アーモンドオイルは、美肌と美髪のために幅広い年代から愛用されている自然派の美容アイテム。もともと栄養が豊富なアーモンドですが、食べるだけでなくオイルをケアに使うことでも、様々な嬉しい効果を得ることができるのです。
今回は、アーモンドオイルの美容効果や適切な使い方、注意点について詳しく解説!さらに、食用のアーモンドオイルとの違いや他のオイルと比較することで、その魅力に迫ってみましょう。
アーモンドはオイルになっても美容の味方
美容におすすめの「アーモンドオイル」は、スキンケアやヘアケアに理想的なオーガニックアイテムです。豊富なオレイン酸と必要な栄養成分を含み、全身のケアに適しています。この天然オイルは、植物から抽出されたもので、マッサージやアロマセラピーにも使われ、化粧品のベースとしても人気。乾燥した部位のケアに効果的で、健康と美容の両方に役立ちます。
アーモンドオイルに含まれる美容成分&効果とは
アーモンドはミネラル・ビタミンを始め、様々な栄養素が含まれている食べ物ですが、アーモンドオイルにも豊富な栄養素が含まれています。特に美容効果があるとして注目されているのが、ビタミンEとアーモンドの植物性油分です。(アーモンドに含まれる栄養素については以下の記事をご覧ください↓↓)
≪アーモンドの効果で健康に!きれいにおいしく。効果的な食べ方も紹介!≫
ビタミンEには、血行促進作用・抗炎症作用・抗酸化作用があり、肌の赤みを軽減したり、肌のターンオーバーを促す作用があります。また、アーモンドオイルの油脂成分であるオレイン酸/リノール酸は、皮膚になじみやすく、さらに皮膚の水分蒸発を抑えてくれるため、お肌や髪に柔らかさを与えてくれます。これをエモリエント効果と言います。
アーモンドオイルの美肌&美髪効果
アーモンドオイルは美白&毛穴ケアに最適
アーモンドオイルのお顔への効果として期待できるのが、シミ改善&毛穴詰まり・角栓の解消です。ビタミンEがターンオーバーを促してシミを改善し、オイルが肌を柔らかくすることで、皮脂汚れを毛穴から出しやすくしてくれます。稀にオイルで毛穴が詰まると言われることもありますが、アーモンドオイルはむしろ毛穴に良い効果があると言えますね。
またアーモンドオイルは、肌馴染みがよく、ボディや頭皮のマッサージ用としてもおすすめですし、クレンジングにも使えますよ。(ただし、アーモンドオイルだけではその後落ちないのが注意点なので、クレンジング後に石鹸で洗うのがおすすめです。)
アーモンドオイルはツヤ髪にも◎
アーモンドオイルは、シミや毛穴等の肌トラブルだけでなく、髪の毛への効果もあります。おすすめのアーモンドオイルの使い方は、頭皮へのマッサージやクレンジング。頭皮にある古い細胞を取り除き、血流をよくすることで、健やかな髪の成長をサポートします。
さらに、アーモンドオイルは髪に潤いを与え、枝毛やパサつきを軽減する効果もあります。(ただし、髪がベタベタしないよう、使う量には注意が必要です。)
スイートアーモンドオイルって?様々なケアオイルを紹介
美容オイルには様々なものがありますが、その違いはあるのでしょうか。ここでは、アーモンドオイルとホホバオイル、マカダミアナッツオイル等を比較してみましょう。
スイートアーモンドオイルとアーモンドオイルの違い
アーモンドオイルを探していると「スイートアーモンドオイル」というものがよく目に入る、という人も多いのではないでしょうか。実は、アーモンドにはスイート種とビター種という2種類があり、一般的に食用や化粧品として使われているのはスイート種の方です。
つまり、「アーモンドオイル」と「スイートアーモンドオイル」は同じものと言えます。
スイートアーモンドオイルとホホバオイルの比較
ホホバオイルとは、ホホバという木の種から搾油されたオイル。 ホホバとは、アメリカ~メキシコの砂漠地帯が原産地で、過酷な乾燥地でもたくましく育つ植物です。かつて ネイティブアメリカンは、ホホバオイルを傷の治療や肌の乾燥防止、やけど・湿疹の治療に使っていたそうです。
ホホバオイルは、さらっとしたテクスチャーが特徴的。人間の皮脂に近い成分である「ワックスエステル」が含まれているため、ベタつくことなくスッとなじむのがポイントです。対して、スイートアーモンドオイルは比較的しっとりした使用感で伸びは◎。お肌や髪の保湿効果が得られやすいです。
アーモンドオイルもホホバオイルもお肌を柔らかくしてくれるので、頭皮に使って髪の成長サポートをしたり、毛穴の黒ずみを落とすなどの効果が期待できます。また、妊娠中の妊娠線予防や会陰マッサージに使う方も多く、お好みのテクスチャーによって、スイートアーモンドオイルかホホバオイルかどちらかを選ぶのが良いでしょう。
マカダミアナッツオイルにも美容効果が
ナッツから精油されたオイルの仲間であるマカダミアナッツオイルも、美容効果があるとして人気です。オレイン酸の他、マカダミアナッツに特徴的なパルミトレイン酸という脂肪酸が含まれ、これは人間の皮脂を構成する重要な脂肪酸の1種で、水分の蒸発を防いで皮膚を保護してくれます。
マカダミアナッツオイルの浸透力の秘訣とも言えるパルミトレイン酸ですが、これは年齢とともに減少していくものなので、エイジングケアにおすすめといえるでしょう。(他、マカダミアナッツの美肌効果については以下の記事もご覧ください↓↓)
≪美肌効果はマカダミアナッツで手に入れよう!嬉しい栄養&効果で肌トラブルを解消!おすすめマカダミアナッツ&食べ方も≫
無印アーモンドオイルの口コミ
お肌や髪のケアに使われるオイルにはたくさんの種類がありますが、最も手軽なものとして、無印のオイルがあります。無印には、スイートアーモンドオイル、ホホバオイル、オリーブオイルの3種類が用意されており、それぞれ使い方や効果が少しずつ違います。
口コミの内容は様々ですが、アーモンドオイルやホホバオイルは軽い付け心地で伸びも良いため全身に使われる場合が多く、妊娠線予防や会陰マッサージにも使っている人も多いようです。また、無印のオイルはいずれも無色・無香なので赤ちゃんにも使いやすいのが特徴です。
さらに、アーモンドオイルをはじめ無印のオイルはお値段も比較的やさしいため、毛穴や髪のケアはもちろん、爪のケアや日焼け後のケア、お風呂の時のマッサージなど、様々な用途に使いながらも続けやすいところが人気です。
アーモンドオイルの実際の使い方
美肌ケアとしてのアーモンドオイルの使い方
【毛穴ケアに】
まずは蒸しタオルで毛穴を開き、直後に毛穴の気になる部分にアーモンドオイルをくるくると馴染ませます。これにより、お肌が柔らかくなり、毛穴に詰まった角質を落としてくれます。最後にもう一度蒸しタオルでオイルを拭きとればOK。この後、いつも通りに洗顔⇒スキンケアを行いましょう。
【美容液の代わりに】
洗顔後、化粧水と乳液で肌を整えたあと、美容液の代わりとして仕上げにアーモンドオイルをオン。数滴のアーモンドオイルを顔全体にゆっくりと伸ばしましょう。乾燥が気になるところには数回重ねるとより良いでしょう。
アーモンドオイルをクレンジングに
アーモンドオイルをクレンジングオイルとして使うのもおすすめです。乾いたお肌にオイルでメイクをなじませたら、丁寧にぬるま湯で洗い流します。ただし、アーモンドオイルだけでは油分がどうしても残ってしまうので、クレンジング後に石鹸で洗うのがおすすめです。
ヘアオイルとしてのアーモンドオイル
【頭皮マッサージに】
手のひらに500円玉大のアーモンドオイルをとり、頭皮にゆっくり馴染ませながら頭皮を動かすイメージでマッサージします。頭皮の毛穴汚れがなくなることで、髪の健康をサポートでき、乾燥やかゆみも防いでくれますよ。
【お風呂あがりのヘアケアに】
お風呂あがりのタオルドライ時に、毛先にオイルを馴染ませます。ドライヤーの熱から髪を守ってくれる効果も期待できますし、朝のヘアスタイリングにもおすすめです。ただし、頭頂部につけすぎるとべたっとした印象になってしまうため、つける量には注意が必要です。
スイートアーモンドオイルを使う際の注意点は?
お肌のシミや健康な髪づくりに効果のある万能なアーモンドオイルですが、使用する際にはアレルギーや酸化、油焼けなどいくつか注意点があります。詳しく解説していきましょう。
ナッツアレルギーに注意
アーモンドオイルの主原料はアーモンド。そのため、アーモンドを始めナッツにアレルギーを持っている方がアーモンドオイルを使う際には注意が必要です。皮膚への塗布により、赤みや湿疹の原因となることがあるので、使用前にパッチテストをするのがベターです。
スイートアーモンドオイルの油焼け
スイートアーモンドオイル使用における最大の注意点は油焼け。油焼けとは、オイルや化粧品に含まれる油分が紫外線や熱で酸化し、肌の色素沈着を起こしてしまう現象です。油焼けのしやすさは、もともと酸化しにくい成分でできているか、また不純物が含まれるかがポイントになります。
スイートアーモンドオイルは基本的に酸化しにくい成分が含まれているので、油焼けの心配は少なく、むしろ美白ケアにおすすめ。アーモンドオイルの他、ホホバオイルをはじめ、クランベリーオイルやアボカドオイルも油焼けしにくいオイルと言えます。また、先ほど紹介した無印のアーモンドオイル等は、精製済みで不純物が少ないものです。
アーモンドオイルの保管方法は?
スイートアーモンドオイルは、保管方法にも注意が必要です。基本的に、開封後は冷暗所に保管し、早めに使い切るようにしましょう。ただし、冷蔵庫保存は固形化・結晶化するので、あまりおすすめしません。また、酸化防止のため、空気に触れさせず密閉して保存するようにしましょう。さらに光を防ぐため、容器自体が遮光になっているのがベターです。
食用アーモンドオイルとの違い
食用とケア用は別物!
ケア用オイルは不純物を除去して精製されたもので、お肌の美白や毛穴対策として効果が得られやすくなっています。一方食用は風味や香りを重視するため、殻や皮を残したまま精製しているという違いがありますので、混同しないようにしましょう。
食用アーモンドオイルの効果
食用のアーモンドオイルをお肌や髪に使うのはおすすめできませんが、食べる分には嬉しい美容効果が期待できます。アーモンドは、美容のビタミンとも言われるビタミンB2が豊富で、肌荒れやニキビ予防にも◎。もちろん、オレイン酸やビタミンEの抗酸化作用は、アンチエイジング効果を発揮します。
食用のアーモンドオイルは、お菓子やコーヒーの香り付けに加えたり、普通の植物油の代わりとするなど使い方は簡単でおすすめですよ。(その他、アーモンドの健康効果については以下の記事もどうぞ↓↓)
≪アーモンドの効果で健康に!きれいにおいしく。効果的な食べ方も紹介!≫
アーモンドオイルを毎日の美容ケアに取り入れてみよう
アーモンドオイルは栄養たっぷりで美容ケアに万能なアイテムです。お肌や髪に様々な使い方があるので、ぜひお気に入りのものを見つけて試してみてください♪
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よくある質問
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アーモンドの油はどんな効果があるのですか?
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アーモンドオイルのお顔への効果として期待できるのが、シミ改善&毛穴詰まり・角栓の解消です。ビタミンEがターンオーバーを促してシミを改善し、オイルが肌を柔らかくすることで、皮脂汚れを毛穴から出しやすくしてくれます。また、頭皮へのマッサージやクレンジング。頭皮にある古い細胞を取り除き、血流をよくすることで、健やかな髪の成長をサポートします。
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スイートアーモンドオイルの効能・効果は?
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アーモンドにはスイート種とビター種という2種類があり、一般的に食用や化粧品として使われているのはスイート種の方です。つまり、「アーモンドオイル」と「スイートアーモンドオイル」は同じものと言えます。スイートアーモンドオイルの効能には、シミ改善&毛穴詰まり・角栓の解消があります。また頭皮へのマッサージやクレンジングにより、頭皮にある古い細胞を取り除き、健やかな髪の成長をサポートします。
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アーモンドアレルギーでもアーモンドオイルは使えますか?
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アーモンドオイルの主原料はアーモンド。そのため、アーモンドを始めナッツにアレルギーを持っている方がアーモンドオイルを使う際には注意が必要です。含まれるアーモンドの量にもよりますが、皮膚への塗布により、赤みや湿疹の原因となることがあるので、使用前にパッチテストをするのがベターです。
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ホホバオイルとアーモンドオイルの違いは何ですか?
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ホホバオイルは、さらっとしたテクスチャーが特徴的。人間の皮脂に近い成分「ワックスエステル」が含まれており、ベタつくことなくスッとなじむのがポイントです。一方、スイートアーモンドオイルは比較的しっとりした使用感で伸びは良く、お肌や髪の保湿効果が得られやすいです。どちらも肌を柔らかくしてくれるので、テクスチャーによってお好みのオイルを選ぶと良いでしょう。
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アーモンドオイルは酸化しにくいですか?
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アーモンドオイル使用における最大の注意点は油焼け。油焼けとは、オイルや化粧品に含まれる油分が紫外線や熱で酸化し、肌の色素沈着を起こしてしまう現象です。油焼けのしやすさは、もともと酸化しにくい成分かどうか、また不純物が含まれるかがポイント。アーモンドオイルは基本的に酸化しにくい成分が含まれているので、純粋なもので精製されたものであれば油焼けの心配は少なく、むしろ美白ケアにおすすめです。
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アーモンドオイルの栄養成分は?
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アーモンドオイルの主成分は、一価不飽和脂肪酸である「オレイン酸」「リノール酸」などです。これらは酸化しにくいうえに、皮膚の水分蒸発を抑え、柔らかい皮膚にしてくれる効果があります。また、抗酸化作用のあるビタミンEをはじめ、ビタミンB群など豊富な栄養も含み、美容効果も期待できます。