伝統的な製造方法
ルカディル社では、収穫後すぐに果実の選別を行っています。(8月中旬〜9月頃)
糖分値と見た目が選別の基準となります。
選別を行った後、丁寧に洗浄し、等級分けを行います。
乾燥工程はその後、ルカディル氏が1970年代に設計し、特許を取得した特別な乾燥機を使って行われます。同種類の乾燥機はその後世界中で使用されるようになり、他国ではデーツ、トロピカルフルーツ、バニラの乾燥に使用されるようになりました。
ルカディル社では完璧な温度管理をしているので、理想的な水分値を実現しています。
プルーンは一定の温度でゆっくりと乾燥を進ませることで、その香りと栄養価を保つことが出来ます。
加水技術
とても柔らかいプルーンを乾燥後、熱水に浸すことで再加水を行います。
ルガディル社の高い加水技術は、少量加工も可能です。
加水機はオーガニック製造と通常製造、それぞれ終了する度に必ず洗浄を実施します。
この加水工程が完璧に行われることで、その後のカビ発生などを防ぐことが出来ます。
ルガディル社では、より生の果実に近い、フレッシュな状態でお客様にお届けする事を大事にしています。
そのため保存料は一切使用しておりません。
全てのプルーンは殺菌工程を経ており、保存料(ソルビン酸)を使用せずに、自然の香りを一年間お楽しみ頂けます。
また直近で収穫されたプルーンのみを使用することを保証しています。
品質とトレーサビリティ
ルガディル社のアジャンプルーンは、IGP(Indication Geographical Protection /保護指定地域表示)認証を取得しています。
これはアジャンで育ったエンテプラムと呼ばれる品種のプルーンのみを使用し、その後の加工・種抜き工程も全てアジャンで行われていることを示します。
そのためルガディル社では、原料のプルーンの木から顧客倉庫への配送に至るまでの間、厳しいトレーサビリティに取り組んでいます。
お客様に確実に良いものだけをお届けするために、HACCPプログラムを導入し、厳格な品質管理を行っています。全工程、乾燥・再加水・人の手による種抜き・包装工程において、高い基準での管理を行っています。
また果実の品質確認のため、外部検査機関二社への委託も実施しています。