夏野菜の代表といえばゴーヤ。ニガウリとも呼ばれるゴーヤにダイエット効果があることはご存じですか?実は、ダイエット食材としても注目されているゴーヤには、カラダに嬉しい栄養素がたっぷり含まれているのです。
今回は、そんなゴーヤがダイエットにぴったりな理由を栄養面から解説!また、おすすめの食べ方や、実際にゴーヤダイエットを試した口コミや成功例についても紹介しましょう!
(おやつにぴったりの小島屋「ゴーヤチップス」も要チェックです!)
意外と知らないゴーヤのダイエット効果
ゴーヤはごつごつとした皮と苦味が特徴で、別名ニガウリとも呼ばれるウリ目ウリ科の植物です。「ゴーヤで太る」というイメージはないまでも、「ダイエットに効果がある」イメージも少ないかもしれません。しかし最近、そんなゴーヤを使った「ゴーヤダイエット」が注目されています。
そのきっかけは、ゴーヤダイエットが仰天ニュースで取り上げられたことではないでしょうか。実際、ゴーヤダイエットをしているという人もブログなどで見かけるようになり、ゴーヤを使った様々なダイエットレシピを考案している人も多く見受けられます。
ゴーヤで「脱・太る体質」が実現する理由
ゴーヤダイエットを取り上げた仰天ニュースでは、ゴーヤを食べ続けた結果、痩せる体質になった!という効果が注目されていました。一体ゴーヤのどんな効果が痩せるための体質改善につながったのでしょうか。まずは、ゴーヤの栄養素について見ていきましょう。
共役リノール酸が脂肪燃焼を促進
ゴーヤに含まれる注目成分に「共役リノール酸」というものがあります。共役リノール酸には、脂肪を分解してエネルギーへ変える酵素に働きかけたり、代謝を高めて脂肪燃焼をサポートする効果があります。実際に、「共役リノール酸の摂取で長期間にわたり体脂肪を減らす効果が確認できた」という研究結果もあります。
【参考】共役リノール酸 -わかさの秘密
食物繊維が便秘解消に効く
ゴーヤは100gあたり2.6gの食物繊維を含み、お通じの改善にも役立ちます。また、腸内環境も整えてくれるので、健康的に痩せるための土台作りにも良いですね。
苦み成分「モモルデシン」が血糖値を下げる
ゴーヤの味の特徴である苦味は、ゴーヤに含まれるモモルデシンやチャランチンといった成分によるものです。これらは組織におけるブドウ糖の取り込みを促進し、血糖値を低下させる働きがあることが期待されています。
脂肪は主に、血糖値が組織に取り込まれず余ってしまう時に作られます。そのため、血糖値を低下させることは肥満予防につながるのです。
【参考】ニガウリ -わかさの秘密
美容にも嬉しいビタミンCが豊富
ビタミンCは、体の代謝を上げて皮膚のメラニン色素の生成を抑え、日焼けを防ぐ効果や、ストレスやかぜなどの病気に対する抵抗力を強める働きをもつ栄養素です。柑橘系に多く含まれるイメージがありますが、ゴーヤのビタミンCはみかんの倍以上にもなります。
【参考】ビタミンCの働きと1日の摂取量 – 健康長寿ネット 公益財団法人長寿科学振興財団
日本食品標準成分表2020年版(八訂)-厚生労働省
むくみを抑えるカリウムもたくさん
カリウムは、細胞の浸透圧を維持し、体内の水分バランスを調整する役割を持つミネラルです。余分な水分とともにナトリウムを排出する効果があるため、塩分の摂り過ぎを調整したり、むくみをやわらげる効果があります。
ゴーヤダイエットは仰天ニュースにも登場!【成功談や口コミ】
ゴーヤダイエットは、仰天ニュースで痩せるダイエット方法の1つとして紹介されたり、様々なブログやTwitterでも紹介されています。ここからは、ゴーヤのダイエット効果を成功談や口コミを通して見てみましょう。
ゴーヤダイエットに成功した芸人さん
ゴーヤダイエットに成功したとして仰天ニュースに登場していたのが、「ちなてい」こと柳澤千夏さんという芸人さん。仰天ニュースでは、もともと食べるのが大好きで大食いだった千夏さんが、太っていることが原因で付き合っていた男性とお別れすることになったことをきっかけに、ゴーヤダイエットに挑んだ経緯が紹介されています。
この方は、炭水化物や脂質は控えてひたすらゴーヤだけを食べ続けるという方法で、ダイエット大成功。そして驚きなのが、その後も太りにくい体質に変化したそうです。少し無理のありそうなダイエット方法ですが、ゴーヤの長期的なダイエット効果がよくわかります。
ゴーヤダイエットを実践するブログやTwitterもたくさん
仰天ニュースでは、ゴーヤだけを食べる方法でしたが、ゴーヤの取り入れ方は様々です。それぞれ自分に合ったゴーヤダイエットで、効果をゲットした口コミやブログが多数ありますよ。ここでは、そのうちのいくつかをご紹介しましょう。
<OZ美活レポーターが挑戦。ダイエットのためのゴーヤ習慣5DAYS体験記 より>
“体重が1kg減ったうえ、むくみもとれて脚が軽くなったよう。コリコリ食感でよく噛んだため腹持ちがよく、間食も減ったせいかも!?”
脚がむくみやすく、その上外食が増えているというお悩みを抱えるレポーターが様々なゴーヤレシピでダイエットに挑戦しています。体重が減っただけでなく、むくみの解消や腹持ちの良さも実感されていますね。
<Twitterより>
“梅雨でウォーキングができないけど毎日ゴーヤを食べてるおかげか、血糖値が良い調子。”
この方は、血糖値の効果を実感されています。毎日どんな形でゴーヤを取り入れられているかはわかりませんが、毎日少しずつでも食べ続けるのが大事かもしれません。
<Twitterより>
“晩ごはん、祖母に大量にもらったゴーヤだけ毎日食べてたら痩せた🥒🥒🥒わあいおばあちゃんありがと🥰”
まさに仰天ニュースのようなゴーヤダイエットを実践されていますね。ゴーヤを毎日食べることで、ダイエット効果を実感されているようです。
ゴーヤダイエットのおすすめレシピ
様々なブログを見てもわかるように、ゴーヤのダイエット効果を得るには、生活の中でたくさんゴーヤを食べることがポイント。仰天ニュースのような「毎食ゴーヤだけダイエット」というのは、栄養バランス面から見るとあまりおすすめできないので、いろいろな食材を組み合わせながらゴーヤレシピを楽しむのがよいでしょう。
ちなみに、ゴーヤは糖質制限の面から見ても◎なので、低糖質レシピにもおすすめ。今回は、王道のゴーヤチャンプルやスムージーまで、ダイエット効果が期待できるレシピを紹介しましょう。
生ゴーヤでダイエット!
ゴーヤは6~8月が旬の時期。この時期にはせっかくなので生ゴーヤを楽しんでみるのも良いかもしれません。生ゴーヤは苦味が少し強いですが、シャキッとした食感も楽しめるのが魅力。ゴーヤは薄く切って塩でもみ、水洗いして絞ることで、苦みを和らげることができます。
こちらはほんのり残ったゴーヤの苦さと生ハムの旨みとがマッチしたレシピ。また、生ゴーヤを<ゴーヤスムージーにするのもダイエットメニューとして人気です。
ゴーヤチャンプルでもダイエット効果が
ゴーヤチャンプルは、豚肉・ゴーヤ・豆腐という低糖質食材が使われており、糖質制限ダイエット効果も期待できるおすすめレシピ。ゴーヤダイエットの王道のレシピで、多くの栄養士さんもおすすめしているレシピの1つですよ。
ゴーヤチップスはおつまみにも♪
さらに、ゴーヤは軽く揚げてチップスにすることで、お酒のおつまみにもぴったりのおやつにもなります。揚げることで苦味が適度に抜けて食べやすいという声もあり、自宅で作る人も多いです。
ゴーヤ茶で痩せたという人も?!
ゴーヤを毎日食べるのは難しい!という人もにも取り入れやすいのがゴーヤ茶。ゴーヤ茶の中には、もちろんゴーヤの栄養素が残っているので、脂肪燃焼や体質改善の効能が期待できますし、実際に血糖値の安定やダイエット効果を実感している人もいますよ。
小島屋おすすめのゴーヤチップス
ゴーヤチップスは、おやつ感覚で食べていただけるので、毎日ゴーヤを取り入れるためには嬉しい食べ物。小島屋では、栄養分がつまった種の部分も含めてチップスに仕上げています。ゴーヤ特有の苦味と塩味がマッチして、止まらなくなるほどの美味しさですよ!また、鮮度にもこだわっているので、美味しくサクサクした食感をお楽しみいただけます♪
ゴーヤで痩せる体質に!
ゴーヤのダイエット効果は、脂肪燃焼・代謝アップ・お通じ改善・むくみ軽減など、多岐にわたります。毎日少しずつでも取り入れることで、健康&美容効果が得られますよ。みなさんも毎日の生活にゴーヤを取り入れてみてはいかがでしょうか。
よくある質問
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ゴーヤは太りにくいですか?
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ゴーヤには、太りにくい体質をつくるための栄養素が豊富に含まれます。たとえば、苦み成分「モモルデシン」は組織におけるブドウ糖の取り込みを促進し、血糖値を低下させる働きがあります。また「共役リノール酸」は、脂肪を分解してエネルギーへ変える酵素に働きかけたり、代謝を高めて脂肪燃焼をサポートする効果があります。
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ゴーヤは毎日食べても大丈夫ですか?
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ゴーヤを毎日食べること自体は問題がありませんが、食べすぎると消化不良になる可能性があり注意が必要です。適量としては1日に100g程度(1/3~1/2本)が目安でしょう。ゴーヤも取り入れつつ、様々な種類の野菜と組み合わせるのが良いでしょう。
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ゴーヤの1日摂取量は?
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ゴーヤを毎日食べること自体は問題がありませんが、食べすぎると消化不良になる可能性があり注意が必要です。適量としては1日に100g程度(1/3~1/2本)が目安でしょう。ゴーヤも取り入れつつ、様々な種類の野菜と組み合わせるのが良いでしょう。