葉酸とは、妊活や妊婦が摂るべきものとして知られる栄養素の1つです。特に妊娠初期にはいつもの量に加えて一定付加しなければならず、葉酸の多い食べ物をチェックしておくことは重要。それだけでなく、葉酸には男性にも嬉しい効果があり、実は全ての人が摂るべき栄養素なのです。
そこで今回は、意外と身近にある葉酸の多い食べ物をランキングで紹介!またおすすめの葉酸たっぷりレシピも紹介しますので、葉酸の多い食べ物やおやつを味方にしながら、意識的に摂取してみましょう。
葉酸を多く含む食品ランキング:妊娠中の健康維持におすすめ。
葉酸を豊富に含む食品の摂取は、特に妊娠中の女性や健康を意識している人にとって重要です。葉酸含有量が高いトップの食材には、ほうれん草、ブロッコリー、アスパラガス、レンズ豆、アボカドがあります。これらの野菜やフルーツを食事に取り入れることで、推奨される葉酸の摂取量を効果的に満たすことができ、妊娠中の健康維持に貢献します。
ドライマンゴーに含まれる葉酸とは?その効果と役割

ドライマンゴーは、葉酸を豊富に含むフルーツの一つです。
葉酸は水溶性ビタミンの1種で、細胞分裂に関わる重要な栄養素として知られています。
特に、妊娠中の女性にとって必要不可欠なビタミンで、胎児の発育に大きく関与します。
ドライマンゴーには100gあたり約260μgの葉酸が含まれており、手軽に摂取できる食品の一つです。
また、葉酸とビタミンB12は赤血球を作るため「造血のビタミン」とも呼ばれ、貧血予防にも役立ちます。
さらに、葉酸はホモシステインという物質をメチオニンに変換する働きがあり、動脈硬化のリスクを軽減する効果も期待されています。
ドライマンゴーは、その甘みと手軽さから、おやつや間食として取り入れやすく、葉酸を効率的に補給できる食品として注目されています。
葉酸が多い食べ物・ドライフルーツランキング!ドライマンゴーは何位?

そんな葉酸の摂取量は、特に若い世代で不足しがちとされています。葉酸は栄養補助食品やサプリからも摂取できますが、できる限り食べ物から摂取したいものですよね。そこで、手軽に摂取しやすい葉酸の多い食べ物をピックアップし、ランキングにしてみました!
(但し、妊娠初期の妊婦さんの葉酸不足は胎児の奇形を引き起こす可能性があり、一日に400μgの葉酸を追加摂取することが推奨されていますので、葉酸サプリをうまく取り入れるのもおすすめ。葉酸サプリはドラッグストアやamazonや楽天といった通販などでも購入できますが、どれを選ぶかは医師に相談するのも良いでしょう。)
コンビニでも買える!手軽に食べやすい葉酸の多い食べ物ランキング
【1位】ドライマンゴー(100gあたり260μg)
【2位】くるみ(いり)(100gあたり91μg)
【3位】いちご(生)(100gあたり90μg)
【4位】アボカド(生)(100gあたり83μg)
【5位】らっかせい(乾)(100gあたり76μg)
1位2位はドライフルーツの中でも手に入りやすいドライマンゴーと、ミックスナッツにも入っているメジャーナッツ・くるみ。これらはセブンイレブンやローソン、ファミマなど大手コンビニではほぼ買うことができるので、お手軽な食材です。
葉酸たっぷりレシピに使いたい野菜ランキング
【1位】ブロッコリー(焼き)(100gあたり450μg)
【2位】枝豆(ゆで)(100gあたり260μg)
【3位】めキャベツ(ゆで)(100gあたり220μg)
【4位】ほうれん草(生)(100gあたり210μg)
【5位】アスパラガス(ゆで)(100gあたり180μg)
葉酸はその名前の通り、もともと緑の葉に多い成分です。そのため一般的には、色の濃い野菜に多いとされています。また、基本的にはゆでよりも生のほうが含有量は高くなっており、食べ方や調理の方法にも工夫が必要です。
葉酸の多い飲み物はある?ランキングは?
【1位】せん茶(茶葉)(100gあたり1300μg)
【2位】抹茶(粉)(100gあたり1200μg)
【3位】青汁ケール(粉)(100gあたり1100μg)
【4位】玉露(茶葉)(100gあたり1000μg)
【5位】紅茶(茶葉)(100gあたり210μg)
食べ物以外にも、葉酸豊富な飲み物を取り入れるのもおすすめ。コンビニでも手軽に手に入るものも多く、妊娠中の女性以外にも、葉酸効果を得たい人におすすめです。
飲み物の場合に注意すべきことは、この含有量は茶葉における含有量を示しているということです。そのため、煎れて飲む(浸出させて飲む)お茶などの場合は値が低くなります。逆に、抹茶や青汁など、粉をそのまま溶かすものは、そのグラム数にあたる葉酸が摂取できるという事です。
葉酸をたっぷりとるためのおすすめレシピ
ここで、葉酸豊富な食材を使って家で簡単に作れる「葉酸たっぷりレシピ」を紹介しましょう。簡単に作れるサラダや炒め料理、食べやすい丼ものなど、妊活や妊娠中(特に妊娠初期)にもおすすめの葉酸レシピを人気サイト・クックパッドからピックアップしました。
圧倒的な葉酸含有用!ブロッコリーと卵のマヨ炒め
前述の葉酸の多い食べ物ランキングでも登場したブロッコリーですが、食べ方に注意が必要。葉酸は水溶性ビタミンなので茹でると数十%の葉酸が流れ出てしまうため、炒め料理がおすすめです。こちらのレシピはブロッコリーと卵を軽く炒めるだけのレシピで、妊娠中の妊婦さんにも簡単に作っていただけます。
葉酸たっぷり♪アボカド納豆丼
ランキングでは紹介できませんでしたが、、実は納豆も葉酸豊富な食べ物。100gあたり120μgの葉酸を含み、その他にもカリウムなどの栄養素も含みます(値は糸引き納豆:食品成分表より)。
納豆は1パック40g程度なので葉酸は約48μg含まれることになり、妊婦さんにもおすすめ。さらにアボカドを合わせたこちらのレシピは、葉酸効果がたっぷりゲットできます。
生ほうれん草で!シーザーサラダ
ほうれん草は生で食べた方が葉酸が効率的に摂取できます。とはいえ、生のほうれん草は品種によってはシュウ酸というアクとなる成分が含まれますので、気になる方はさっと茹でるか、生でも食べられる「サラダほうれん草」を使うのもよいでしょう。
ドライマンゴーの葉酸摂取の注意点と適量とは?

葉酸の摂りすぎによる影響
葉酸は、摂りすぎによる副作用がほとんどない栄養素とされています。葉酸自体に毒性もないので、基本的には過剰摂取しても排泄されます。また食べ物から摂取する葉酸が過剰で健康障害があったという報告はありません。
ただし、サプリメントなどで過剰に摂取することには注意が必要です。葉酸の耐容上限量は、年齢にもよりますが900~1000µg。これを超えると亜鉛の吸収阻害を起こす可能性があります。
むしろ妊娠中には葉酸豊富な食べ物が◎
葉酸の摂りすぎを心配されるかもしれませんが、葉酸は特に妊娠前~妊娠初期に最も重要な栄養素の1つ。妊娠初期(妊娠2~5週)は胎児の神経管が発達する時期で、この時期に葉酸が不足すると十分に神経が発達できず、神経管閉鎖障害という疾患になる恐れがあります。また、妊娠前からの葉酸摂取がダウン症児の確立を下げる可能性も示唆されています。
そのため、妊娠の1か月以上前から妊娠3か月程度は、この疾患の予防のためにも葉酸をしっかりと摂取することが推奨されており、厚生労働省はサプリメントの併用も勧めています。
葉酸豊富な間食おやつにドライマンゴーを取り入れよう

ドライマンゴー
フィリピンの食文化に学ぶ!ドライマンゴーとチーズの意外な組み合わせ
フィリピンでは、ドライマンゴーとチーズを組み合わせた食べ方がポピュラーです。
例えば、フィリピンの伝統的なパン「エンサイマダ」にドライマンゴーとチーズをのせたり、シンプルな「マンゴーチーズサンド」にしたりと、甘さと塩気のバランスを楽しむ文化があります。
この組み合わせは、栄養面でも理にかなっています。
ドライマンゴーには葉酸(ビタミンB9)が豊富に含まれており、チーズに含まれるビタミンB12と組み合わせることで、葉酸の働きをサポートし、貧血予防にも役立ちます。
甘じょっぱさがクセになるだけでなく、栄養面でもメリットがある「マンゴー × チーズ」の組み合わせ。
日本でも、ドライマンゴーとチーズを一緒に食べることで、手軽に葉酸とビタミンB12を摂取することができます。
葉酸たっぷりおやつにおすすめなのが、ドライマンゴー。小島屋では、世界12カ国からこだわりのドライマンゴーを揃えています。フレッシュな風味のマンゴー、素朴な甘さのマンゴー、トロピカル感満載のマンゴーなど、商品によって違いがありますので、ぜひお気に入りを見つけてみてください!
くるみ
小島屋では、ローフードの方にもおすすめの生くるみや殻付きくるみ、味付けしたものなど豊富な種類のくるみを取り扱っています。中でも1番人気は無塩・無油・無添加の素焼きくるみ。焙煎方法にもこだわっており、香りが高いのが特徴です。
ひまわりの種
比較的葉酸の豊富なナッツ・シード類ですが、中でも葉酸豊富なのがひまわりの種。100gあたり280μgもの葉酸を含みます。その他ミネラルも豊富で、高血圧予防に嬉しいカリウムや、不足しがちな鉄・亜鉛・マグネシウムなどが含まれています。ちょっとしたおつまみやシリアルに追加したり、手作りパンに混ぜたりなど、いろいろ使えますよ。
ドライマンゴーの砂糖使用量による葉酸の違いとは?
市販のドライマンゴーには、砂糖が多く使われているものと、無添加のものがあります。
実は、砂糖の使用量によって葉酸の含有量に影響がある可能性があります。
例えば、砂糖漬けのドライマンゴーは加工の過程で水分が抜けていくため、一部の栄養素(ビタミンB群やミネラル)が減少することがあると言われています。
逆に、無添加・低糖のドライマンゴーは、マンゴー本来の葉酸をより多く残している可能性が高い ため、葉酸の摂取を意識するなら、パッケージの成分表を確認することが大切です。
砂糖使用量のチェックポイント:
・ 原材料が「マンゴーのみ」になっているか?(無添加なら葉酸も維持されやすい)
・ 栄養成分表で炭水化物や糖質の割合が高すぎないか?(糖漬けだと葉酸減少の可能性)
・ 低温乾燥ものを選ぶのも◎
葉酸を日常的に取り入れて健康な毎日を

活力ある毎日のため、また妊活にも重要な葉酸。手軽な食べ物から日常的に取り入れて、健康な毎日を目指しましょう!
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