アーモンドと相性や健康効果を高める食材の組み合わせをご紹介します。おすすめの食べ方やアレンジレシピもありますので、アーモンドをこれから取り入れたい方や、いままでとは違った食べ方を試したい方は、ぜひご参考ください。
アーモンドの栄養
アーモンドには、ビタミンEやマグネシウムなどの栄養素が豊富に含まれています。マグネシウムは、普段の食事から摂ることが特に難しいと言われている栄養素です。
この他にも、食物繊維や必須脂肪酸のオレイン酸など、健康や美容にうれしい栄養素が含まれています。
アーモンドの健康効果
アーモンドを食べ続けることで、生活習慣病予防やアンチエイジング効果が期待できます。
アーモンドの健康効果は、抗酸化作用を持つビタミンE、便通の解消に役立つ食物繊維、コレステロールを下げるオレイン酸などの栄養素によるものです。
ビタミンB2やナイアシンも豊富なことから、肌のターンオーバーをサポートする働きや代謝をスムーズにする働きもあります。
アーモンドはダイエット中のおやつにも!
ダイエット中の方でも、アーモンドは間食におすすめです。ナッツの中でも特に食物繊維の量が多いアーモンドは、便通を解消し、腸内環境を整える効果も期待できます。アーモンドの香ばしい香りとパリッ!カリッ!とした食感で、満腹感を得られるので、ダイエット中の方や健康志向の方におすすめの理由です。
アーモンドとの食べ合わせの例
アーモンドに含まれる栄養素との関係から、一緒に食べることで栄養の吸収率をアップさせる食材があります。おすすめの料理や食べ方も、あわせてご紹介しますので、ぜひご参考ください。
アーモンド×フルーツの食べ合わせ
フルーツの中でも、ビタミンCやビタミンAが多い柑橘類と、アーモンドとの食べ合わせがおすすめです。アーモンドに含まれるビタミンEと一緒に摂ることで、抗酸化作用がさらに高まります。オレンジとアーモンドのフルーツサラダやみかんとアーモンドでカップケーキにするのも、おいしいですよ。
アーモンド×バナナの食べ合わせ
カリウムが豊富なバナナとアーモンドの組み合わせも、うれしい効果があります。バナナには水溶性の食物繊維が含まれており、アーモンドに含まれるカルシウムの吸収を促進する働きがあるのです。また、マグネシウムも豊富なことから、高血圧予防にも効果的といえます。
おやつとしてそのまま食べても、アーモンドミルクとバナナのスムージーにしても、手軽に食べられます。
アーモンド×トマトの食べ合わせ
トマトにはビタミンCやカリウム、リコピンが豊富に含まれています。トマトの栄養素とアーモンドに含まれるビタミンEとの組み合わせにより、活性酸素の産生を抑えて老化を防ぐ働きが期待できます。トマトのサラダにスライスアーモンドをトッピングしたり、トマトソースにクラッシュしたアーモンドを混ぜても、いつもと違った風味が味わえます。
アーモンド×さつまいもの食べ合わせ
食物繊維やビタミンCが豊富なさつまいもとアーモンドの組み合わせは、美肌効果が期待できます。柑橘類と同様に、さつまいもにもビタミンCやビタミンA、食物繊維が豊富に含まれています。アーモンドに含まれるビタミンEとの相乗効果により、抗酸化作用やアンチエイジング効果が期待できるのです。
さつまいもとアーモンドを一緒にキャラメリゼしたり、ダイスカットしたさつまいもとスライスアーモンドをマヨネーズで和えたりしても、アーモンドの食感が楽しめます。
アーモンド×ヨーグルトの食べ合わせ
アーモンドとヨーグルトの組み合わせは、ダイエット中の軽い軽食や朝食にぴったりです。カルシウムやタンパク質が豊富なヨーグルトに、食物繊維やビタミンEたっぷりのアーモンドが満足感を与えてくれます。ビタミンEは、脂質と一緒に摂ることで吸収率がアップします。
ヨーグルトにアーモンドとはちみつをかけたり、ヨーグルトドリンクにアーモンドミルクを混ぜたドリンクにしても、一味違う風味が味わえます。
アーモンド×チーズの食べ合わせ
ヨーグルトと同様、チーズとアーモンドの組み合わせもおすすめです。タンパク質と脂質が含まれるチーズが、アーモンドの栄養との相乗効果で整腸作用やアンチエイジング効果が期待できます。
サラダのトッピングにクラッシュしたアーモンドとダイスチーズをかけたり、おつまみとしてビスケットにのせたり、パーティメニューにもおすすめです。
アーモンド×納豆の食べ合わせ
意外な組み合わせかと思いきや、納豆とアーモンドも栄養面から見ておすすめの組み合わせです。納豆に含まれるイソフラボンとアーモンドのビタミンEが相乗効果によって、効果を高めてくれます。ホルモンバランスの乱れを整えてくれるので、女性の方やホルモンバランスが気になる方におすすめです。
納豆にクラッシュしたアーモンドととろろ昆布を混ぜて食べるのも、食感が楽しめます。間食やおつまみとしてつまむなら、ドライ納豆と素焼きアーモンドで食べるのがおすすめです。
アーモンド×コーヒーの食べ合わせ
アーモンドとコーヒーの組み合わせも、食べ合わせとして良いとされています。アーモンドに含まれるアルギニンとコーヒーに含まれるカフェインが相乗効果によって、脂肪の燃焼効果を高めてくれるのです。
さらに、コーヒーも豆を焙煎しており、アーモンドの風味とも相性が良いとされています。
ブラックコーヒーと素焼きアーモンドでカフェタイムに、アーモンドミルクでラテにしてもおいしいですよ。
アーモンド×チョコの食べ合わせ
お菓子としても多く見られるアーモンドとチョコの組み合わせですが、おいしさだけでなく健康効果もあります。カカオの深い香りとアーモンドの芳醇な香ばしい香りとの組み合わせによって、より風味が奥深くなるのです。
アーモンドの食感とチョコレートの甘みや風味も絶妙にマッチしていて、ファンも多い組み合わせといえます。
健康効果も高いアーモンドチョコは、「アマンドショコラ」「アーモンドチョコ」として販売されています。アーモンドを使ってチョコを手作りするのも、楽しめますね。
アーモンドの加工品
アーモンドには料理や製菓用にクラッシュ、スライス、アーモンドプードルなどの形状がことなるものもあります。また、アーモンドを加工したアーモンドオイル、アーモンドミルクも人気があります。
アーモンドオイル
アーモンドの種子から抽出して作られたのが、アーモンドオイルです。実は古代ギリシャから重宝されてきたオイルでもあり、現代でも美肌や美髪のための美容アイテムとして使われています。
食用として販売されているものは、クセがなく熱に強いため、サラダのドレッシングやクッキーなどのお菓子作りにも愛用されています。
美容目的のアイテムとしては「スイートアーモンドオイル」が多く見られます。マッサージに使用したり、美白や毛穴ケア、髪の保湿にもお使いいただけます。
アーモンドミルク
最近スーパーでもよく見かけるアーモンドミルクは、植物性のミルクとして注目されています。アーモンドを原料として作られたミルクで、乳製品アレルギーや乳糖不耐症の方でも、安心していただけます。
アーモンドオイルと同様に、アーモンドミルクにも食物繊維やビタミンE、カルシウムなどの栄養が豊富で、低カロリー低脂質な点が特徴です。牛乳の代わりにコーヒーミルクとして、クリームパスタやポタージュ、スープなどにおすすめです。
美容にも健康にもうれしいアーモンドミルクは手作りもできますので、気になる方はぜひお試しください。
シーン別アーモンドのアレンジレシピ
「アーモンドを日常に取り入れたいけどどう使えばいい?」とお困りの方へ、食べるタイミングやシーンに合わせたアレンジレシピをご紹介します。
アーモンドをそのままではなく、少し違う食べ方を試したい方は、ぜひご参考ください。
アーモンドでおつまみ
お酒のおつまみには、甘じょっぱい味が相性抜群な「アーモンド小魚」を。かたくちいわしを味付けして、アーモンドと和えるだけの簡単レシピです。小魚のタンパク質、カルシウムも摂れますので、間食としてもおすすめです。
自分で作るのはちょっと…という方には、そのまま食べられるアーモンド小魚もおすすめです。
アーモンドでお菓子
市販でよくあるアーモンドチョコレートを手作りしてみましょう。アーモンドをオーブンでキャラメリゼし、チョコレートでコーティングします。作っている工程も、アーモンドの香りやチョコレートの香りを楽しめます。お好きなチョコレートやココアパウダー、ドライフルーツを混ぜるなどのアレンジもできますよ。
アーモンドでスイーツ
サクサクとしたサブレにキャラメリゼした甘くコク深いアーモンドがおいしい、フロランタンです。オーブンで焼いて切り分けるので、一度にたくさん作れます。子どものおやつにも、ラッピングしておすそ分けにもぴったりです。
フロランタンに使用したスライスアーモンドは、こちらです。
アーモンドで料理
アーモンドを揚げ衣に使った、「鮭のアーモンドフライ」をご紹介します。
スライスアーモンドをまとった鮭で、栄養も豊富なメインディッシュになります。アーモンドは油と一緒に調理することで、ビタミンEの吸収率がアップし、抗酸化作用が期待できます。鮭との組み合わせも、美容効果が期待できる一品です。
いつものおやつをアーモンドに!
アーモンドと他の食材とのおすすめの食べ合わせをご紹介しました。いつも食べているものもあれば、意外な組み合わせもありました。アーモンドをおやつや料理など、日常に取り入れることで、健康効果や美容にもうれしい効果が得られます。
アーモンド生活、始めてみてはいかがでしょうか。
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