スイーツなどのフレーバーとしても人気のココナッツ。ココナッツオイルやミルク、ジュースやドライココナッツなど、いろいろな形態で楽しめるのが特徴の食材です。そんなココナッツには、体に嬉しい栄養素が多く含まれるのをご存知でしょうか?
今回は、そんなココナッツの栄養素とその効果について解説!ドライフルーツ専門店・小島屋のおすすめのココナッツ商品や食べ方もご紹介します。ココナッツ効果をゲットして、美しく健康に過ごしましょう!
ココナッツとは?
ココナッツの特徴
ココナッツとは、ヤシ科の1種である「ココヤシ」の果実のこと。日本では「ヤシの実」とも呼ばれますね。この果実の中にある白い部分が食用として食べられます。これは、果実の中の「胚乳」で、栄養素を豊富に溜めている部分です。
ココナッツの胚乳は、固形部分と液状部分に分かれ、液状のものはココナッツジュースとして知られています。特有の香りと甘さを持ち、日本でもココナッツフレーバーが人気で、カレーやスイーツによく使われますね。その他、良質な油分を抽出したココナッツオイルも美容・健康効果があるとして人気です。
ココナッツの栄養価とは
海のそばに自生していることの多いココナッツは、海水に含まれるミネラルを吸収して成長するため、カリウム・マグネシウムなどのミネラル類が豊富です。また、話題の中鎖脂肪酸や食物繊維も多く含みます。
ここで、ココナッツの栄養成分表を紹介しておきましょう。オイル・ミルク・ココナッツウォーターなどにより、割合が少しずつ異なりますので、摂りたい栄養成分に合わせて取り入れる形態を工夫しても良いですね。
ココナッツ パウダー |
ココナッツ ミルク |
ココナッツ ウォーター |
ココナッツ オイル |
|
カロリー(kcal) | 676 | 157 | 22 | 889 |
タンパク質(g) | 6.1 | 1.9 | 0.2 | 0 |
脂質(g) | 65.8 | 16 | 0.1 | 100 | 飽和脂肪酸(g) | 55.25 | 13.2 | – | 83.96 |
不飽和脂肪酸(g) | 5.35 | 0.89 | – | 8.12 |
カリウム(mg) | 820 | 230 | 230 | 0 |
マグネシウム(mg) | 110 | 6 | 6 | 0 |
鉄(mg) | 2.8 | 0.1 | 0.1 | 0 |
カルシウム(mg) | 15 | 5 | 11 | Tr |
食物繊維(g) | 14.1 | 0.2 | 0 | 0 |
【参考】日本食品標準成分表2020年版(八訂)-文部科学省
(Trは微量、-は未測定)
ココナッツの効果4選
ここで、ココナッツの気になる効果を解説しておきましょう。
効果①抗菌効果
ココナッツは、約65%が脂質。脂質というと悪いもののイメージがあるかもしれませんが、脂肪酸の種類によっても役割が異なります。
ココナッツに含まれる脂肪酸の約半分が、ラウリン酸という脂肪酸です。ラウリン酸には抗菌・抗ウイルス作用があることがわかっており、免疫力のアップにも効果が期待できますよ。
効果②ダイエット効果
ラウリン酸は動物性の脂質と同じ飽和脂肪酸の1種ですが、構造的に中鎖脂肪酸と分類され、最も脂肪になりにくい脂肪酸です。中鎖脂肪酸は、最近MCTオイルとして話題の脂質ですね。エネルギーとしても使われやすく、脂肪の蓄積を防止する効果もあります。
そのためココナッツは、ダイエットや体型を維持したい方におすすめです。さらに、ココナッツに含まれる食物繊維で腸内環境を整えると、老廃物が排出され、より美容効果が期待できますよ。
【参考】中鎖脂肪酸 -わかさの秘密
効果③認知機能の改善
中鎖脂肪酸であるラウリン酸は、ケトン体の生成を促すとされています。ケトン体とは、糖と同様に体のエネルギーになるもの。加齢により、糖を利用する機能が低下することが報告されていますが、その代わりにケトン体が活躍し脳のエネルギーを補給してくれるのです。
ある研究では、ケトン体産生を促す中鎖脂肪酸を含んだ食事を高齢者に食べてもらうと、認知機能が向上したという結果が出ています。つまり、中鎖脂肪酸であるラウリン酸を含むココナッツは、脳を活性化させ、認知機能の改善に効果があると言えるでしょう。
効果④むくみの解消
ココナッツはミネラルが豊富ですが、特に注目されるのはカリウムの量です。カリウムは、むくみの原因となるナトリウムを体外に出しやすくする効果があり、むくみの解消に役立ちます。また、塩分の摂り過ぎによる高血圧の予防にもおすすめですよ。
ココナッツの取り入れ方は大きく4つ!
他社サイトのデータをもとに弊社にて書き起こしました。
参考サイトはこちらから。
https://www.value-press.com/pressrelease/147411
「ココナッツ」を知っていると答えた人は約8割(76.1%)で、日本に馴染みのある食材ではないですが、最近認知が広がっているようです。
やはり若い世代ほど認知が広がっているようです。
ココナッツは、果肉をそのまま食べたり、オイルやジュースとして取り入れるなど、様々な形で楽しむことができます。ここで、それぞれの特徴を見ておきましょう。
ドライココナッツ
ココナッツの果肉部分を乾燥させ、ドライココナッツとして食べることもあります。ココナッツのミネラル・脂肪酸はもちろん、食物繊維も摂取でき、栄養素をそのまま取り入れるのにおすすめです。スイーツに利用したり、もちろんそのままでも美味しく食べられます。
ココナッツオイル
ココナッツといえば、真っ先にココナッツオイルを想像する方も多いかもしれません。ココナッツオイルは、ココナッツの果肉を圧搾した後、水分と油分を分離させて油分だけを抽出したものです。
ココナッツオイルは、ラウリン酸をたっぷり摂取できるので、健康・ダイエット効果を得るのにおすすめと言えます。ドリンクに混ぜたり、クッキー作りに使うのも良いでしょう。
他社サイトのデータをもとに弊社にて書き起こしました。
参考サイトはこちらから。
https://www.value-press.com/pressrelease/147411
ココナッツオイルを知っている人は約6割(55.5%)。
まだまだ認知度が広がっていませんが、ヘルシーなイメージから話題になっているオイルです。
ココナッツミルク
他の植物性ミルクの人気とともに注目されつつあるのが、ココナッツミルク。ココナッツミルクは、果肉部分を水とともにミキサーなどにかけ、それを濾して作られます。繊維部分の多くは除去されますが、ミネラルや脂肪酸はしっかりと得られますよ。
カレーなどの料理にも使いやすく、マイルドなコクがプラスしたいときにおすすめです。
ココナッツウォーター
ココナッツウォーターは、ココナッツの実に含まれている液体胚乳のことです。「ココナッツジュース」とも呼ばれ、ココナッツにストローを差して飲まれることもありますね。まさに自然のジュースと言えます。
脂肪酸はほとんど含まれませんが、低カロリーなのにミネラルが豊富なのが特徴です。ちなみに、これを凝固させたのがナタデココなんですよ。
無添加ドライココナッツはいかが??
ナッツとドライフルーツの専門店・小島屋では、ココナッツのドライフルーツを使った商品もご用意しています。
無添加ココナッツの紹介
アフリカ・ガーナ産の南国果実を無添加でドライフルーツミックスにしました。美味しく、食べて爽やかな感覚になるようなバランスに配合しています。自然の気候を利用した自然栽培で丁寧に作られているので、美味しさも十分ですよ♪ぜひお試しくださいね。
おすすめの食べ方
ココナッツを食べてヘルシーな体に
ココナッツミルクを摂り入れるうれしい効果
ココナッツミルクは、良質な中鎖脂肪酸をおり、抗酸化物質や栄養素が豊富なため、アンチエイジング効果が見込めます。
更に最も脂肪になりにく脂肪酸といわれるラウリン酸が豊富な為、ダイエット効果が見込めます。また、ココナッツミルクはグリコーゲンの代謝を促進する効果があり、血糖値があがりにくく、糖尿病予防にも役立ちます。
ジュース、オイル、ミルク、そして果肉部分であるドライココナッツと、いろいろな形で楽しめるココナッツ。ココナッツ特有の脂肪酸であるラウリン酸をはじめ、美容や健康に嬉しい栄養がとても豊富です。ぜひ、毎日の生活にココナッツを取り入れてみてくださいね!
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よくある質問
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ココナッツオイルは何に効きますか?
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ココナッツオイルには、代謝の促進、免疫力アップ、脂肪燃焼などの効果が見込まれています。良質な中鎖脂肪酸は代謝が早く、脂肪の蓄積を防ぐと言われており、飲み物にいれたり、ドレッシングやバターの代わりに使うのもおすすめです
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ココナッツのダイエット効果は?
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ココナッツは良質な中鎖脂肪酸を豊富に含む、この脂肪酸は体内での代謝スピードが速い為、脂肪の蓄積を抑制する効果があるとされています。またココナッツは満腹感の持続性が高く、食べ過ぎの防止につながります。
>>詳しくはこちら
>>無添加のドライココナッツはこちら</a > -
ココナッツミルクの栄養と効能は?
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ココナッツミルクは、果肉部分を水とともにミキサーなどにかけ、それを濾して作られます。繊維部分の多くは除去されますが、カリウムといったミネラルや重要な脂肪酸であるラウリン酸はしっかりと得られますよ。そのため、ココナッツの効果である抗菌効果、ダイエット効果、認知機能の改善、むくみの解消などは、ココナッツミルクでも得られる効果となります。
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ココナッツの正体は何ですか?
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ココナッツとは、ヤシ科の1種である「ココヤシ」の果実のこと。日本では「ヤシの実」とも呼ばれますね。この果実の中にある白い部分が食用として食べられます。これは、果実の中の「胚乳」で、栄養素を豊富に溜めている部分です。 さらにココナッツの胚乳は、固形部分と液状部分に分かれ、液状のものはココナッツジュースとして知られています。
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ココナッツオイル 1日どれくらい?
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ココナッツオイルには、中鎖脂肪酸であるラウリン酸が含まれ、ダイエットや認知機能向上におすすめです。ただし、カロリーは100gあたり889kcalと高いので、1日の摂取としては大さじ1杯~2杯くらいが目安でしょう。
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ココナッツとココナッツミルクの違いは何ですか?
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ココナッツとは、ヤシ科の1種である「ココヤシ」の果実のこと。果実の中にある白い部分が食用として食べられます。これは果実の中の「胚乳」で、栄養素を豊富に溜めている部分です。さらにココナッツの胚乳は、固形部分と液状部分に分かれ、固形部分を水とともにミキサーなどにかけ、濾して作られるのがココナッツミルクです。ちなみに、液状の部分はココナッツジュース・ココナッツウォーターとなります。
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ヤングココナッツとオールドココナッツの違いは何ですか?
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ヤングココナッツはフレッシュで果汁が多く、果肉が少ないのが特徴であり、ココナッツウォーターなどはこちらから取れます。つまり、ココナッツジュースとしてよくストローが刺さっているのは、ヤングココナッツです。逆にココナッツを完熟させたのがオールドココナッツで、果汁は少なくなりますが、代わりに果肉の白い部分が分厚くなっています。