ヘルシーで話題のブリスボールをご存知ですか?最近では、成城石井やカルディでも販売されていますね。ブリスボールとは、ナッツやドライフルーツを使ったノンシュガーでギルトフリーなおやつ。今回はそんなブリスボールの人気の理由を解説してみましょう。
また、ブリスボールはおうちでの手作りも簡単。オーブンを使うこともなく、お子さんとも楽しく作れます。今回は、東京上野・アメ横で1956年から続くナッツとドライフルーツの専門店・小島屋おすすめの材料を使って、初めてでも作れる簡単レシピを紹介しますのでぜひお試しくださいね。
ヘルシーなブリスボール:簡単ダイエットスイーツの魅力とレシピ紹介
「ブリスボール」はヘルシーなスイーツで、アーモンドやくるみ、ドライフルーツなどのナッツを使用した簡単なレシピが人気。栄養価が豊富で、ダイエット中の方におすすめの商品。美容と健康に配慮し、罪悪感なく楽しめるとして人気です。日本でも人気で、専門の記事や作り方も紹介されています。
ブリスボールとは?
ブリスボールは人気のヘルシーおやつ
ブリスボールは、ドライフルーツやナッツで作るヘルシーおやつ。No Sugar(砂糖不使用)、No Gluten (グルテンフリー)、No Additives(添加物なし)が特徴です。クッキーとは違ってオーブンなどで焼かないので、ローフードに近い感覚のおやつとして楽しめます。
「ブリスボール」の意味は?発祥は?
ブリスボール(Bliss Ball)の意味は「至福のボール」。”ヘルシーで美味しい”、”幸せなおやつ”という意味が由来となっています。
そんなブリスボールの発祥は、オーストラリアです。100%自然素材のみを使っているのが特徴で、もともとはヨガをする人など食に意識の高い人の間で流行し、その後様々な国で食べられる人気のおやつになっています。
2017年頃からは日本でも流行し、ブリスボールの専門店ができたり、成城石井やカルディ、コンビニでもブリスボールの商品を販売するところが増えてきています。
ヴィーガンの人にも人気
ブリスボールは、卵もバターも使わないおやつ。動物性の食品を一切使っていないので、ベジタリアンの中でも厳格なヴィーガンの方にも人気です。また、小麦を使わないグルテンフリーなので、アレルギーの方も食べやすいのは嬉しいポイントと言えるでしょう。
ブリスボールがギルトフリーな理由
そのヘルシーさからGuilt-free treat(罪悪感ゼロ!なおやつ)とも言われているブリスボール。ここで、ブリスボールがギルトフリーと言われる理由をまとめてみました。
ノンシュガー=砂糖なし!
ブリスボールは砂糖不使用。世界保健機関(WHO)によると、砂糖の摂取を減らすことが健康にも良い影響をもたらすとのこと。ダイエットや美容のためにはもちろん控えたい砂糖ですが、ノンシュガーは美容にも健康にも嬉しいポイントなのですね。
では、ブリスボールは甘くないの?と思われるかもしれませんが、ノンシュガーでもドライフルーツやナッツから優しい甘みを感じることができます。100%自然素材で作られているため、素材の味をそのまま楽しめますよ♪
不足しがちな栄養が摂れる
おやつといえば「太るからできれば食べないほうが良いもの」というイメージがあるかもしれませんが、ブリスボールは体に嬉しい栄養も豊富です。不足しがちな栄養を補ってくれるため、栄養補給のための間食としてもおすすめですよ。
栄養素としては、ナッツやドライフルーツに多く含まれる食物繊維、ビタミン・ミネラルをはじめ、材料によってはタンパク質やポリフェノールなども摂取できます。
気になるブリスボールのカロリーは?
砂糖不使用とはいっても、ブリスボールはナッツやドライフルーツを使っているので、食べると太ると思われている方もいるかもしれません。特にナッツは脂質が多いため、糖質は低いですがカロリーは高め。食べ過ぎは太る原因にもなりますので、ダイエット中は適正な量を守ることが重要です。
ブリスボールのカロリーは、使う材料にもよりますが1つ70~90kcal程度。ちなみに、糖質は1つ10gくらいとなります。間食の目安は1日200kcal程度とされているので、1日の目安としては2つくらいです。とはいえ1つでもかなりの満足感と満腹感を得られますので、十分な量と言えるでしょう。
ブリスボールの作り方レシピ
材料の黄金比
ブリスボールを美味しく作るための、材料の黄金比があります。それは、ナッツ類:ドライフルーツ:粉類=1:1:1です。
粉類にはグルテンフリーのものを使用しますが、具体的にはオートミール(オーツ麦)やきな粉、カカオパウダーやココナッツファインなどを使うことが多いようです。ちなみに小麦粉は、オーツ麦と同じ麦ですがグルテンを含むので、グルテンフリーを謳うブリスボールには使いません。
実際の作り方&レシピ3選
ではここからは、初めての方でも簡単に作れるブリスボールのレシピを紹介しましょう。基本的な作り方がわかれば、ナッツやドライフルーツを工夫して、アレンジ無限大に楽しめますよ♪
カカオプルーンブリスボール
【材料(直径3cm8個分)】
プルーン :50g
アーモンド :50g
オートミール :30g
カカオパウダー:20g
水 :小さじ2
【作り方】
①プルーン、オートミール、カカオパウダーをフードプロセッサーに入れ、プルーンがペースト状っぽくなるくらいまで混ぜる。
②①にアーモンドと水を入れ、数秒だけフードプロセッサーを回す
(アーモンドの食感を残すために後入れしました)
③ラップに包んで、しっかり押し固めながら丸く成形すれば完成!
こちらが基本の作り方のレシピになります。フードプロセッサーが無ければ、袋に入れて麺棒などで細かくするのもOK。細かく混ぜて、少しの水分でまとまるようにすればあとはラップで丸めていくだけ!簡単ですよ♪
ちなみに、こちらのレシピはカカオパウダーがアクセントになる1品。カカオパウダーは無糖なので、ビターチョコレートを食べているような味わいになります。コーヒーや紅茶のお供にもぴったりですよ。
デーツのブリスボール
【材料(直径3cm8個分)】
デーツ :50g
ミックスナッツ:50g
オートミール :50g
水 :小さじ2
【作り方】
①材料を全てフードプロセッサーにかけ、細かくする。
②ラップに包んで、しっかり押し固めながら丸く成形すれば完成!
こちらはデーツを使ったブリスボールのレシピ。そのまま食べるとかなり甘いデーツですが、ブリスボールにすることで甘さがまろやかになりますよ。優しい甘さでみんなに美味しいおやつになります。
きなことくるみのブリスボール
【材料(直径3cm8個分)】
レーズン :20g
ドライいちじく:30g
くるみ :25g
カシューナッツ:25g
オートミール :30g
きなこ :20g
水 :小さじ2
【作り方】
①レーズン、ドライいちじく、オートミール、きなこをフードプロセッサーにかける
まずはドライフルーツをねっとりするまで混ぜるのがポイント
③ラップに包んで、しっかり押し固めながら丸く成形すれば完成!
こちらはきなこの味が存分に活かされたブリスボールレシピです。和風なテイストで、日本茶との相性も◎ですよ。ドライいちじくは、入れると優しい甘さとともにプチプチ食感がアクセントにもなりますよ♪
これらのレシピのように、合計してドライフルーツ:ナッツ:粉類が1:1:1になっていれば、どんな材料を使ってもOKです!様々にアレンジできますよ♪
固まらない時の対処法
基本的に失敗なく作れるブリスボールですが、時々ブリスボールが固まらない!というトラブルに遭遇する場合もあります。基本的には、見た目でしっかりペースト状になっていなくても、手で押し固めることでまとまることが多いですが、水分があまりに少ないときに固まらないことがあるようです。
改善のためには、
①ドライフルーツを使う前に、浸水させる
②ドライフルーツをペースト状になるまでよく攪拌する
②手に米油や亜麻仁油をつけて丸める
③入れる水の量を増やす
などがあります。逆に、水分や油分が多すぎても固まらない場合があるので、水や油を加える時は少しずつ、注意して行なってくださいね。
アレンジ無限大!おすすめの材料は?
ここからは、ブリスボールのメイン材料であるドライフルーツとナッツのおすすめとして、ナッツとドライフルーツの専門店・小島屋こだわりの商品をいくつか紹介しておきましょう。アレンジするときの参考にもどうぞ!
ドライフルーツ編
ドライフルーツは、甘みを出す役割と同時に、ブリスボールを固めるときのつなぎの役割も果たしてくれます。そのため、水分が少し多めでねっとりした食感のものがおすすめです。
デーツ
デーツはブリスボールで定番のドライフルーツ。その理由は、しっかりした甘さにあります。粉類と合わせると、砂糖なしでも優しい甘さが実現します。ちなみに、小島屋のキングソロモンデーツは、これ以上水分が増えると冷蔵が必要!というギリギリの水分量を含み、しっとり食感が特徴です。
またデーツは栄養豊富で美容にも健康にも嬉しい効果があり、世界的には大変メジャーなドライフルーツです。日本でも最近よく見かけるようになりましたね。デーツの栄養や効果については以下の記事もご参照ください↓↓
≪デーツ(なつめやし)が持つ栄養成分とは?健康や美容におすすめの効果もたっぷり!≫
プルーン
プルーンもブリスボールによく使われます。ドライフルーツの中では水分量が多く、まとめる時も比較的まとめやすいでしょう。プルーンの優しい甘さを楽しめますよ。小島屋の種抜きプルーンは、肉厚でさっぱりした味となっています。
プルーンにはソルビトールという成分が含まれ、お通じ改善に効果がありますので、便秘解消目的で食べている人も多いんです。その他プルーンに含まれる栄養とその効果については以下の記事もご覧ください↓↓
≪あなたもプルーン美人に!毎日のプルーンで美容&健康効果をゲット!体の内側からキレイを作ろう≫
アプリコット
アプリコットは、さっぱりした甘さが欲しいときにおすすめです。小島屋のジャンボアプリコットは、ただ甘いだけでなく酸味とのバランスも◎なので、ブリスボールの味をしっかりまとめてくれますよ。
ナッツ編
続いて、ブリスボールの食感の役割を果たすナッツ。ローストナッツを使うと香ばしさもUPしますよ♪今回はおすすめの素焼きナッツを紹介。もちろん単体で使っても良いですし、ミックスナッツにしても様々な食感が楽しめて◎です。
アーモンド
カリッとした食感と香ばしさが特徴のアーモンド。ブリスボールでも定番で使われるナッツです。小島屋のアーモンドは、特に焙煎にこだわっているので香ばしさの中に甘みもしっかり感じられますよ。
アーモンドには、抗酸化作用のあるビタミンEをはじめ、オレイン酸・食物繊維・カルシウムなどのミネラルも豊富です。詳しい栄養や効果については以下の記事もご参照ください↓↓
≪アーモンドの効果で健康に!アンチエイジングや美容にも効能が?効果的な食べ方も紹介!≫
くるみ
スイーツやパンにも定番のくるみはブリスボールにも大活躍。砕く大きさによって食感が変わるのもおもしろいですよ。小島屋のくるみは、油も塩も使わずに無添加でローストしていますので、くるみ本来の味わいを楽しめますよ♪
くるみには、健康効果が話題のオメガ3脂肪酸や、食物繊維・ポリフェノール・葉酸・ビタミンB6などが多く含まれており、美容にも健康にも嬉しいナッツとなっています。くるみの栄養と効果については以下の記事もどうぞ↓↓
≪くるみに含まれる栄養素を一挙紹介!健康・美容に効果のオメガ3脂肪酸など注目成分がたっぷり!≫
カシューナッツ
カシューナッツは、その優しい甘さと少しやわらかめの食感が特徴です。小島屋のカシューナッツは、甘みに加えてコクと香ばしさも格段に違いますよ。
ミネラルが特に豊富で、不足しがちな鉄分・銅・亜鉛などを手軽に補うことができます。その他、代謝UPに嬉しいビタミンB1も豊富です。詳しい栄養素・効果については以下の記事もご覧ください↓↓
≪カシューナッツは美肌や健康が喜ぶ栄養がたっぷり!効果的で最適な食べ方もご紹介≫
手軽なブリスボールを手作りで楽しもう
ノンシュガー・グルテンフリー・添加物フリーでヘルシーなブリスボール。しっかり満足感もあり栄養補給しながらも、ギルトフリーに食べられるのは嬉しいですよね。カルディ・成城石井などでも購入できますが、せっかくなので手作りでも楽しんでみてくださいね♪
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よくある質問
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ブリスボールの糖質は?
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ブリスボールのカロリーは、使う材料にもよりますが1つ70~90kcal程度。ちなみに、糖質は1個あたり約10gくらいとなります。間食の目安は1日200kcal程度とされているので、1日の目安としては2つくらいです。とはいえ1つでもかなりの満足感と満腹感を得られますので、十分な量と言えるでしょう。
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ブリスボールとはどういう意味ですか?
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ブリスボールとは、ドライフルーツやナッツで作るヘルシーおやつのこと。No Sugar(砂糖不使用)、No Gluten (グルテンフリー)、No Additives(添加物なし)が特徴です。クッキーとは違ってオーブンなどで焼かないので、ローフードに近い感覚のおやつとして楽しめます。ブリスボールの意味は「至福のボール」。”ヘルシーで美味しい”、”幸せなおやつ”という意味が由来となっています。
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ブリスボール どこ?
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ブリスボールの発祥は、オーストラリアです。100%自然素材のみを使っているのが特徴で、もともとはヨガをする人など食に意識の高い人の間で流行しました。その後は様々な国で食べられる人気のおやつになっています。2017年頃からは日本でも流行し、ブリスボールの専門店ができたり、成城石井やカルディ、コンビニでもブリスボールの商品を販売するところが増えてきています。