心して食べられます。小島屋のレモンピールは150g入りですので、定番サイズの17~18cm型ならレモンピールたっぷりのパウンドケーキが約2本作れますよ♪
【おすすめのトッピング / 量】ノンワックス・レモンスライス / 4~10枚(お好みで)
‥レモンの果肉部分も含まれるので、甘さや酸味も同時に感じられます。もちろん、こちらもノンワックスです。小島屋のレモンスライスは130g入りなので、たっぷりレモンスライスをのせた、豪華な見た目のパウンドケーキを作ることができますよ!
レーズンのパウンドケーキ
ドライフルーツの定番、レーズンをふんだんに使ったパウンドケーキ。レーズンはレーズンでも、サルタナやグリーンレーズンなど、いろいろな種類を混ぜて使うと見た目も◎。
【おすすめの具材 / 量】世界から厳選した5種類のレーズン / 60~80g
‥定番のカリフォルニアレーズンをはじめ、5種類のレーズンを揃えています♪枝付きレーズンは200g入りですが、グリーンレーズンは500g、サルタナレーズン・カルフォルニアレーズンは1kgでの販売です。1種類のレーズンでもたっぷりレーズンのパウンドケーキを数回楽しめますが、複数種揃えていただくと、さらにたくさんの美味しいスイーツを作っていただけます♪
おすすめアレンジ~変わり種編~
続いては、少し珍しい具材やトッピングを用いた「変わりパウンドケーキ」のご紹介です!ナッツとドライフルーツ専門店ならではの、小島屋オリジナルレシピでご紹介していきましょう!
濃厚ドライいちじくで
水分の多いいちじくは、ドライフルーツとしてケーキに混ぜるのがおすすめ。濃縮された甘みとプチプチ食感が、やみつきになり美味しいですよ。
【おすすめの具材 / 量】大粒・ドライいちじく(トルコ産) / 150g
‥こちらの大粒ドライいちじくは、柔らかく上品な甘さが特徴で、多くのケーキ屋さんでもご使用いただいています♪こちらも手軽な360g入りと1kg入りの販売。定番サイズのパウンドケーキ型なら、360g入りのドライいちじくでも約2本の贅沢具だくさんパウンドケーキを焼くことができますよ!
バナナ×マカダミアナッツ
マカダミアナッツは、サクッとした心地よい歯ざわりが特徴。ケーキに入れると、その食感がアクセントになります。バナナは生地に混ぜることで、ふんわり甘い生地になりますよ。
【おすすめの具材 / 量】完全無添加「素焼きマカダミアナッツ」 / 50~80g
‥無塩・無油で職人さんがローストしたマカダミアナッツは、小島屋の中でも人気の商品。上品なフレーバーを閉じ込めているのでお菓子作りにもおすすめです♪小島屋の素焼きマカダミアナッツは、400g入りを基本に400g×5袋入り、400g×10袋入りをご用意。400gでも、定番サイズのパウンドケーキ型を使えば、たっぷりマカダミアナッツの入ったケーキを約5本も作ることができます♪
ドライオレンジ×ヨーグルト
こちらはホットケーキミックスを使った簡単レシピ。オレンジとヨーグルトでさっぱり仕上げています。また、バターでなくオリーブオイルを使っているので軽い仕上がりですよ。
【おすすめの具材 / 量】2種類から選べるドライオレンジ / 40g
‥果肉ごと乾燥させたドライオレンジ。優しい甘みの国産は250g入り、やや酸味のあるタイ産は300gと1kgからお選びください♪300gでも、オレンジを十分にを感じられるパウンドケーキがたくさん作れますよ!オレンジ果汁のみを使った市販のスイーツとは違う、本物のオレンジの味を楽しみたい方には特におすすめです♪
デーツパウンド
デーツとは、ねっとりとした甘さが特徴のドライフルーツ。デーツはそのままでは甘すぎる…という人も、ケーキに入れると食べやすいですよ♪
【おすすめの具材 / 量】完全無添加デーツ(なつめやし) / 100g
‥数あるデーツの種類から厳選した5種類を取り揃えています。初めての方には柔らかくコクのある「マジョール種」がおすすめです。マジョールデーツは450g入りでご用意。たっぷりデーツのパウンドケーキを4本作っても、さらにおやつとしてそのままのデーツを試すことができますよ!
かぼちゃの種のマデラケーキ
マデラ酒とは、大きくはワインに分類される洋酒。こちらは、その大人な香りが漂うパウンドケーキです。無ければ、ブランデーなど甘めのお酒で代用可。かぼちゃの種のパリパリ食感もおすすめです。
【おすすめの具材 / 量】無添加ロースト・かぼちゃの種 / 50g
‥無塩・無油でヘルシー!食感が楽しめてクセはないので、お菓子などに混ぜるのにぴったりです。小島屋の素焼きかぼちゃの種は、300gと1kgの2タイプを販売しています。300gでも定番サイズのパウンドケーキを6本も焼けるので、洋酒の量や種類を変えて何度もリピートするのも楽しいですよ♪
お好み具材でアレンジ無限大!
混ぜるものやトッピングを工夫するだけで、簡単にいろいろなアレンジができるパウンドケーキ。お好みの具材を使って、ぜひ絶品パウンドケーキにチャレンジしてみてくださいね♪
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よくある質問
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世界一高価なケーキはいくらですか?
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「高価なパウンドケーキ」を競ったギネス記録があるのをご存じでしょうか。2021年にギネス登録されたのは、仙台市にある「YOU&G(ユージー)」という高級パウンドケーキ専門店が販売するパウンドケーキです。福島県福島市にある古山果樹園さんが作る、糖度20度以上の「とろもも」を使ったパウンドケーキで、1本8万8000円もするそうです。
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パウンドケーキにはどんな意味が込められているのですか?
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パウンドケーキの発祥は、18世紀初頭のイギリス。小麦粉・砂糖・バター・卵をそれぞれ1ポンド(=pound)ずつ使って作ったのが、名前の由来です。1ポンド=約450gなので、今のものと比べるとかなり大きいですが、当時はウェディングケーキとして使われたそうですよ。