◆小島屋のドライフルーツチョコレートの特徴
チョコレートの中にドライフルーツが入っている というチョコレート菓子、最近 デパートなどで売られているのを見かけると思います。
私はチョコレートもドライフルーツも好きなので 見つけると買うのですが、 その多くが、中に入っているのがドライフルーツではないんです。
パッケージの表現ではドライフルーツになっているのですが、実際は ドライフルーツを煮詰めたようなジャムであったり、グミ状の物にチョコレートがコーティングされていて、ドライフルーツの味がしないんです。
ちゃんとドライフルーツもチョコレートもどっちも美味しい。
そんな商品を作ってみたい。
そー思ったのが、今回の商品を作ったきっかけです。
ドライフルーツは 丸のままのドライフルーツをしっかりと使いドライフルーツの味がしっかりとして、 チョコレートと合わさる事で新しい美味しさになる。
ドライフルーツ専門店としてのこだわりをもった そんなチョコレート菓子を作りたかったのです♪
なので商品名は
「チョコレートドライフルーツ」ではなく
<ドライフルーツのチョコレート>なんです(笑)
◆ポイント
1: チョコレート会社は職人気質!
創業50年 チョコレート一筋
「全ての製品は、自分の目で確認してから消費者の方々へ提供する」というのをモットーにされており、 今でも社長さんが朝から工場にはいって チョコレートを作り続ける という、 すさまじく職人気質の会社さんです。
2: チョコレートは薄がけ、更に・・・!
まず、繊細な杏の味を生かすため、チョコレートは薄くコーティングする
<< 薄がけ >>
という方法をとっています。
更に、一般的にチョコレート菓子って表面がツヤツヤしていると思うのですが、あれは最後にコーティングとして光沢材を使うのですが、このアプリコットだけには使用をしていません!
理由は、コーティングをしない方が、アプリコットの柔らかい食感がそのまま活きるので、とにかく食感が抜群に良くなるからです!
見た目では、光沢・厚がけの方が良いのですが、見た目より味をとっています!
3: チョコレートの配合
今回使用しているチョコレート 因みにクーベルチュールではありません。 クーベルチュールでも試作を行ったのですが チョコレートの味が強くなりすぎて ドライフルーツの味を殺してしまうんです。 なので、中のドライフルーツの味が ちゃんと生きるような そんなカカオバターとカカオマスの配合をした チョコレートを使用しています。
4: 製造には1日がかり!
今回チョコレートをドライフルーツにコーティングする際に 使用する機材は「レボパン」という機械を使っています。
このレボパンは、職人の経験と勘が非常に重要な難しい機械です。
機械の中に、ドライフルーツを入れる
1:チョコレートを流し込んで、機械を回す。
2:適度な所でとめて、チョコを乾かせる。
1と2の工程を何度も繰り返す事で、 ドライフルーツに何層ものチョコレートコーティングをしていきます。
この作業はほぼ1日がかり!
チョコレートの投入タイミングも難しい為、熟練の職人さんがつきっきりで行わないと出来ない、だから、美味しいチョコレート菓子ができるんです。
◆ドライアプリコットについて
地中海性気候が杏の育成には最も良い気候とされています。 米国カリフォルニア州は地中海性気候で、世界的に有名な杏の産地です。 その中でもホリスター地区という杏の有名な産地のアンズを仕入れております。
農園オーナーのマリーさん、マーク社長が丹精こめて育てた杏をどうぞ^^
カリフォルニア杏は風味が高く、甘みと酸味のバランスが非常に良い杏です^^ 「EXファンシー」はその中でも高品質なグレードの杏になります。 最高の産地のとっても美味しい杏です♪
◆味
カルフォルニア産の高品質なアプリコットの香り、甘さ、そしてバランスの良い酸味が、チョコレートの中でもしっかりと生きています!!
薄がけのチョコレートが、アプリコットの味わいを打ち消さない程度にやさしい甘さを加えてくれていて、これは抜群に美味しいです♪
食感はまさにアプリコットそのもの。
光沢をしていないチョコレートコーティングは、食感が優しくソフトなんです。
杏のねっとりし、噛むとショリっとする食感を、口どけしやすいチョコレートが優しく包む、そんな最高の食感です。
コーヒーや紅茶、白ワインやシャンパンとの相性がとても良いと思います。
|