金柑は、風邪予防に効果があると期待される柑橘系の果物です。ただ、小さく丸い金柑を初めて目にした方は、その食べ方に迷われる方も多いのではないでしょうか。金柑は、皮ごとそのまま食べられるのが特徴。今回は、金柑の基本的な食べ方や、クックパッドでも数多く紹介されている、金柑を使ったおかず・おやつの人気レシピをご紹介します!
また、東京上野・アメ横で1956年から続くナッツとドライフルーツの専門店・小島屋がおすすめするきんかん商品も紹介しますので、要チェックです!
風邪引きさんにもおすすめ!金柑はどうやって食べる?
冬になると、黄金色のかわいらしい実をつける金柑。きんかんは、古くから咳などの風邪症状に効果的とされ、親しまれています。ビタミンCやビタミンEが豊富で、血流改善や疲労回復などにも効果が期待できる果物ですが、一体どのように食べれば良いのでしょう?
金柑の食べ方
きんかんは、ミカン科キンカン属の植物。みかんの仲間ですが、みかんより小さく皮もやわらかいため、皮ごと食べられます。きんかんの食べ方としては、そのまま生で食べるのが一般的で簡単ですが、果実には種が多いので、皮だけを使うという方もいます。また、乾燥させてドライ金柑にするという食べ方もあります。
また、金柑にもいろいろ種類がありますが、サイズがひと回り大きい「福寿金柑」は、金柑コンポートにしたり、甘露煮にするのがおすすめだそう。金柑を使ったレシピには、おかずに使えたり、また子供さんにも食べてもらいやすい人気レシピも多いです。
きんかんの基本の食べ方は生で!
金柑といえば甘露煮で食べる人も多いかもしれませんが、金柑の旬(1月中旬~3月上旬頃)の時期には、パクっと皮ごとそのまま食べてみるのはいかがでしょう。(ちなみに、形は似ていますが「鶏のきんかん」は内臓の1種なので、生食しないようにしてくださいね。)
そのまま食べる以外にも、金柑を生で使うレシピもあります。金柑を輪切りにしてクリームチーズと一緒にクラッカーに乗せるおやつレシピや、はちみつ漬け、さらにローストポークに添えて使うおかずレシピなどもおすすめです。きんかんはビタミンCが多いので、生で食べるとより金柑の効能をより多くゲットできますよ。
「きんかん」おすすめの食べ方4選
金柑の食べ方①基本は皮ごと生で
金柑は、そのまま食べられるのが特徴の柑橘系果物。軽く洗って、爪楊枝などでヘタを取ってから食べるといいですよ。中には種があるので注意しましょう。
金柑の保存は、皮が薄く乾燥しやすいため、4~5個ずつペーパータオルに包んでからポリ袋に入れて野菜室に入れる方法がおすすめです。また、余ってしまいそうな金柑は冷凍保存しても1つの方法で、自然解凍で食べるなら栄養素もあまり失われません。
金柑の食べ方②種も活用できる!
きんかんの食べ方としては、皮ごとそのまま食べるのが簡単ですが、中の種が気になる方も多いですよね。金柑をパクリと食べるとどうしても種ごと食べてしまうので、あらかじめ種を取るのもいいでしょう。金柑の種の取り方は、こちらを参考にすると早くできます。
ただ、金柑の種も活用可能です。種にはペクチンという成分が含まれ、煮るととろみが付きます。定番の金柑の甘露煮でも、種ごと食べる場合もありますよ。また、金柑の種を植えてみるのも1つの手。時間はかかりますが、発芽に成功している人もいます。
金柑の食べ方③子供にも嬉しいジャムやシロップ
金柑の定番の食べ方として、金柑ジャムにするのもおすすめです。下茹でし、グラニュー糖とレモン汁で煮れば完成。冷凍金柑を使ってもジャムにできますし、保存食にもなります。金柑の皮だけの食べ方をお探しの方は、皮だけでもジャムにすることができますよ。
また、火を使わないレシピとして、氷砂糖でゆっくり作る金柑シロップも簡単です。切った金柑と氷砂糖を交互に入れておくだけで完成し、お子様にも人気です。他にも簡単な金柑レシピとして、切った金柑をはちみつに漬け込む「はちみつ漬け」もありますよ。
人気の金柑レシピはクックパッドにもたくさん!
人気の金柑レシピの中には、クックパッドで殿堂入りしているものもあります。ここで、金柑を使ったレシピのうち、おかずレシピやお菓子レシピなど、簡単で人気のものを紹介しましょう!
定番!金柑の甘露煮
金柑の甘露煮は、きんかんが有名な鹿児島県の郷土料理ともされ、お正月のおせちにも使われる人気のレシピです。金柑の甘露煮は栄養も豊富で、血行促進や腸内環境の改善といった効能も期待できます。
しっかり砂糖を使った金柑甘露煮は、砂糖の割合にもよりますが日持ちがよく、冷凍では数週間保存できますし、さらに酢などを加えるとより長期の保存が可能です。金柑甘露煮のアレンジとして、はちみつを加えたり、酢を加えてすこしさっぱりさせるのもおすすめです。
金柑シロップ
金柑シロップは、氷砂糖で金柑を漬けて作るレシピで、喉の不調に飲む人も多いですね。金柑の甘露煮やシロップ煮と異なり火を使わないので、ビタミンCもそのまま得ることができ、効能もUPします。
金柑シロップは、長期保存のための1つの方法でもあり、日持ちもするので便利です。金柑シロップの使い方としては、シロップジュースにしてもよいですし、シロップ漬けの金柑をそのまま食べる食べ方もあります。
金柑レシピはおかずにも使える
金柑には、甘味やスイーツレシピだけでなく、おかずにも使えるものも多くあり、人気レシピはクックパッドなどにも豊富にあります。柑橘系の果物である金柑は、豚肉との相性もよく、炒め物に使ったり、ドレッシングとして使うこともできます。
取り入れやすく使いやすいのは、金柑ドレッシング。金柑ドレッシングの作り方レシピは簡単で、金柑の甘さとさっぱりした酢を組み合わせることで、さわやかな風味となりますよ。
金柑はちみつジャムのレシピ
金柑とはちみつは相性がよく、金柑のはちみつ甘露煮やはちみつ漬けなど、これらを組み合わせた人気レシピも多いです。特におすすめは「金柑とはちみつのジャム」で、大人もお子様も楽しみながら、風邪予防などの効能も期待できます。
さらに、はちみつと金柑に加え、生姜をプラスしたアレンジレシピにしてもよいでしょう。
おすすめのきんかんをご紹介
宮崎県のきんかん「たまたま」は丸ごとの食べ方がおすすめ!
金柑にもいろいろな種類がありますが、特に美味しいとして有名なのが、宮崎の完熟金柑「たまたま」です。過去に「金柑はまずい」というイメージを持ってしまった人でも、美味しい!と思えるほどの甘い金柑です。
宮崎では、たまたまを使用したお菓子なども人気で、お土産にも嬉しいですね。ちなみに、金柑たまたまは、苗木としても売られており、育て方に留意すれば家の庭でも育てることができるそうです。
半生ドライのきんかんはいかが?
ドライフルーツの専門店・小島屋では、ドライフルーツの「ドライきんかん」をご用意しております。きんかんの原産は中国ですが、小島屋のドライきんかんは台湾産。金柑の栽培に適した土地で作られたきんかんを用い、ジューシーな半生ドライきんかんに仕上げています。癖のない、トロっとした食感をぜひお試しください!
皮ごとでも手軽に食べられるきんかんで冬を乗り切ろう!
いかがでしたか。金柑は、丸ごとそのまま食べてもよし、また、おかずやスイーツレシピにも使える万能フルーツだということがお分かりいただけたと思います。季節の変わり目の健康維持にも嬉しい効果がありますので、毎日の健康のためにも、金柑のある生活をはじめてみてはいかがでしょうか。
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よくある質問
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キンカンは一日何個食べれば良いか?
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キンカンを1日に食べる目安としては、生ならば5~6個、甘露煮などの調理されたものや砂糖を使ったドライフルーツであれば、2~3個までにしておきましょう。特に皮ごとそのまま食べる金柑は、食物繊維も多く消化に負担がかかる場合もあるので、1度にたくさん食べるのではなく、少量を毎日食べるのが良いでしょう。
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金柑の実の食べ方は?
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金柑は、そのまま食べられるのが特徴の果物。軽く洗って、爪楊枝などでヘタを取ってから食べるといいですよ。中には種があるので注意しましょう。また、金柑ジャムにするのもおすすめです。下茹でし、グラニュー糖とレモン汁で煮れば完成。冷凍金柑を使ってもジャムにできますし、保存食にもなります。金柑の皮だけの食べ方をお探しの方は、皮だけでもジャムにすることができます。
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キンカンは何に効くんですか?
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金柑にはビタミンCやビタミンEが含まれており、美白効果や血流をよくする効果が期待できます。また、カロテノイドの一種であるβクリプトキサンチンが含まれ、悪玉コレステロールを減らす効果や糖尿病の進行を抑える効果もあります。