◆商品への想い
ウイスキーはおつまみなしで楽しめるもの、楽しむものとお考えの方もいらっしゃると思います。
ですが私は、お酒と共に食べ物も好きな人間ですので、お酒にどうしてもつまみが欲しくなります。
ウイスキーはしっかりと向き合って飲む事の多いお酒だと思います。だからこそ、ウイスキーをより美味しく楽しめる、酒だけでなくほっと一息つくつまみも真剣にウイスキーに合わせて作ってみたいと思い、この商品を作りました。
正直、商品開発には2年の歳月をかけ、試食などのご協力を頂いたバーテンダー様にもかなり沢山のご相談をさせて頂き、ウイスキー好きに楽しんで頂ける商品ができたのではないかと思っております。
晩酌には勿論、ウイスキー好きの方へのプレゼントに、是非お試しいただければ幸いです。
◆ハイランド・スペイサイド系スコッチ・ウイスキーとは
スコッチウイスキーをひとまとめに語る事はほぼ不可能です。
アイラ/アイランズ/スペイサイド/ハイランド/ローランド/キャンベルタウンと6つの地域に分かれ、100を超える蒸留所があり、1000種以上のウイスキーが作れています。
アイラ、島もの などと呼ばれるタイプは スモーキー、強いピート香、潮の香りが特徴で、その強烈な匂いや風味を拒絶する方も多いですが、だんだん好きになり、強烈なファンも多いです。
スペイサイド・ハイランド系のタイプは、フルーティーでバランスがよく、若干落ち着いた傾向があり、口当たりの良い仕上がりです。多彩な蒸留所があり、一概には言えないですが、優しく穏やか、飲みやすいスコッチウイスキーといえると思います。
◆有名バーのバーテンダー様の声
~Bar Vespa 神吉さん~
ドライフルーツを高温で燻製したことによってうまれた強い甘み、ほろ苦さと強い燻製感がハイランドタイプのスコッチに合いますね。
個人的には、フルーツの良さをより合わせていける、樽に特徴があるスコッチが良いのではと思います。
シェリー樽の特徴がでたマッカラン や オロロソ樽のグレンドロナック などに合わせたいですね。
~ミズナラカスク 水楢佳寿久 篠崎さん~
スペイサイド産、特にシェリー樽で熟成されたウィスキーにはエレガントで甘美な風味があります。
ほどよく燻製されたドライフルーツの風味にも相性が良いと思います。
グレンドロナック18年などは、18年という長期熟成から生まれる豊かで複雑な熟成味、調和がとれた旨味や甘みがドライフルーツの持つ本来の酸味と 相まって良いハーモニーを生み出します。
~bar Algernon Sinfonia 小栗さん~
ドライフルーツの甘み、程よい燻製感が、ハイランド産の穏やかな味わい、香りに合うと思います。
ドライフルーツを燻製した事で甘みが強く出るとともにねっとりとした食感が出ていますので、甘みに合わせて塩気を感じられるウイスキーを合わせても良いですし、逆にスモークとねっとり感に合わせてオイリーで甘みのあるウイスキーを合わせても良いと思います。
◆商品説明
ドライフルーツは甘み、旨み、香りが強い為、もともと強いお酒に相性が良いです。それを更にスコッチという個性の強いお酒への相性に合わせる為に、桜をベースにした7種類のフルーツ用オリジナルチップで燻製をしました。
150℃もの高温で燻すことでウィスキーに負けない強い燻製香と酸味とほろ苦さを大切に燻しました。
燻した後3日間ほど寝かせることで表面に強く付けた燻製香が、しっかりと浸透し香ばしく複雑な旨味に変わり完成となります。
パッケージのまま一カ月間ほど寝かせてもさらにまろやかになり美味しくなる姿は、まさにウィスキーの樽の熟成を彷彿させます。
トルコ産ドライいちじく、フィリピン産ドライマンゴー、アメリカ産クランベリー、アメリカ産プルーンの4種類それぞれの酸味、甘み、香りの違いがしっかりと際立っており、バリエーションを楽しめます。
◆造り手
北海道札幌で燻製料理のトップを走る料理人、長井恒輔氏がドライフルーツの燻製を手掛けてくれています。
日本料理の技能コンクールで2年連続優秀賞を獲得し、燻製調味料で国際的な品評会で2つ星を獲得する実績を持つ料理人。
若手燻製料理人のホープとして、北の燻製王子と呼ばれています。
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