ピスタチオとは、イランを原産とするナッツの1種です。殻をむくと淡い緑色をした小さなナッツが入っているのが特徴で、小さいながら栄養成分を豊富に含んでおり、その深い味わいとコクから「ナッツの女王」とも言われています。食べることによる美容や健康への効果も評価されており、注目のナッツです。
最近では、キレイなピスタチオグリーンの色も話題となり、ピスタチオ味のチョコやアイスなど、お菓子やスイーツにも利用されています。また、食の域を越えてピスタチオカラーのネイルなどもブームがありましたね。
今回は、東京上野・アメ横で1956年から続くナッツとドライフルーツの専門店・小島屋の視点から、そんなピスタチオの栄養成分や効果について、ご紹介していきます!
「ナッツの女王」ピスタチオが注目を集めるワケとは?

奥深い風味とコクのある、ナッツの女王・ピスタチオ。今話題のピスタチオが注目を集める理由に迫ってみましょう。
そもそもピスタチオとは?
ピスタチオとは、イランを原産とするウルシ科カイノキ属の落葉亜高木の植物で、その実の中に入っている種を食用としています。陽差しが強く乾燥している砂漠地帯でよく育つ植物で、現在は主にイランとアメリカで多く生産されています。
今話題のスーパーフード
ピスタチオはその栄養成分から、美容に効果があるとして話題となっています。さらにキレイな「ピスタチオカラー」が火付け役となり、より広い世代に知られることとなりました。今ではデパートに行っても、ピスタチオのケーキやマカロンなどがたくさん目につきますね。
ピスタチオの主な成分・栄養素

ピスタチオには、美容や健康パワーのある栄養成分がたっぷり含まれています。今回は、たくさん含まれる栄養素の中でも特に重要なものをピックアップしました。
腸から美人になる『食物繊維』
食物繊維には、水溶性と不溶性の2種類があります。不溶性食物繊維は、腸内で水分を含んで大きくなり、腸の動きを活発化して便通をよくする効果があります。ピスタチオには、主に不溶性食物繊維が多く含まれており、便通改善はもちろん、腸の善玉菌を増やして腸内環境を整える効果も持ちます。ピスタチオは、なんどごぼうの1.5倍以上もの食物繊維を含んでいるのです。
サラサラ血液で健康に『オレイン酸』と『リノール酸』
オレイン酸とリノール酸は、代表的な不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸は脂肪酸の仲間ですが、血中のコレステロール生成を抑える効果があるとして、動脈硬化を予防すると注目されている栄養成分です。中でもピスタチオには、オレイン酸が多く含まれており、コレステロールを抑えるだけでなく、生活習慣病の原因にもなりうる過酸化脂質の発生を抑える効果もあります。
【参考】脂肪酸のはたらき-日本植物油協会
現代人が酷使しがちな眼を守る『ルテイン』と『ゼアキサンチン』
ルテインやゼアキサンチンは、緑黄色野菜などにも含まれるカロテノイドの一種です。カロテノイドは、強い抗酸化作用を持つことで知られており、活性酸素を取り除き、病気の原因となる過酸化脂質の生成を抑えます。
ピスタチオに含まれるルテインとゼアキサンチンは、ブルーライトなどの有害な光を吸収して眼を守る働きがあり、眼病を予防する効果があります。スマホやPCが普及した現代では、ブルーライトなどによる眼への影響をどうしても受けやすいので、現代人が摂るべき栄養成分と言えるでしょう。
【参考】ルテインとは -わかさ生活
美容に絶大な効果!『ビタミンB群』
ピスタチオには、ビタミン類も多く含まれます。特に多いのがビタミンB群で、中でもビタミンB6の含有量はナッツの中でもトップレベルです。ビタミンB6は、タンパク質や脂質の代謝に関わり、免疫機能や皮膚の抵抗力を維持する働きがあるため、髪や肌を健康に保つ効果があります。
その他のビタミンとして、ピスタチオにはビタミンB1やビタミンB2も多く含まれます。ビタミンB1は疲労回復に効果があり、ビタミンB2は皮膚や粘膜を正常に維持したり、糖質や脂質などの消化を助けエネルギーに変える役割もあります。
【参考】ビタミンB6/B12の働きと1日の摂取量-公益財団法人長寿科学振興財団
ビタミンB2の働きと1日の摂取量-公益財団法人長寿科学振興財団
身体の機能を整える『ミネラル』
ミネラルは、エネルギーにはならないものの身体のバランスを整える重要な成分です。ピスタチオに含まれる代表的なミネラルには、カリウム・鉄・銅などがあります。
特にカリウムは、体内の水分バランスを維持する効果があり、塩分とともに余分な水分を排出する働きをもちます。また鉄や銅は、血液の重要成分である赤血球を作る働きがあり、貧血の予防に効果があります。
【参考】カリウムの働きと1日の摂取量-公益財団法人長寿科学振興財団
ミネラル成分の銅の働きと1日の摂取量-公益財団法人長寿科学振興財団
ミネラル成分の鉄分の働きと1日の摂取量-公益財団法人長寿科学振興財団
女性に嬉しいピスタチオの効果・効能4つ

ピスタチオはナッツの女王と呼ばれており、多くの栄養成分を含み、様々な効能を持っています。
ビタミンB1が女性には美容に嬉しい効果を、男性には疲労回復効果の高いナッツとして人気です。
コレステロール値はゼロ、さらに食事でとった悪玉コレステロール値を下げる効能があるとも言われております。1日に食べる量は25g程度が適量です。
ここではピスタチオの効果効能をざっくりと4つに分類しました!どれも女性に嬉しい効能ばかりなので必見です。
①腸内環境を改善して腸美人に
ピスタチオに多く含まれる食物繊維は、便通を改善するだけでなく善玉菌を増やして腸内環境を良くします。生活リズムが不規則になると腸内環境が乱れ、腸内環境が乱れると病原菌による感染症にかかりやすくなったり、腐敗物質が生成され全身をめぐり肌トラブルを引き起こすこともあります。ピスタチオは、健康のためにも美容のためにも重要な「腸活」を応援する味方となります。
②アンチエイジング効果
ピスタチオに含まれるルテインなどのカロテノイドは、抗酸化作用を持ち細胞を若々しく保つ効能を持ちます。また皮膚の正常化に役立つビタミンB2やビタミンB6も含まれているので美肌効果も期待できますよ。さらに疲労回復のビタミンB1で、疲れ知らずの身体に近づくことができるでしょう。
③代謝UPでダイエットにも
ピスタチオにはエネルギー代謝を促すビタミンが含まれているので、摂取することで代謝のUPが見込めます。同じ栄養を摂取し同じ運動をしても、代謝が良いほうが多くのエネルギー消費が期待できるので、ダイエットにおすすめと言えます。カリウムの水分排出効果で、むくみも改善できますよ。
食事面においても、食物繊維・脂質が多いことや「噛む」動作が多くなることで満腹感を得られやすいため、食べ過ぎを防ぐ効能も期待できます。またミネラルが豊富なので、貧血も予防できます。そのためダイエットを続けやすい身体作りにもつながりますよ。
④降圧作用はナッツNo.1!?生活習慣病の予防にも
ピスタチオには、美容だけでなく健康についての効果もあります。特に、不飽和脂肪酸が多いピスタチオは、コレステロールを下げる効果があるため、動脈硬化を主な原因とする生活習慣病の予防になります。コレステロール値が少なければ、血液の流れもよくなり高血圧の予防にもつながります。
また、塩分の摂りすぎも高血圧の原因となります。ピスタチオに含まれるカリウムには、血液中の余分なナトリウムを排出する働きがあるため、この高血圧を予防してくれます。ピスタチオのカリウム含有量はナッツの中で最も多く、降圧効果が高いとされています。
高血圧は様々な疾患の原因にもなりますので、健康のためには予防が大切。ピスタチオは健康にも良いので、女性だけでなく男性にも嬉しい効果があることがわかります。
栄養の吸収率を高めるピスタチオの食べ方

ピスタチオは健康にとっても美容にとっても効果が高いナッツだ!ということが、おわかりいただけたところで、その効果を最大限生かす食べ方を紹介しましょう。
ピスタチオの1日に食べる量は?摂取量は1日何粒?食べ過ぎには注意!
ピスタチオは1日に何個まで?と聞かれますが、
まず摂取量については、1日に40~45粒前後=25g程度がおすすめです。
ピスタチオの可食部(殻を除いた部分)100gのカロリーは615kcalと高カロリーなので、食べ過ぎには注意が必要です。25gでは約154kcalとなるのでおやつとしては適正な量と言えるでしょう。
ピスタチオを食べ過ぎるとどうなるか?というお問い合わせも多いですが、「はい、太ります(笑)」
ピスタチオのコレステロール量、LDLコレステロールは共に0。毎日少しずつ食べる事で、疲労回復、美容と男性にも女性にも嬉しい効果があります。
おすすめの食べ方&レシピ
ここからは、ピスタチオのおすすめの食べ方や栄養吸収を高める方法を紹介します。まずは小島屋こだわりのピスタチオを紹介させてください!
小島屋のピスタチオは、素焼きにこだわりました。素焼きとは、油も塩も使わずに、無添加でローストすること。ピスタチオといえば、塩味で食べるイメージが強いという方も多いかもしれませんが、小島屋ののピスタチオは無塩です。その分、ピスタチオ本来のコクと甘みや強煎りによる香りを味わうことができます。
お酒のおつまみに!
ピスタチオのおすすめの食べ方の1つは、やはりそのままおつまみにしてお酒とともに食べることです。お酒を摂取するとアルコールの利尿作用でカリウムも一緒に排出され、カリウムが不足しやすいと言われます。カリウムを豊富に含むピスタチオは、栄養面においてもお酒との相性がバツグンなのです。
ひと手間かけた料理にも!
風味と香りが特徴のピスタチオは、フードプロセッサーで細かくすることでより香りが引き立たされます。「仔羊の香草ピスタチオパン粉グリル」は、そのピスタチオをパン粉と合わせ、香り高い香草焼きに仕上げた一品です。ひと手間かけた贅沢な食事におすすめですよ。
また、ピスタチオに含まれるβカロテンは、油と一緒に摂ることで吸収されやすくなりますので、食事と合わせて食べるのもおすすめですよ。
話題のピスタチオを食べてキレイと健康をゲット!

風味とコクが特徴のナッツの女王・ピスタチオ。そのすばらしさが伝われば幸いです。美味しく適度に食べて、ピスタチオの美容&健康パワーをぜひ体感してくださいね。
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よくある質問
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ピスタチオの美容効果は?
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ピスタチオには、ビタミン類も多く含まれます。特に多いのがビタミンB群で、中でもビタミンB6の含有量はナッツの中でもトップレベルです。ビタミンB6は、タンパク質や脂質の代謝に関わり、免疫機能や皮膚の抵抗力を維持する働きがあり、美髪・美肌の基礎となります。 また、β-カロテンは肌の潤いを保ち、乾燥によるニキビの改善などが期待できます。
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ピスタチオの1日の摂取量は?
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ピスタチオの摂取量については、1日に40~45粒前後=25g程度がおすすめです。 ピスタチオの可食部(殻を除いた部分)100gのカロリーは615kcalと高カロリーなので、食べ過ぎには注意が必要です。 25gでは約154kcalとなるのでおやつとしては適正な量と言えるでしょう。
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ピスタチオは1日何個まで?
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ピスタチオの摂取量については、1日に40~45粒前後=25g程度がおすすめです。 ピスタチオの可食部(殻を除いた部分)100gのカロリーは615kcalと高カロリーなので、食べ過ぎには注意が必要です。 25gでは約154kcalとなるのでおやつとしては適正な量と言えるでしょう。
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ピスタチオは何に効く?
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ピスタチオには、腸内環境の改善、血圧降下、貧血予防、生活習慣病の予防、目の健康維持、疲労回復、耐ストレス、美肌・美容などの効果が期待できます。これは、ピスタチオに含まれる食物繊維、カリウム・鉄・亜鉛等のミネラル、豊富なビタミン類、不飽和脂肪酸、各種ポリフェノールによるものです。特にビタミンB6の含有量はナッツの中でもトップレベルで、代謝に関わり、免疫や皮膚の抵抗力を維持する働きがあります。
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ピスタチオのデメリットは?
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ナッツは健康によい食材ですが、カロリーはやや高め(100gで615kcal)なので食べ過ぎには注意が必要です。食物繊維も豊富なので一度に食べ過ぎると胃痛や消化不良につながります。また、カリウムが豊富なので、腎臓に持病のある方は高カリウム血症の恐れがあるので、医師に相談するようにしましょう。