みなさん こんにちは
ナッツとドライフルーツの専門店 上野アメ横小島屋 店長の小島です。
今日は、イチジク(無花果・いちじく)のドライフルーツは、どうやって作られているのか? 作り方やお薦めの食べ方、栄養素やカロリーなんかも ご紹介させて頂きます。
そんな訳で、今日はドライイチジク(フィグ)のお話です。
ドライイチジクの作り方
自宅で簡単にドライ いちじくを作る方法を紹介します。新鮮ないちじくを選び、切り込みを入れ、オーブンや日光で乾燥させます。水分を失わせるのに時間がかかりますが、上手に作れば栄養価が保たれた自然のおやつが完成します。ドライいちじくはお菓子やサラダにも最適。カロリーも低く、栄養価も高いので、健康的なおやつとして人気です。自家製のいちじくは、もちろん添加物がなく、自然の甘さを楽しめます。
いちじくのドライフルーツはどーやって作ってるでしょうか!?
みなさん イチジクのドライフルーツはどのように作られているか、その作り方をご存知でしょうか?
いちじくは、その殆どが 水で洗って天日で乾燥させるだけ というシンプルなドライフルーツです。
いちじくは、完熟してもそのまま樹から採らず、木の上である一定まで乾燥させていきます。(樹上完熟と言います)
ある程度、木の上でドライになったいちじくは地面に落ちてきます。
それを集め、天日干しをします。この時点でほぼ完成している訳です:笑
この後水洗いをして、再度乾燥させます。
はい、完成です(笑)
なんて自然な作り方なのでしょうか! いちじくのドライフルーツは非常にナチュラルな作り方なんです。
それだけに果物の味自体が大事になりますので、農家さんの果物づくりの腕、畑の状態などが大事なんですね^^
(↓ いちじく畑で天日干しを朝から夜まで頑張るいちじく村のおばあちゃん)
ドライいちじくのお薦めの食べ方やレシピをご紹介
そんなナチュラルなドライフルーツであるドライイチジクは、そのまま食べる方が多いと思います。
赤ワインや白ワインのおつまみに、またお茶菓子代わりに毎日食べる方も多いと思いますので
その栄養素やカロリーも気になるのではないでしょうか。
<あんずの栄養素>
カロリー 314cal
タンパク質 3g
脂質 0.8g
炭水化物 73.6g
食塩相当量 0.5g
※ 100g当り
位のようです。(参考値)
そのまま食べて美味しいドライフルーツ、いちじくですが、
ドライにする事で、その香りや味わいがギュッと凝縮されていますので、
お料理やお菓子作りに使っても美味しいんですよ。
今日は一つ お薦めのレシピをご紹介です。
◆ 大人の高級スイーツ”ラムいちじくアイスクリーム”
用意する食材(2人分)
・ ドライいちじく 2個
・ ラム酒 60cc
・ バニラアイス 500g
1、いちじくを小さめにカットする。
2、いちじくをラム酒に30分以上浸す。
3、アイスを混ぜれる程度に戻す。
4、混ぜて冷蔵庫で休ませる。
焼き菓子などにはよく使われるドライいちじくですが、お手軽にクリームチーズにあえるだけでも美味しかったりします。。
ナッツやクラッカーなどと合わせて食べるのも美味しいので、お試しください^^
カリフォルニア有数のいちじく農園さんが紹介するレシピでは、日本ではなかなか見かけない食べ方のレシピも揃っていて、見ていて楽しいです♪
レシピ(食べ方)に合わせたいちじくの選び方をご紹介
いちじくは国によって味わいがかなり違います。
アメリカ産/トルコ産/ギリシャ産/イラン産 が有名ですが、最近は国産(日本産)も見かけるようになりました。
アメリカ産は、黒いちじくが日本ではメジャーですが、コナドリア種というキツネ色の白いちじくもあります。
どちらもですが、酸味があまりなく、いちじく独特に香りも少なめで、まったりした甘味(強い甘さではない)が特徴です。
いちじく初心者、初めてという方におすすめで、刻んでサラダに乗せたりしても美味しいです。
続いて国産ですが、日本のいちじくは何故か海外のもののようにふっくらとしたドライいちじくではありません。
日本の高温多湿の気候が影響しているのだと思いますが、天日乾燥で美味しいドライフルーツを作るのは無理なんだと思います。
その為、機械乾燥になるのですが、機械乾燥だと ふっくらと柔らかい仕上げのドライイチジクは出来ないんです。
トルコ産は、ドライいちじくで最も有名な産地ですが、濃厚な甘み、酸味もしっかりあり、香りも強いです。
いちじくが好きという方の多くが、トルコ産だと思います。
ワインのおつまみから紅茶のお茶菓子まで、幅広く相性の良いいちじくです。
味わいが濃厚ですので、パウンドケーキに練りこんだり、ワインや紅茶で煮てコンポートにしても美味しいですよ。
イラン産は、一番の特徴はその食感。しっかりと固めで、噛みしめる感じで食べるので、歯やあごの弱い方には不向きのドライフルーツです。
酸味がなく、独特の癖も少ない事です。
お菓子作りには向かないのか、イラン産を使うケーキ屋さんやパン屋さんは少ないです。
紅茶のお茶請け、白ワインのおつまみに向いています。
ギリシャ産はトルコ産と非常に似ていますが、全体的に優しい味になり、酸味、甘味、独特の癖が全て円くなっています。
バランスが良い味わいなので、お菓子作りからお酒のおつまみ、お茶菓子やら万能タイプのいちじくです。
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よくある質問
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いちじくをドライにするにはどうすればいいですか?
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市販のドライイチジクはそのままの形のものも多いですが、これは収穫した新鮮なドライいちじくを水で洗い、そのまま乾燥させたものです。自分で手作りする際は、完熟したいちじくをオーブンや日光で乾燥させます。この時、切込みを入れたり4等分程度に切っておくと乾燥しやすいです。湿度や温度に注意し、腐らせないように注意してください。特に日光で乾燥させる場合は、風当りの良いところを選ぶのが良いでしょう。
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無花果の干し方は?
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ドライイチジクを自分で手作りする際は、オーブンや日光で乾燥させます。この時に切込みを入れたり、4等分程度に切っておくと乾燥しやすいでしょう。オーブンであれば100℃で80分、裏返して30分~が目安です。自然乾燥させる場合は、季節にもよりますが3日~1週間程度様子を見ます。湿度や温度に注意し、腐らせないように注意してください。風当りの良いところを選び、夜は室内に入れるのが基本です。
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ドライいちじくを自家製で作って日持ちするようにするにはどうしたらいい?
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ドライイチジクを自分で手作りする際は、オーブンや日光で乾燥させます。自家製で作ったドライイチジクは、乾燥材をいれた密閉袋に保存し、冷蔵保存すれば半年程度は持つでしょう。ただ、長期保存を想定する場合は雑菌が入らないような留意が必要です。
東京は上野 アメヤ横丁(通称アメ横)で 60年以上 ナッツとドライフルーツの専門店をやっております。
※ ネット通販だけでなく、アメ横に店舗もございますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ♪
これからも ナッツやドライフルーツに関する色々な情報 お話 小噺 をブログからお送りさせて頂きます^^