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無着色のドライマンゴーは体にいい?ドライマンゴーに含まれる添加物や無添加商品との違いを解説

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今回は、ドライマンゴーに使用される添加物や、無添加商品との違いについてご紹介します。
「添加物」と聞くと、“体に悪そう”という印象を持ちがちですが、一般的な砂糖使用のドライマンゴーも、無添加のドライマンゴーも、それぞれに味や食感に特徴があり、好みに応じて選ぶことで、ドライマンゴーの魅力をより楽しめますよ。

記事の後半では、東京上野・アメ横で1956年から続くナッツとドライフルーツの専門店・小島屋いち押しのドライマンゴー商品も紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね!

無着色ってどんな製品?ドライマンゴーの原材料と製造方法

無着色のドライマンゴーとは、製品の色味を良くする目的で使われる添加物を使用しない製品を指します。
乾燥のみで製造した無添加の製品はもちろん、添加物を使用した製品であっても、発色をよくする保存料を用い、着色料を使用しない製品も多くありますよ。

ドライマンゴーには、砂糖などを添加して甘みや鮮やかさを引き出した製法のものと、乾燥のみで製造した添加物を使用しない製品があり、一口に「ドライマンゴー」と言っても、味や食感は千差万別です。

ここからは、一般的な砂糖使用のドライマンゴーと、砂糖など添加物を使用しない、乾燥のみで製造した無添加ドライマンゴーの原材料や製造方法を比較してみましょう。

甘みが強くしっとりした製品や、噛み応え抜群の商品まで、それぞれのドライマンゴーの魅力をご紹介します。

ドライマンゴーの原材料

ドライマンゴーの製造方法の違いによる使用原材料は以下の通りです。

砂糖使用ドライマンゴー・・・マンゴー、砂糖、酸化防止剤(亜硫酸塩)
無添加ドライマンゴー・・・マンゴー

無添加ドライマンゴーは、その名の通り、使用する原材料はマンゴーのみです。
砂糖使用ドライマンゴーでは、砂糖のほかに酸化防止剤として亜硫酸塩が広く使用されています。
亜硫酸塩は、酸化防止としてだけでなく、漂白剤としての効果もあり、黒ずみを抑え、果物を鮮やかに発色させる効果があります。ドライフルーツのほかにも、ワインの酸化防止にも使用される食品添加物です。

無添加の製品の賞味期限は4~5か月程度であるのに対し、砂糖使用のドライマンゴーは6~7か月と、酸化防止剤や砂糖によって保存性も大幅にアップします。

ドライマンゴーに使用される着色料は?

ドライマンゴーに使用される着色料には、黄4号などといった合成着色料や、クチナシから抽出する天然着色料があります。
どちらも食品に直接色を添加し、鮮やかに見せる効果があり、ドライマンゴーのみならず、カステラやグミなど、いろいろな食品に使用されます。

着色料を使用するメリットは、見た目の良さを付加することです。一方でデメリットとして、本来摂取する必要のないものを摂取してしまうことや、アレルギーの心配が挙げられます。
着色料を使用してもしなくても、ドライマンゴー自体の味や健康効果に違いはありません。「子どもに安心な無添加のものを食べさせたい」「見た目にもこだわりたいから鮮やかさ重視」など、目的に応じての添加物の使用をチェックすることがおすすめです。

ドライマンゴーの製造過程

砂糖使用ドライマンゴーと、無添加のドライマンゴーの製造方法についてみていきましょう。

砂糖使用ドライマンゴー・・・ドライフルーツ用にカットされたマンゴーを、砂糖や糖度の高いシロップ液を加えて調味したものを乾燥させる製法です。
このとき、酸化防止剤や着色料等を加える場合があります。
砂糖を添加したり、シロップ漬けにしたりすることで、糖度を強制的に上げることができます。糖度を上げると、乾燥してもしっとり柔らかい食感や、果肉の厚みをキープできるだけでなく、自由に味の調整ができるため、安定した品質管理が可能です。

無添加ドライマンゴー・・・無添加の製造方法の中には、熱風乾燥とフリーズドライなどのチップス製法があります。
熱風乾燥では、機械で作りだした温風(熱風)をマンゴーの果肉に吹きかけて乾燥させます。マンゴーの持つ味そのものがギュッと凝縮できるほか、余分な添加物が含まれないため、料理やおやつに幅広く使用でき、美容や健康面でも人気です。
フリーズドライは、カットされたマンゴーを凍らせてから真空状態にすることで、水分を除去する製法です。サクサクの食感で、スナック菓子のような食べやすさが特徴です。

ドライマンゴーの魅力と選び方

マンゴーは、世界三大果物と呼ばれるほど、世界ではメジャーな果物で、乾燥によって保存性を高くしたドライマンゴーも同じく、人気の高いドライフルーツです。
ドライマンゴーの生産国は30か国以上あり、産地によって味や食感にも特徴があります。

ここからは、ドライマンゴーの産地による味や食感の違い、美味しく楽しむための保存方法についてのご紹介です。

味や食感の違い

ドライマンゴーの味や食感は、産地や品種によってもさまざまです。その中でも、今回は産地に着目して、小島屋の扱うカンボジア・フィリピン・タイの3か国のマンゴーの特徴をみてみましょう。

カンボジア・・・フレッシュな果肉感と、豊かな香り
フィリピン・・・なめらかな果肉、バランスの良い甘みと酸味、トロピカルな香り
タイ   ・・・酸味が少なく、しっかりとした甘み

また、製造方法によっても味や食感が異なります。
表面に砂糖をまぶしているものやシロップ漬けのものは、しっとりしていて、しっかり甘みを感じたい方におすすめです。
無添加の乾燥のみで製造したものは、噛み応えを楽しみたい方やダイエットを目的にした方におすすめですよ。

他にも、小島屋のドライマンゴーはこだわりが盛りだくさん!こちらのページもあわせてご覧ください♪

美味しく楽しむための賞味期限と保存方法

ドライマンゴーの賞味期限は、砂糖不使用のものは4~5か月、砂糖使用のもので6~7か月ほどです。
賞味期限とは、あくまで未開封時の期限であるため、開封後はできるだけ早く消費することを意識しましょう。

賞味期限やおすすめの保存方法について詳しくみていきます。

賞味期限

賞味期限が商品によって異なるのは、各メーカーが品質とおいしさを保証する期間を独自で定めているからです。
ドライマンゴーの賞味期限は、砂糖不使用のものは4~5か月、砂糖使用のもので6~7か月
砂糖は美味しさだけでなく、菌を繁殖させにくい効果もあるため、砂糖不使用に比べて長く品質を維持できます。

保存方法

ドライマンゴーを美味しく保つには、開封後は密閉し、直射日光の当たらない冷暗所や冷蔵庫で保存しましょう。
ドライマンゴーに限らず、食品の保存は酸化と湿気に注意が必要です。
酸化とは、酸素に触れることで食品を劣化させることを言い、食べきれなかったドライマンゴーを保存する場合は、ジッパー付きの袋などで、できるだけ空気を抜いて保存するとよいでしょう。

また、直射日光や温度変化によっても食品は劣化します。ドライマンゴーを保存する場合は、できるだけ光の当たらず、室温が一定の場所がおすすめです。

製品によって、冷蔵庫で保存するように記載されているものは、冷蔵保存しましょう。
密閉する際は、水分をできるだけ入れないよう注意し、ドライマンゴーが湿気らないようにすることで、カビや腐敗を防ぐこともできますよ。

ドライフルーツの賞味期限や保存方法をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください♪

ドライフルーツの賞味期限とは?正しい保存方法や期限が切れたドライフルーツの活用法も!

美味しいドライマンゴーの選び方と小島屋おすすめドライマンゴー

ドライマンゴーを選ぶ際は、先ほどの産地による味や食感の違い、製造方法、食べ方に合った保存方法などを参考にするとよいでしょう。

大切なのは、「どうやって食べたいか」です!

自分の食べ方に合ったドライマンゴー選びで、あなただけのお気に入りを見つけてくださいね♪

▼甘さ、おいしさを追求したい方には、ポピュラーな砂糖使用のドライマンゴーがおすすめです。
しっかりした甘みと、ソフトな食感で、子どもも大人も楽しめるドライマンゴー。
おやつやおつまみ、お菓子作りに大活躍です。

▼ダイエットや健康維持には砂糖不使用がおすすめ!
「砂糖不使用」「ノンシュガー」「無添加」の製品は、素材の味をそのまま楽しめます。

▼こちらも一押し!
ドライマンゴー以外にもヨーグルトにぴったりのドライフルーツが厳選されています。

ダイエットや美容に効果的!ドライマンゴーの健康効果

ドライマンゴーには、便秘解消や腸内環境の改善に効果的な食物繊維をはじめ、美容や健康にうれしい栄養が豊富に含まれます。

ドライマンゴーに含まれる栄養素
●βカロテン・・・動脈硬化予防、老化やお肌のシミ・シワを抑える
●ビタミンB1・・・炭水化物をエネルギーに変え、代謝を促進
●ビタミンB2・・・肌荒れや口内炎予防
●ビタミンC・・・免疫力の維持や生活習慣病・老化予防にも効果的
●必須アミノ酸・・・人間の体内で生成できないアミノ酸の摂取、筋肉の合成に作用

ドライマンゴーは、生のマンゴーに比べて乾燥によって栄養素が凝縮され、マンゴーの持つ栄養素をより効率よく摂取できます。
小腹が空いたときのおやつにしたり、朝のヨーグルトに混ぜたり、少量で手軽に栄養補給したいときにピッタリですよ。

ドライマンゴーの栄養について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

ドライマンゴーは太る?カロリーや栄養は?実はダイエットにもおすすめ!効果的な食べ方・選び方も!

ドライマンゴーを使ったおすすめレシピやアレンジ

ドライマンゴーといえば、そのまま食べたり、刻んでヨーグルトやシリアルにトッピングしたりといったアレンジが定番ですよね。

もちろん、それでもドライマンゴーの美味しさを十分楽しめますが、今回はひと手間加えたアレンジレシピのご紹介です。
普段の料理とは一味違う特別感が出ること間違いなしです!

まとめ

今回は、無着色のドライマンゴーの添加物や、産地・製造方法によるそれぞれの魅力についてご紹介しました。
ドライマンゴーには、無添加・無着色のものや、無着色でも保存料によって発色を良くしているものがあります。また、製造方法もさまざまで、同じドライマンゴーでも味や食感が大きく異なります。
ドライマンゴーを選ぶ際は、「子どもと一緒に食べたい」「ダイエットに取り入れたい」など、目的に応じた商品選びで、ぜひ自分だけのお気に入りを見つけてくださいね!

#ドライマンゴー#無着色#産地#無添加#おすすめ

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きなこ

この記事を書いた人

きなこ

管理栄養士として病院、保育所などで10年ほど勤務しておりました。現在は学校給食の調理員をしながらライターとして活動中です。
生まれて間もない赤ちゃんから、病気と闘う患者さんまで、たくさんの方の食事にかかわるなかで、「食事はいつでも楽しくあるべき」と強く思うようになりました。私の作る給食を食べてくれる子どもたちや、私の書く記事を読んでくれる方に、そんな気持ちが伝わればいいなと思います。
皆様の生活がより豊かになる、楽しい発信を心がけています。

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