みなさん こんにちは
ナッツとドライフルーツの専門店 上野アメ横小島屋 店長の小島です。
今日は、珍しいスペイン産のピスタチオを食べる機会がありましたので、スペイン産のピスタチオについてご紹介させて頂きます。
そんな訳で、今日はピスタチオ(pistachio)のお話です。
ピスタチオってどんなナッツ?
ピスタチオはウルシ科カイノキ属の落葉亜高木という植物で、その採ったナッツの事です。
イランやアメリカで主に栽培されていますが、シリア、ギリシャ、イタリア、スペイン、トルコ、中国などでも栽培されています。
元々はイランが非常にメジャーな産地で原産とされており、アメリカのピスタチオ農家さんも多くは中東系の方が多いです。
そこからも分かる様に、乾燥した土地でも育ちますし、少しなら塩害のある場所でも生息できる強い植物です。
※ ただし、十分な日照と水はけは必要です。
日本には育っている話は聞かないので、国産がないのは残念ですね。
「ナッツの女王」とも呼ばれますが、とにかくコクと甘みが強く、頬張れればその香りと共に口内、鼻から抜ける空気にも味があるような味わいで、全てが幸せになります。
食べ方としては、殻を剥きながら食べるのが一般的ですが、美味しくて、殻を割るのが楽しくて、気がついたら目の前がピスタチオの殻で山が出来ていた という方も多いと思います^^
ビールやウイスキーなどのお酒との相性が良く、お酒のつまみとして好まれます。
またコクと甘みが強く、香りも良い事からペースト状にして、アイスクリームに混ぜたり、ケーキやクッキーなどのお菓子に利用される事も多く、酒飲みから子供まで幅広く愛されているナッツの一つです。
スペイン産ピスタチオの特徴は?
色々な国のピスタチオがありますが、スペイン産のピスタチオは日本ではあまり出回っていません。
理由は他のピスタチオに比べて、価格が少し高い事と立ち位置が中途半端な事かなぁと個人的には思っています。
スペインのピスタチオは、カタルーニャ地方やバレンシア地方を中心に収穫されています。
特徴としては、
・ 粒が丸っこく、少し大き目
・ 甘みは十分で、コクもしっかりあるが、コクや甘みは
イラン > アメリカ・スペイン > ギリシャ・イタリア・トルコ といった感じですかね。
・ ナッティーなオイル感は強く
スペイン・イタリア > イラン・アメリカ・トルコ > ギリシャ といった感じでしょうか。
・ ピスタチオの特徴的な色合いのグリーンはそれなりにしているが、スーパーグリーンほどではない。
・ 高級なピスタチオの中でも 価格順位としては
スペイン・イタリア > イラン・ギリシャ・トルコ > アメリカ という感じですね。
色々書きましたが、はっきりいって、美味しいですよ!
スペイン産のピスタチオ^^
丸粒で油分感も多いので食べ応えがあるピスタチオだと思います。
ただ、どちらかというと、ナッティーなオイル感をいかすとなるとケーキやスイーツかなぁと思いますが^^。
そのまま食べるならば 個人的にはイラン産の方かなと思います。
ピスタチオの栄養・カロリーなどは?
お酒のおつまみからお子様のおやつまで、食べ始めたら本当に止まらなくなるピスタチオですから
カロリーや栄養が気になる所だと思います。
<ピスタチオの栄養素>
カロリー 615kcal
タンパク質 17.4g
脂質 56.1g
炭水化物 20.9g
食塩相当量 0.27g
※ 100g当り
位のようです。(参考値)
実はピスタチオは、成人2型糖尿病における心臓の健康維持に役立つ可能性があると
アメリカ・ペンシルバニア州立大学の研究で発表されています。
※ 米国心臓協会誌にて発表されています。
ピスタチオには良質な脂肪分、繊維質、カリウム、マグネシウムが含まれており、心臓の健康を考えた食事に役立つんだそうです。
アメリカピスタチオ協会からのピスタチオの可能性の発表はこちら
当然食べ過ぎは良くありませんが、ナッツを日々の食生活に取り入れていくのはやはり良いですね♪
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