スマホやPCなどで目を酷使しがちな現代人は、目の疲れや視力低下はもちろん、だるさや頭痛など目以外の症状を引き起こすリスクも高くなっています。そこで、目にいいサプリを摂取したり、摂取を考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、眼科医もおすすめする人気の目にいいサプリメントを紹介。また、注目の栄養成分やその効果、さらにはその成分を含むおすすめのおやつも紹介しましょう。デスクワークのお供や毎日のおやつにおすすめです♪
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眼科医がすすめる市販サプリメントとは?
目の疲れや老眼、緑内障予防や視力回復などのために市販のサプリメントを活用したい!という方も多いですが、せっかくであれば眼科医がおすすめするサプリメントを試してみたいですよね。
しかし、視力回復などを謳う目のサプリは本当に効く?効果なし?という疑問を抱く方も多いのが事実。そこで、目にいいサプリにはどんなものがあるのかを見ていきましょう。
目にいい人気のサプリメントとは?
そもそもサプリメントとは、ビタミンやミネラルなど健康の維持増進に役立つ特定の成分を濃縮し錠剤などにしたもの。目のサプリメントも薬ではなくあくまで健康食品ですので、効果なしとは言わないものの、明確な薬効を示すことはできません。
しかし最近では、健康食品の中にも機能性表示食品や栄養機能食品、特定保健用食品など、機能表示を許可されているものもあります。そのような市販の健康食品の中には、たとえばルテインやアントシアニンを含むものなど、眼科医がすすめるサプリメントも含まれていますが、基本的には健康食品であることを認識し、自己責任での摂取が必須です。
目にいいサプリのカギは「ルテイン」?その他の成分や副作用について
眼科医がすすめる多くのサプリメントには、ドラッグストアなどで市販されているものや、眼科での売られているものなどがありますが、中でも注目されている成分はルテイン・アントシアニン・アスタキサンチン・クロセチン・その他ビタミン類など。それぞれの効果は後述しますが、視力回復や目の老化・老眼・かすみなどに効果が期待されます。
また、ルテインなどの成分やビタミンには、通常量のサプリ摂取であれば副作用はほとんどありません。ただし、もともとアレルギーがあったり、胃腸が弱い方、肝臓などの病歴のある方は特に変わった症状に注意し、気になる症状が現れた場合はすぐに摂取を中止して医師に相談されることをおすすめします。
目にいい栄養成分にはどんなものがある?【各成分の効果解説】
ここからは、目にいいサプリメントの成分として特に注目されている成分をいくつかピックアップし、その効果について解説していきましょう。
ルテイン
ルテインは、カロテノイドという天然色素の1種です。強い抗酸化力を持ち、健康効果が高いことで知られています。これらは、網膜の中でも光が集まりやすい黄斑部に多く存在し、ブルーライトによる刺激から目を守ってくれます。
また、加齢や活性酸素などが原因で視力が低下してしまう加齢黄斑変性や白内障など、加齢による目の病気の予防や改善に働きかけます。
【参考】ルテイン -わかさの秘密
ゼアキサンチン
ゼアキサンチンもルテインと同様に天然色素の1種で、黄斑部に多く存在しています。強い抗酸化力を持ち、ルテインとともに働きかけることで、加齢黄斑変性や白内障などの予防や改善に効果が期待されています。
【参考】ゼアキサンチン -わかさの秘密
アスタキサンチン
アスタキサンチンも、カロテノイドという天然色素の1種で、特にサケやイクラ、エビなどに含まれています。アスタキサンチンは栄養が届きにくい目の奥にまで入り込み、眼精疲労の改善や、ぶどう膜炎という目の炎症疾患に効果があるとされています。
また、他のカロテノイド同様に抗酸化作用が強く、動脈硬化の予防や免疫力アップにも役立ちます。
【参考】アスタキサンチン -わかさの秘密
クロセチン
クロセチンとは、クチナシの果実やサフランに含まれる黄色の天然色素です。強い抗酸化力を持ち、特にアスタキサンチンと組み合わせることで眼精疲労や疲れ目の改善に効果が増すとされています。
また、注目されているのが近視進行抑制の効果の研究です。慶應義塾大学の臨床試験では、約20%の進行抑制を認めています。
【参考】クロセチン -わかさの秘密
サプリメント -医療法人社団栄視会 横山眼科医院
アントシアニン
アントシアニンはブルーベリーに多く含まれることでよく知られていますね。ポリフェノールの1種で、植物が紫外線などの有害な光から身を守るための青紫色の色素です。
アントシアニンには、網膜に写した画像情報を脳に伝達する役割を担うロドプシンという物質を合成する働きがあり、対象物を情報として捉えて信号化し、その信号を脳に伝えて認識するという視覚機能を助けます。
また、アントシアニンには強い抗酸化力もあり、白内障や緑内障の予防にも効果的です。また意外なところでは、アントシアニンがヒスタミンを減少させることで、花粉症の症状を緩和する働きや効果も明らかになってきています。
【参考】アントシアニン -わかさの秘密
口コミでも人気!ドラッグストアでも買える目にいいサプリ
ここで、眼科医もすすめるサプリメントをいくつか紹介しましょう。目にいいとされる市販サプリメントには視力回復を謳うものや眼精疲労や目の疲れへの効果を謳うとするものまで様々ありますが、本当に効くのか?またおすすめはどれ?口コミは?等といった疑問を解消します。
【視力回復】サプリは本当に効く?子供に使える?
ネット上やドラッグストアでは、視力回復を謳うサプリのコーナーやランキングがあったりしますが、まず残念ながら、どんな成分を使っても既に低下した視力が回復するという報告はありません。
しかし、ここで視力回復サプリメントとしておすすめするのは、近視の初期段階や眼精疲労において注目される、”ピントを調節する筋肉(毛様体筋)”に効果を持つものです。この毛様体筋が常に緊張した状態を緩和することで、目のかすみや疲れを緩和することができます。
また、突然の失明の可能性がある目の病気に「緑内障」があります。緑内障は眼圧が高まることで視神経に異常が起こり、視野が狭くなったり部分的に見えなくなったりする病気です。この進行を抑制することで視力維持の効果が期待できることから、このようなサプリも人気です。
【おすすめサプリメント】
《クリアビジョンジュニアEX(ロート製薬)》
こちらは近視予防に効果があるとされるクロセチンが含まれるサプリ。6歳から服用でき、取り入れやすいチュアブル錠なので、喜んで食べてくれるという口コミも多いです。子供も飲める視力回復/近視に効くサプリメントとして上位にランキングしています。ただし、すぐには効果が出ないので、6ヶ月ほど飲み続けることが推奨されています。
《サンテグラジェノックス (参天製薬)》
こちらはブルーベリーの1種であるビルベリーエキスと、目などの健康を保つ栄養成分である松樹皮エキスを配合したサプリ。どちらも抗酸化作用に優れ、緑内障患者を対象にした眼圧下降作用の臨床実験において、眼圧下降が確認され、さらに眼底の血流が良くなったというデータもあります。
その他、《PURELABルテイン60》も人気の商品です。直接的に視力回復を謳ったものではありませんが、口コミでは目のかすみや飛蚊症に効果が感じられたというレビューが多く見受けられました。
【目の老化】に効くサプリメントとは?
一生使い続ける目だからこそ老化への準備は大切、ということで、目の老化に関して眼科医がすすめるサプリメントも多くあります。加齢によって起こる目の病気としては、老眼の他、加齢黄斑変性や白内障が代表的ですが、このあたりに効果が期待されるおすすめサプリを紹介しましょう。
ピントを調節するには、毛様体筋の他、目のレンズである水晶体の柔らかさも重要です。水晶体は、酸化によって硬くなったり(=老眼)、濁ったり(=白内障)しますが、これを防ぐのが抗酸化作用のある成分となります。
【おすすめサプリメント】
《オキュバイトロイヤルパック(ポシュロム)》
こちらは、コンタクトレンズメーカーとしても有名なポシュロム発の目のサプリメント。ルテインやβカロテンの他、抗酸化作用を持つビタミンCやビタミンE、さらには亜鉛などのミネラルがバランスよく含まれています。黄斑変性の予防といえば定番で、おすすめのものだそうですよ。
【参考】サプリメントについて -保倉眼科
《ルテインプロ(わかさ生活)》
こちらは、ルテインとゼアキサンチンをメインとする機能性表示食品として国に届出られているサプリメントです。その他、ビタミンCや亜鉛、オメガ3脂肪酸であるDHAも含まれて、加齢による目の酸化を防いで白内障や加齢黄斑変性といった病気を予防してくれます。
《サンテ ウェルビジョン (参天製薬)》
こちらは、ルテインとゼアキサンチンに加え、目などの健康を保つ栄養成分であるヒシ果皮ポリフェノールが含まれており、老眼や白内障の進行を遅らせたい方におすすめのサプリメント。もちろん、加齢黄斑変性の予防にも効果が期待できます。
【参考】おすすめの -豊洲やまもと眼科
サプリ以外でも目にいい栄養素を補給!おすすめのドライフルーツ
サプリメントで栄養摂取するのもよいですが、まずは自然の食べ物から摂取したい!という方も多いのではないでしょうか。カロテンやポリフェノールたっぷりの食べ物といえば、ドライフルーツ。ここで、ドライフルーツ専門店・小島屋がおすすめする目にいいおやつを紹介しましょう!
ブルーベリー
目に良い食べ物といえば、やはりブルーベリー。アントシアニンが豊富で健康効果が高いうえに、ジャムなどでも手軽に食べられることでも人気です。ブルーベリーには様々な種類がありますが、特に栄養素が豊富とされるのは大自然の厳しさの中で育つ野生種です。アントシアニンのほか、他のビタミンなども豊富です。
小島屋のブルーベリーは野生種のワイルドベリーなので、アントシアニンが特にたっぷり。糖分の調整や乾燥にもじっくり時間をかけ丁寧に作られているので、しっとり柔らかで美味しいですよ♪
ドライカシス
ベリー類の1種であるカシス。日本語では「黒すぐり」と呼ばれることもありますね。ブルーベリーよりやや酸味があり、大きさは直径1cm程度と少し大きめです。アントシアニンが豊富で、特にカシスのアントシアニンは「カシスポリフェノール」と言われます。眼精疲労の予防や目のピント調節機能を高め視力悪化を予防する効果も期待されています。
ちなみにカシスは世界中で栽培されていますが、ドライカシスで特におすすめなのがカナダ産。カナダ産のドライカシスは、香りが高く、甘さ・酸味のバランスが良いのが特徴です。小島屋のドライカシスも、カナダ産カシスを使用し無添加でじっくり仕上げております。
【参考】カシス -わかさの秘密
クコの実
クコの実は、海外ではゴジベリーやウルフベリーとも呼ばれ、美容にも効果が高いスーパーフードの1つです。ゼアキサンチンに加え、血流改善に良いビタミンEやビタミンAも含まれ、目に嬉しい成分が豊富です。
小島屋のクコの実は、等級の高い大粒タイプを無添加で仕上げたもの。砂糖も不使用なので、クコの実のほんのりした甘酸っぱさをそのまま感じていただけますよ。
目にいいサプリ&栄養成分を摂取して、目の健康を維持しよう
目の健康には、スマホやPCとの付き合い方などの習慣も重要ですが、目にいいサプリの摂取や、目に嬉しい成分を含むおやつを取り入れるのもひとつの方法です。多くの眼科医もおすすめするサプリを取り入れて、目の健康を維持しましょう!
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