成城石井の人気商品「ピスタチオスプレッド」は、テレビなどでも紹介され話題となっている注目の品です。DEAN&DELUCAでも、ピスタチオクリームとして販売され人気となっています。売り切れていることも多く、なかなか手に入りにくい商品ですね。
そんなピスタチオスプレッドの作り方を知っておくと、いつでもお安く作れて便利です。今回は、こだわりのピスタチオを扱っているナッツ専門店・小島屋が、ピスタチオスプレッドを手作りしてみました♪
実際の作り方や成城石井のピスタチオスプレッドとの比較、さらにはアレンジレシピなども解説していますので、ぜひチェックしてみてください!もちろん、小島屋のおすすめピスタチオもご紹介します♪
ピスタチオクリームの魅力:多彩なアレンジと使い方ガイド
ピスタチオクリームは、そのままパンに塗るだけでなく、デザートや料理のアレンジにも幅広く使用されます。ジャムやペーストのように、カロリーを気にしつつも豊かな風味を楽しみたい方におすすめ。生のピスタチオから作る方法や、チョコと合わせたレシピなど、様々な使い道・食べ方があります。ディーン&デルーカのようなお店だけでなく、最近は業務用サイズでもピスタチオスプレッドは見かけます。
ピスタチオスプレッドとピスタチオクリームの違い
おうちで手軽にピスタチオ味を楽しめるアイテムとして人気の、ピスタチオスプレッドとピスタチオクリーム。店によって様々な名前で売られていますが、一体何が違うのでしょうか?
実は原材料はほとんど同じ
まず、ピスタチオスプレッドとピスタチオクリームの原材料を比べてみます。今回は、成城石井の「ピスタチオスプレッド」と、DEAN&DELUCAの「ピスタチオクリーム」の2つの人気商品を比較しました。
●成城石井「ピスタチオスプレッド」(ポリコム)
原材料:砂糖、植物油脂、ピスタチオ、脱脂粉乳、ホエイパウダー
/乳化剤、香料(一部に乳成分を含む)
●DEAN&DELUCA「ピスタチオクリーム」
原材料:ローストピスタチオ、砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、ホエイパウダー、乳糖
/乳化剤(大豆由来)、香料
DEAN&DELUCAの商品に「乳糖」(牛乳など乳製品に入っている糖分のこと)が入っているだけで、他については割合の差はあれど基本的に同様の原材料を使っていることがわかります。
もともと「スプレッド」とは「広げる」という意味で、そこからパンやクラッカーに使う、ジャムやクリームといった「塗りもの」を指す言葉として使われています。そのため、ピスタチオスプレッドとピスタチオクリームはほぼ同義であると言ってもよいでしょう。
【参考】ポリコム ピスタチオスプレッド 240g | POLICOM 成城石井
DEAN & DELUCA ピスタチオクリーム
ピスタチオペーストとの違いは?
ちなみに、似ている商品として「ピスタチオペースト」もありますが、これはピスタチオスプレッド/クリームとは少し違います。ピスタチオペーストは、単にピスタチオをすり潰してペースト状にしたもので、原材料はピスタチオのみです。
自家製ピスタチオスプレッドの作り方・レシピ
ピスタチオスプレッドの原材料がわかったところで、実際に手作りしてみましょう。今回は、特に作り方が簡単なおすすめレシピをご紹介します!
用意するもの
ピスタチオスプレッドの材料・用意するものは以下の通りです。材料は3つだけ!ややこしい材料は使わないので簡単ですよ♪
・ローストピスタチオ‥‥殻付き110g
・生クリーム ‥‥200ml
・砂糖 ‥‥40g
・ブレンダーorミキサー(無ければすり鉢等でも可)
基本的な作り方としては、ピスタチオを砕いて乳製品を入れながらなめらかにするだけ。材料さえあれば、実は15分程度で手軽に作れるんです!
おすすめレシピと実際の作り方
①ピスタチオの殻と薄皮を剥き、ミキサーまたはフードプロセッサーで粉砕する
薄皮を剥くのはできる範囲でOKです。一部がペースト状になるくらいまで、しっかり粉砕しましょう。ピスタチオの食感を残したいのであれば、やや粗めの部分を残しておくのも良いです。
②小鍋に砂糖と生クリームを入れ、弱火~中火で絶えず混ぜながらゴムベラでとろみがつくまで加熱する
特にフチから焦げやすいので注意して混ぜましょう。全体的に黄色味がかり、ヘラで一瞬底が見えるくらいが目安です。
③②に①を入れ、混ぜながらさらに1分加熱する
ダマにならないように注意しながら、しっかり混ぜます。
④熱いうちに瓶に移し替え、粗熱をとったら完成です
粗熱がとれたら、冷蔵庫で保存しましょう。
お値段は?手作りが断然お得!
最後に、かかった費用についてご紹介しておきます。こちらもぜひ、市販品と比べてみて下さい!
●手作りピスタチオスプレッド⇒約700円
※今回使用したピスタチオは、小島屋の素焼きピスタチオ(1kg)。使用分量のピスタチオ110g=約380円に、生クリーム(200ml)が310円程度なので、砂糖の値段を加味しても、700円程度でできました。
●成城石井のピスタチオスプレッド⇒1070円
●DEAN & DELUCAのピスタチオクリーム⇒1728円
ピスタチオスプレッドは、手作りすることでかなり安く作れることがわかりますね。成城石井のものは240gと大容量なのが売りですが、手作りでも同じくらいの量ができるのでご安心ください♪
成城石井の「ピスタチオスプレッド」と比較【見た目/味/食感】
先ほどのレシピで作った自家製のピスタチオスプレッドと、成城石井のピスタチオスプレッドを比較してみました↓↓
自家製ピスタチオスプレッド | 成城石井ピスタチオスプレッド | |
見た目 | ピスタチオそのものの素材+程良いとろみ | ピーナッツバターのようなねっとり感 |
味 | ピスタチオ感が強く、香り高い。甘みはやや強め | バター感が強く甘さがまろやか |
食感 | ピスタチオの粒感が残り、適度な食感 | 舌触りのよいなめらかさ |
どちらもピスタチオを感じることはできますが、ピスタチオを砕いてそのまま使っている分、手作りのほうがピスタチオ感は強めです。ピスタチオそのものの風味と香りをしっかり感じることができますよ♪
また、食感や甘さにも上記のような違いがあります。自家製のものの食感は、ピスタチオを砕く細かさによってもなめらかさが変わってきますので、お好みに調整するのも◎です。また甘さをまろやかにしたい人は、砂糖をきび砂糖やグラニュー糖に変えても良いでしょう。
※ちなみに、写真はどちらも冷蔵庫で冷やした後に常温で置いておいたものです。成城石井のスプレッドは、冷やさなければトロリとしたはちみつのようなテクスチャーとなり、より低温ではカチカチに固まることもありますので注意してください。
手作りピスタチオスプレッドのアレンジ&使い方
続いては、手作りしたピスタチオスプレッドの活用方法について紹介します。お菓子・スイーツやドリンクなど、様々な使い方がありますよ。
アレンジ①【パン×ピスタチオスプレッド】
パンとピスタチオスプレッドは、もっとも人気の高い組み合わせ。”スプレッド”というだけにパンにも広げやすく、使いやすいのが特徴です。いつものパンに塗るだけで特別感を味わうことができ、パンの新しいお供におすすめですよ♪
アレンジ②【アイス×ピスタチオスプレッド】
甘いピスタチオスプレッドは、スイーツやお菓子との相性も抜群です。アイスにかけると、ピスタチオの香りを感じられるようになり、簡単に味変を楽しむことができますよ♪
アレンジ③【ミルク×ピスタチオスプレッド】
ホットミルクと合わせて、香り高いピスタチオラテとして楽しむのもおすすめです。ピスタチオスプレッド自体に十分甘みがありますので、ミルクに混ぜるだけでOKです。
アレンジ④【パスタ×ピスタチオスプレッド】
お菓子などに使われがちなピスタチオですが、ピスタチオのクリームパスタなど、最近はピスタチオのパスタも人気ですね。通常はピスタチオペーストやピスタチオクリームが使われることが多いですが、せっかくなので手作りのピスタチオスプレッドをパスタにアレンジしてみました!
ピスタチオスプレッドに溶けるチーズ、塩、コショウ、にんにくチューブ、オリーブオイルを加え加熱し、少しの茹で汁とともにパスタと和えます。すると、にんにくとピスタチオの香りが効いたパスタの出来上がり!お好みで具材を入れたり、チーズや砕いたピスタチオをトッピングしても良いでしょう。
おすすめのピスタチオのご紹介
小島屋のピスタチオは、ピスタチオの栽培に適した乾燥砂漠地帯があるイラン産。甘みが濃いのが特徴です。これを強めにローストすることで、香ばしさと甘さをよりいっそう引き出しています。ピスタチオの味がしっかりしているので、お菓子作りにもおすすめです♪
人気のピスタチオスプレッドを手作りしてみよう
今回は、ピスタチオスプレッドの作り方レシピを紹介してみました。人気のピスタチオスプレッドも、おうちで手作りすることで簡単に安く作れるのでおすすめです!アレンジや使い方も工夫次第で様々ですので、作っておくと便利ですよ。ぜひ、手作りのピスタチオスプレッドにチャレンジしてみてくださいね♪
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よくある質問
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カルディのピスタチオスプレッドの食べ方は?
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ピスタチオスプレッドは、パンに塗ったり、アイスにかけたり、ホットミルクに混ぜたり、さらにはパスタの具材にしたりなど、様々な食べ方があります。もともと「スプレッド」とは「広げる」という意味で、そこからパンやクラッカーに使う「塗りもの」を指す言葉として使われています。
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スプレッドとペーストの違いは?
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ピスタチオスプレッドは、ピスタチオに砂糖や生クリームを混ぜてなめらかにしたもの。一方ピスタチオペーストは、単にピスタチオをすり潰してペースト状にしたものですので、原材料に違いがあります。ちなみに、ピスタチオクリームというものもありますが、もともと「スプレッド」とは(クリームのように)「広げる」という意味ですので、ピスタチオスプレッドとピスタチオクリームはほぼ同義であると言ってもよいでしょう。
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ピスタチオは日持ちしますか?
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ピスタチオは他のナッツと同様に、一度開封したら、いつまでというわけでないですが、期限に関係なく早めに食べることが推奨されています。保管は『湿気』や『酸化』に注意し、①直射日光は避け、②湿度の高くない、涼しい場所に保存し、③毎回袋の空気をできる限り抜いて袋を閉じるように心がけましょう。
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ピスタチオスプレッドとは何ですか?
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ピスタチオスプレッドとは、ピスタチオに砂糖や生クリームを混ぜてなめらかなるまで砕いて練ったものです。もともと「スプレッド」とは「広げる」という意味で、パンやクラッカーに塗って食べるのにぴったり。その他にもアイスにかけたりホットミルクやパスタに入れたりなど、使い方は多様です。