ドライフルーツの中でも人気のドライいちごの作り方や気になるカロリーは？

みなさん　こんにちは
ナッツとドライフルーツの専門店　上野アメ横小島屋　店長の小島です。
今日は、いちご（苺・ストロベリー）のドライフルーツは、どうやって作られているのか？　作り方やお薦めの食べ方、栄養素やカロリー　自分で作れるの？　なんかも　ご紹介させて頂きます。

そんな訳で、今日はいちご（ストロベリー）のお話です。

ドライフルーツの中でも人気のあるフルーツが『いちご』です。

イチゴは香りを食べる果物（正確には野菜といいますが、まぁそこはさておき）と言われる通り
華をつまんで食べるとどんなに美味しいイチゴも全然美味しくなくなります。

あの甘酸っぱい香りをいかに出すかがドライストロベリーのポイントなんです。

では、ドライ苺はどのように作られてるかと言いますと、ジャムに近いんです。

１：まずいちごを乾燥させます。
２：いちごを形が崩れないように、糖液の中にいれ、低温でじっくり煮ていきます。
　　この際の糖液の配合や煮る温度、時間は完全な企業秘密です。
　　ジャム屋さんなどに製造工程規格書を下さいと要望してもこの辺はもらう事ができないと聞きますが、
　　ドライフルーツも同様で、ここが職人技であり、味を決める大事なポイントだそうです。
３：濃いめの糖液に漬けます。
４：乾燥機でしっかり乾燥させます。

しっかりと固めの食感にしあげたり、半生のクニっとした食感にしあげたりとパターンはありますが、
メーカーさんで作るドライいちごはちょっとご家庭では難しいと思います。

ではご家庭でどうやって作るか　と言いますと、

野菜やフルーツの乾燥機が市販されていますので、まずはそれを入手してください。

１：　ビニール袋にイチゴとグラニュー糖をいれて、１日放置します。
２：　イチゴの水分がでるので、いちごを取り出します
３：　鍋にイチゴだけを移して、レモン汁を加えて、弱火で10分程度煮ます。
４：　でてきた水分は取り除き、イチゴだけをオーブンに並べます。
５：　8０度で45分。　ひっくり返してまた45分。
６：　フルーツ乾燥機で　さらに乾燥させて完成。（この時の柔らかさは各自の好きな具合で）
　※　途中で出てきた水分は、美味しいのでかき氷のシロップとか色々使えますよ♪

かなり手間がかかりますが、美味しいドライいちごになりますよ＾＾

因みに、ドライフルーツメーカーは色々あり、お安いのだと4000円位からあります。

今ではスーパーやコンビニでもドライ苺はお手軽に買えるようになりました。

気になるドライフルーツのイチゴのカロリーや栄養ですが、
タイや台湾、中国、アメリカなどのいわゆるお砂糖や蜂蜜を作ったドライイチゴは

＜ドライいちごの栄養素＞
カロリー　　370kcal
タンパク質　1.0g
脂質　　　　1.0g
炭水化物　　89.0g
食塩相当量　0.27g
　※　100g当り
位のようです。（参考値）

最近は、国産、トルコ産などのいわゆる無添加のドライいちごも見かける様になったので
その方がカロリーが低いんじゃないの？？
と思われている方が多いようですが、目方当りのカロリーは対して変わりません（笑）

＜無添加ドライいちごの栄養素＞
カロリー　　353kcal
タンパク質　5.51g
脂質　　　　0g
炭水化物　　82.7g
食塩相当量　0.05g
　※　100g当り
位のようです。（参考値）

無添加のドライ苺はとにかく香りがよく、甘酸っぱさがたまりません。

逆に砂糖を使ったドライ苺は、お菓子のいちごの味わいがして、これまた美味しい物です。

是非どちらも楽しんで欲しいですね＾＾

最近人気のフリーズドライのイチゴの特徴は？

最近ドライフルーツのドライいちごに並ぶ勢いなのが、
フリーズドライのいちごです。

このフリーズドライ苺、チョコでコーティングされたお菓子の中によく使われていましたが、
最近はそのままフリーズドライの状態でお菓子として販売されているのを見かけます。
　※　コストコやダイソー、コンビニでもたまに見かけますね。

フリーズドライいちごの特徴としては、まさにお菓子に使い勝手がいい所です。
ホワイトチョコレートに入れてよし、生チョコの上にかけてよし。
見た目も赤で可愛いです。

お菓子作りの中でも、チョコレート作りには最適です！

そのまま食べるにはどうかと言いますと、
僕はそこまでお薦めしません。

フリーズドライは、ドライフルーツと違ってからっからに乾燥して水分がないので
一気に口の中の水分を持って行っちゃうんですね。

なので、香りも甘みもあって美味しいのですが、水分泥棒：笑
口の中がぱさぱさになってしまうので、お水がないと辛いです。
　※　あくまで個人的な感想ですが＾＾

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