日本の伝統工芸が生み出した
世界最高のナッツ入れ
まめ棗(なつめ)
ある日、小島屋店主は思った。
2020年頃から格段と増えたお家時間。インテリアを買い替えたり、植物を増やしたり、家の中をグレードアップさせた人が増えたと聞いた。
それならば、とっておきのワインを開けたときに似合う、素敵なナッツ入れがあってもいいのではないか。
素敵な時間には、素敵なお酒、そして素敵なナッツ…まてよ、いつものように袋から直に取り出して、ガサガサ食べるのはちっとも素敵じゃない。
素敵なナッツ時間のための、素敵な入れ物が欲しい…。
そうだ、ナッツ入れを、作ろう。
小島屋オリジナル 10万円の高級ナッツ入れ
まめ棗(なつめ)降臨
店主・小島靖久発案のもと、「この技はこの人にしかできない」といった職人の手で作られた唯一無二の「ナッツ入れ」が、一年以上の歳月をかけてこの度完成いたしました。
商品を企画した店主でさえも完成後に改めて驚いたという、贅沢すぎる仕様の「ナッツ入れ」。2色展開で各色15個の数量限定生産となっていますので、ピン!と来たらお早めにお買い求めください
まめ棗(なつめ)とは
棗(なつめ)とは茶道において抹茶を入れておく容器の事をいいます。
本来「棗」は植物のナツメの実を指しますが、茶器で呼ばれるようになったのは、その形状がナツメの実に似ていたから。
今回、ナッツを入れる容器である事。茶器の様に伝統工芸を駆使し、世界最高のナッツ入れを作りだした事から、私たちはこの道具を【まめ棗】と名付けました。
「こんなのあったらいいな」を突き詰めた
「唯一無二のナッツ入れ」
☑ 置いてあるだけでも格好がいいものにしたい。
☑ 重量感がしっかりとあるものがいい。
☑ ナッツ入れの内蓋がそのままナッツのお皿にもなるようにしたい。
☑ 銅100%で入れ物を作りたい。
☑ この技はこの人しかできない、とっいた職人の手で作りたい
☑ 職人が本気でとりくめるプロダクトであること
☑ 職人自身が、面白いと思って取り組んでもらえること
小島屋店主がそんな妄想を膨らませていたとき出会ったのが、アウトドアブランド「artizan933」代表の木原彰夫氏。
妄想だった「ナッツ入れ」の構想は、木原氏によって一気に動き出し、二人の伝統工芸の職人により「まめ棗(なつめ)」は実現することとなります。
artizan933ウェブサイト▶
一枚の金属板を伸ばし、成型をしていく技法「へら絞り」
高橋絞工業 高橋 雅泰 氏
「へら絞り」とは、平面状または円筒状の金属板を回転させ、「へら」という棒を押し当てながら変形させる加工技術です。
高橋絞工業の「へら絞り」は、羽田空港や成田空港、帝国ホテルなど数々の設備品から、医療用機器、オーケストラ用の楽器、さらには寺社仏閣の宝珠まで、その高い技術力と仕上がりの美しさには定評があります。
その「へら絞り」技術のもと、一枚の厚手の銅板が伸ばされ、曲げられ、『まめ棗』は成型されています。継ぎ目が一切なく、重厚感のある贅沢な仕様。ひとつひとつ成型しているため同じものはひとつとなく、組合わせが異なるとしまらなくなるほど精密な蓋、内蓋の仕上がりは圧巻です。
高橋絞工業ウェブサイト▶
塗装ではない
銅の腐食性を利用し、鮮やかな色彩を発色させる伝統の着色技法
モメンタムファクトリー・Orii 折井 宏司 氏
「へら絞り」の精巧な技術によって、完成した『まめ棗』の銅製の本体への着色を担ったのは、モメンタムファクトリー・Orii 折井 宏司氏。
銅や真鍮が持つ腐食性を利用し、薬品や炎をコントロールして、鮮やかな色彩を発色させる伝統技術を魔法のように操る職人です。
折井氏の手とイマジネーションで、『まめ棗』には2種類の着色が施され、唯一無二の発色と質感を実現しています。
モメンタムファクトリー・Orii Webサイト▶
豪華な桐箱でお届けします。
まめ棗(なつめ)/群青
桐箱入り
※桐箱入り/サイズ:幅145mm×奥行き144mm×高さ131mm
商品サイズ:直径約100mm×高さ約120mm
※一つ一つ手作りのためサイズには個体差があります。
注意事項
■商品について
一つ一つが職人による手仕事のため、商品によって模様などが変わります。
■使用上の注意
・ 塩や味付けされたナッツ(素焼きや生以外)を入れる際は、容器の中をオリーブオイルなど食用油で拭いてください。
・ 食洗器はご利用いただけません
・ 洗う際には中性洗剤を含ませた柔らかいスポンジなどをご使用いただき、力を入れずに優しく洗ってください。自然乾燥後、オリーブオイルなど食用油を内側に薄く塗りこんでください。
・ 電子レンジはご利用頂けません。
・ 火にかけて使用しないでください。
素材:銅
着色について:群青は正確には斑紋ガス青銅色の事ですが、オリイブルーとも呼ばれ、モメンタムファクトリー・Oriiにしか出せない色彩です。美術館や一流ホテルのエントランスなどにも使用され、国内外で圧倒的な評価を受けています。
「できたて」の美味しさをお届けするために
ナッツやドライフルーツは「乾物」として常温で保管されることが多いですが、料理と同じように美味しさは「生もの」です。お客様にできたての美味しさをお届けできるよう、24時間365日体制で徹底管理しています。
鮮度を保つ「低温・定温保管」
封入後、商品はすぐに専用倉庫に直送。2つの温度帯に分けて保管します。ナッツやドライフルーツも、じつは光と熱によって、油分が酸化したり、ビタミンが失われたり、繊維が壊れてしまうことがあります。低温・定温保管によって、味、香り、食感、栄養の鮮度を保ちます。
ワインと同等の「湿度管理」
保管庫の湿度は、1年を通して60〜80%を維持します。これは、ワインの繊細な味・香りを維持するための条件とほぼ同じです。乾燥し過ぎて豊潤な香りを失わないよう、最適な湿度を維持しています。
ご家庭での保存方法について
冷蔵庫(野菜室)に保存する
光、高温、湿気を避けるためには、冷蔵庫での保存がおすすめ。一般的に温度が少し高めの野菜室がよいでしょう。しっかり密閉してナッツやドライフルーツが湿気らないようにご注意ください。
密閉容器に小分けする
少しずつお召し上がりになる場合は、ジップロック等に小分けして、中の空気を抜いておくのがおすすめ。新しい空気に触れる回数を減らせば、最後まで新鮮さを保ちやすくなります。