マカダミアナッツは脂質が多いから太る!というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし実は、マカダミアナッツは糖質が低く、ナッツの中の低糖質ランキングでも上位に入るナッツなのです。
今回は、糖質制限におすすめのマカダミアナッツについて、アーモンドなど他のナッツの糖質と一覧で比較しながら解説しましょう。また、糖質制限時の摂取ナッツ量や、マカダミアナッツの健康効果についても紹介。さらに、ナッツ専門店・小島屋おすすめのマカダミアナッツも紹介しますので、要チェックです!
「マカダミアナッツは脂質が高くて太る」は嘘?
夜にナッツを食べると太る!などと聞いたことがある方もいるかもしれませんが、最近ではナッツは生活習慣病や脂質異常症にも効果のある食べ物として注目されています。しかし、マカダミアナッツは、ナッツの中でも脂質が比較的高く、体にいいナッツなのかどうか迷うという人も多いのではないでしょうか。
しかし糖質の面でみると、マカダミアナッツは1粒あたり0.12g(1粒=2g)と低糖質で、糖質制限にはおすすめのナッツと言えます。もちろん、ナッツの食べ過ぎで痩せた!ということはあまりないので、食べる量には注意が必要ですが、「マカダミアナッツ=太る」というイメージは改めて良いでしょう。
ナッツの糖質ランキング一覧!
最近では、低糖質ナッツとしてロカボ(糖質制限)のミックスナッツも人気です。ここで、ミックスナッツによく入っているくるみ・アーモンド・カシューナッツ・マカダミアナッツを比較し、低糖質ナッツをランキングで見てみましょう。マカダミアナッツの糖質量は、くるみに続いて少ない値であることがわかります。
【1位】くるみ :4.2g
【2位】マカダミアナッツ:6.0g
【3位】アーモンド :9.7g
【4位】カシューナッツ :20.0g (すべて100gあたり)
アーモンドの糖質
ナッツの中でもメジャーなアーモンドの糖質量は、100gあたり9.7g。1粒が約1gなので、一粒あたりでは約0.1gの糖質となり、糖質制限には◎。アーモンドは血糖の急上昇を抑える働きがあり、糖質オフだけでなく、糖尿病の予防にも効果があるとされます。
カシューナッツの糖質
カシューナッツの糖質量は100gあたり20g。他のナッツに比べると、ずば抜けて高い糖質となっているので、食べ過ぎには注意が必要です。カシューナッツはミックスナッツにもよく入っていますが、糖質制限をしっかりしたい方は、カシューナッツ抜きのミックスナッツを自分でブレンドするのも1つの方法でしょう。
くるみの糖質
くるみは低糖質ナッツの優等生として知られ、糖質制限中にはおすすめのナッツです。しかし、1粒あたりにすると、クルミは0.17.g、マカダミアナッツ0.12gとなり、マカダミアナッツもかなり低糖質ナッツであることがわかりますね。
糖質制限にマカダミアナッツがおすすめ
ここまで、ナッツの糖質ランキングとして他の低糖質ナッツと比較してきましたが、マカダミアナッツの糖質が低いことがわかったところで、糖質制限中に注意すべき食べ方や摂取ナッツ量について見ていきましょう。
糖質制限中のマカダミアナッツ摂取量
低糖質なマカダミアナッツは糖質制限中にもおすすめですが、やはり食べ過ぎには注意が必要。ナッツは糖質が低いものの、比較的カロリーが高めのものが多いので、特に食べる量には気を付けましょう。ちなみに厚労省によると、間食は200kcal程度が適量だそうです。
また、食・楽・健康協会の「ロカボ」では、一食あたりの糖質量を20〜40g、さらに間食からの糖質10gを含めた70〜130gを一日の糖質量(=適正糖質)とすることが勧められています。マカダミアナッツを間食として食べるとすれば、1日に10~14粒(糖質:1.2~1.4g、カロリー:150~200kcal)くらいがおすすめでしょう。
【参考】ロカボとは -ロカボオフィシャルサイト
間食のエネルギー(カロリー) -e-ヘルスネット(厚生労働省)
≪ナッツの1日の適量はどのくらい?おやつはナッツに決まり!適正量のナッツで美味しく健康に!≫
ダイエットなら食べるタイミングにも注目
また、食べるタイミングにも注意が必要です。ナッツ類は糖質が低いとはいえカロリーが高めなので、できる限り寝る前は避け、14~15時のおやつの時間に食べるのが良いでしょう。また、食前に食物繊維を摂取する意味で、食事前にナッツ類を食べておくことも効果的です。
マカダミアナッツを食べると得られる効果
マカダミアナッツは、糖質制限に嬉しいだけでなく、健康や美容効果も期待できる優れもの。ここで、マカダミアナッツが持つ効果をいくつか紹介しましょう。
良質な脂質で美容効果
マカダミアナッツには、健康に良いとされる不飽和脂肪酸が豊富で、肌を乾燥から守ってくれます。また、マカダミアナッツに特徴的なパルミトレイン酸は肌にうるおいとハリを与える効果もあります。
(マカダミアナッツの美肌効果については以下の記事もご参考にどうぞ!)
≪美肌効果はマカダミアナッツで手に入れよう!嬉しい栄養&効果で肌トラブルを解消!おすすめマカダミアナッツ&食べ方も≫
コレステロールを減らす効果
マカダミアナッツに含まれるもう一つの脂質であるオレイン酸は、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを減らし、動脈硬化の防止に役立つ善玉コレステロールはそのまま維持させる性質があり、生活習慣病の予防に効果的です。
また、パルミトレイン酸は最近研究が進んでおり、様々な健康効果が期待されています。抗炎症作用とコレステロール低下作用をもたらすことが知られ、特に心臓の健康に良い影響を与えることが知られています。
マカダミアナッツで癌予防も
またマカダミアナッツをはじめとするナッツ類の効果として、癌に効くという効果も知られています。特に、直腸がん、子宮がん、すい臓がんのリスクを下げる効果があるとされ、大腸がんには再発予防効果もあるようです。
【参考】ナッツを毎日食べると健康増進の効果を得られる がんリスクも低下-保健指導リソースガイド
ナッツ類摂取と大腸がんの長期生存が関連 -海外がん情報リファレンス
おすすめのマカダミアナッツの紹介
小島屋のマカダミアナッツ
小島屋のマカダミアナッツは完全無添加。しかも無塩・無油なので、ダイエットや健康志向の方にもおすすめです。直火で丁寧にローストしているので、マカダミアナッツの風味と甘みが存分に感じられますよ♪
マカダミアナッツを使った糖質オフレシピ
こちらは、マカダミアナッツの味変におすすめのレシピ。実は、チーズも糖質が低めな食材として知られているので、低糖質おやつとしても活躍してくれます!
糖質控えめマカダミアナッツで美味しく健康に!
マカダミアナッツは、糖質控えめで糖質制限にもおすすめのナッツ。また、様々な健康・美容効果もあるので、ぜひ毎日の生活に取り入れてほしい食べ物と言えます。みなさんも、マカダミアナッツを味方にして、健康的に糖質オフしてみてはいかがでしょうか?
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よくある質問
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糖質の多いナッツは?
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ナッツは基本的に低糖質な食べ物として知られますが、カシューナッツは少し糖質が多いので注意が必要です。100gあたりの糖質として、くるみが4.2g、マカダミアナッツが6.0g、アーモンドが9.7gなのに比較し、カシューナッツの糖質量は100gあたり20gとなっています。
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ナッツは血糖値を上げるか?
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ナッツには食物繊維が豊富なため、血糖値があがりにくいのが特徴です。GIとは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、血糖値の上昇のしやすさを示す指標ですが、ナッツや豆類は低GIに分類され、血糖値の上昇を穏やかにしてくれます。
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ナッツ10粒の糖質は?
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ナッツの種類にもよりますが、マカダミアナッツの場合は10粒で1.2g、くるみは1.7g、アーモンドは1g程度と全般的にかなり低糖質です。100gあたりの糖質では、くるみが4.2g、マカダミアナッツが6.0g、アーモンドが9.7gなのに比較し、10粒あたりだとアーモンドが最も低糖質になります。
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ナッツ一粒の糖質は?
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ナッツの種類にもよりますが、マカダミアナッツの場合は10粒で0.12g、くるみは0.17g、アーモンドは0.1g程度とかなり低糖質です。1粒あたりいんあるとアーモンドが最も低糖質で、ダイエットや糖質制限中におすすめです。