小島屋店主とドラフルくんの知っておいしいドライフルーツの話 Episode3.ドライマンゴー② 好みを見つける秘訣は裏側にあり

こんにちは、ドラフルくん。

わはは。ドライマンゴーの加工工場に行った時の話を少ししようかと。

ある。見学OKってなっててもね、見せてもらえない「秘密の部屋」があって、外から見えないようになってて、覗き穴とかあってね。

要はね、企業秘密ってことなんだろうけど。「ここの部屋は見せないよー」ってね。けっこうある。

ドライマンゴーって、すべて現地で加工しているんだけど。昔はね、収穫したものをただ「干せばドライマンゴー」って感じだったらしいんだけど

でも今はね、干す時間、風のあてかた、温度など綿密に計算して加工工程が組まれていて、これがおいしいドライフルーツの「肝」になってくるわけ。

たぶん加工工程は、工場の中でも一部の人しか知らない「秘密」になっていると思うんですよね。

その通り。マンゴーの柔らかさや、カットの厚みだったり、甘さなんかも違ってくるんです。

奥深いでしょー？

でしょー。

ドライマンゴーはねー、加工工程で熱処理が加わるのでないものも結構あると思います。

でもねー、カンボジアの加工工場で検査しているところがあってね。ビタミンCが残っていることが確認されているドライマンゴーがあるんです。

わはは。

そうなの。加工工程の違いとかで、残っている場合とそうじゃない場合とあると思うから、すべてのドライマンゴーにビタミンCが残っているとは言えないんです。

そうなりますね。まあ、ほかの商品は調べてないからわからないってだけなんだけど。でもね、ドライマンゴーって本当にピンキリで、ものすごい種類が世の中にあるので、その全部にビタミンCがあるって思っちゃうのは違うかなって気はします。砂糖が多くて、昔ながらのやり方で、煮込んで作ってますみたいなものには多分残っていないと思うし。

そーそー。

最近はね、お酒との相性を考えてます。

お酒って最近、ビールだけでも香りがあってさっぱりしてるとか、苦くて喉越しがガツンとくるやつとか、色々なものが増えてきてる。

だからね、おつまみもただ「しょっぱい」とか「脂っこい」ではなくなってきてる気がするんだよね。

楽ちんなのばっかりっすよ。マンゴーって乳製品と相性がいいので、細かく刻んでね、「おかえりマンゴー方式」で、クリームチーズと混ぜて置いとくだけ。30分くらいでOKです。

あとはスパイス系ね

そうそう。その発想でね、ドライマンゴーにシナモンかけたり、ペッパースパイスとか黒胡椒ふったりとかもいけます。カルダモンもいけますよー。

いいでしょー？ チーズに合わせるか、甘いか、辛いか、香りを足したら、ドライマンゴーは大抵美味しくなります。

「万能！ マンゴー！」ほんとだ。ドラフルくん、ぜひ作ってみてー。

おお、いいですね。ドライマンゴーでおつまみ作ってくださいよ。

……。