◆商品への想い
ウイスキーはおつまみなしで楽しめるもの、楽しむものとお考えの方もいらっしゃると思います。
ですが私は、お酒と共に食べ物も好きな人間ですので、お酒にどうしてもつまみが欲しくなります。
ウイスキーはしっかりと向き合って飲む事の多いお酒だと思います。だからこそ、ウイスキーをより美味しく楽しめる、酒だけでなくほっと一息つくつまみも真剣にウイスキーに合わせて作ってみたいと思い、この商品を作りました。
正直、商品開発には2年の歳月をかけ、試食などのご協力を頂いたバーテンダー様にもかなり沢山のご相談をさせて頂き、ウイスキー好きに楽しんで頂ける商品ができたのではないかと思っております。
晩酌には勿論、ウイスキー好きの方へのプレゼントに、是非お試しいただければ幸いです。
◆贈答用ギフトボックス
ウイスキーを愛する方が おっ!と思う小ネタを何か所か仕込んだギフトボックスになっております。
ギフト箱は、モノリスを思わせる黒の一枚板をイメージして、そこにゴールドの箔押しをし、大人らしい贅沢・リッチに仕上げています。
スコッチ専用:バーボン専用:ジャパニーズウイスキー専用のおつまみを其々入れるとともに、ウイスキー用のコルクコースターも同封しています。
コースターには、スコットランド民謡(オールド・ラング・サイン(AULD LANG SYNE))の歌詞の一部、「友よ、古き昔のために、親愛のこの一杯を飲み干そうではないか。」という部分を抜粋してプリントしています。
※マッサンなどでも流れていたそうです。
◆商品説明
< スコッチウイスキー(ハイランド・スペイサイド系)専用:燻製ドライフルーツ >
ドライフルーツは甘み、旨み、香りが強い為、もともと強いお酒に相性が良いです。それを更にスコッチという個性の強いお酒への相性に合わせる為に、桜をベースにした7種類のフルーツ用オリジナルチップで燻製をしました。
150℃もの高温で燻すことでウィスキーに負けない強い燻製香と酸味とほろ苦さを大切に燻しました。
燻した後3日間ほど寝かせることで表面に強く付けた燻製香が、しっかりと浸透し香ばしく複雑な旨味に変わり完成となります。
パッケージのまま一カ月間ほど寝かせてもさらにまろやかになり美味しくなる姿は、まさにウィスキーの樽の熟成を彷彿させます。
トルコ産ドライいちじく、フィリピン産ドライマンゴー、アメリカ産クランベリー、アメリカ産プルーンの4種類それぞれの酸味、甘み、香りの違いがしっかりと際立っており、バリエーションを楽しめます。
< バーボンウイスキー専用:燻製メープルナッツ >
素焼きのナッツを温度の高い燻製(熱燻)する事で、ナッツ自体の甘みとコクを引き出します。使用するチップは桜をベースにした7種類のオリジナルチップ。
ナッツに絡めてローストするメープルシロップも燻製しています。
カナダ産の上質なメープルをこちらは低温で一晩じっくり時間をかけて燻す事で、メープルにコクと深みを与えます。使用するチップは白樺と桜の配合ブレンド。
それぞれの煙を纏わせたナッツとメープルシロップを絡ませて更にローストする事で、メープルがキャラメリゼされ、苦みと香ばしさが生まれます。
甘さがしまって全体が混然一体とまとまり、薫り高く、甘みとほろ苦さがある、コクの深い燻製メープルローストナッツが生まれます。
< ジャパニーズウイスキー専用:燻製クリスプブレッド >
クリスプブレッドは薄い板状にしたクラッカーのような乾パンで、500年前から北欧で愛されてきた長期保存を目的とした主食です。
一般的にはライ麦全粒粉、塩、水に酵母などで発酵させ口当たりを軽く作られます。
今回作ったクリスプブレッドは、北海道江別産の小麦全粒粉と強力粉をベースに8種類の穀物、4種類の砕いた燻製ナッツ、そして燻製エキストラバージンオリーブオイルを練りこみ、燻製メープルシロップを塗り高温で焼き上げました。
混ぜ込む、ナッツやエキストラバージンオリーブオイル、そして塗っているメープルシロップがそれぞれの温度で燻しております。
軽い口当たりを表現し、ほんのり香る芳ばしい燻製香と強い穀物感は、ウィスキーのお供としてどちらか単体としてではなく、クリスプブレッドもウィスキーも美味しく感じるバランスを大切に焼き上げました。
◆有名バーのバーテンダー様の声
<スコッチ専用燻製ドライフルーツ> ~Bar Vespa 神吉さん~
ドライフルーツを高温で燻製したことによってうまれた強い甘み、ほろ苦さと強い燻製感がハイランドタイプのスコッチに合いますね。
個人的には、フルーツの良さをより合わせていける、樽に特徴があるスコッチが良いのではと思います。
シェリー樽の特徴がでたマッカラン や オロロソ樽のグレンドロナック などに合わせたいですね。
<バーボン専用燻製メープルナッツ> ~ミズナラカスク 水楢佳寿久 篠崎さん~
この燻製メープルナッツは正直幅広くバーボンに合いますね。 いや幅広いウィスキーに合わせることができるのではないでしょうか。
このナッツはメープルやキャラメルのような上品な甘み、そして薫香があります。 実はメープルを採用しているバーボンもあるくらいですから合わないはずがありませんね。
数あるバーボンの中、私が現地に赴いた経験の結果、ウッドフォードリザーブをお薦めいたします。
<ジャパニーズウイスキー専用燻製クリスプブレッド> ~bar Algernon Sinfonia 小栗さん~
燻製クリスプブレッドは、噛んでいるとじわじわ美味しさを感じる。派手さはないですが、ずっと口の中に残る色々な麦の味わい、ほんのりするメープルの甘さが、スムースで優しいジャパニーズウイスキーに合うと思います。
燻製クリスプブレッドに合わせるのは「山崎」が良いと思います。
クセながく、素朴な甘さのある山崎は、まさにクリスプブレッドの素朴だけどしっかり甘み、旨みと相性が良く、山崎の持つほのかなスモーキーさも、クリスプブレッドの香ばしい燻製香との相性が良いと思います。
◆造り手
北海道札幌で燻製料理のトップを走る料理人、長井恒輔氏がドライフルーツの燻製を手掛けてくれています。
日本料理の技能コンクールで2年連続優秀賞を獲得し、燻製調味料で国際的な品評会で2つ星を獲得する実績を持つ料理人。
若手燻製料理人のホープとして、北の燻製王子と呼ばれています。
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